自由民主党が成立したのは1955年(昭和30年)
日本民主党と自由党という保守政党が合同して成立した。
これを55年体制というのだが、70年の時を経てこの政党はもはや保守としての矜持を失った。
ただただ権力を維持したいがための政党に成り下がった気がする。
20年以上前からパーティ券を利用した裏金作りに励んでいたわけだが、いまだに事の顛末が明らかにならない。
汚れていない生きのいい若手から刷新運動が出て来ても良いのだがそんな動きも無い。
(そんな動きがあればまだ救いがあるのだが)
そこでかなり汚れている執行部が汚れ切った安倍派の幹部を処分するのだという。
ところがヘビの生殺しのように煮え切らない処分のやり方だ。
こんな状況ではズルズルと9月まで岸田政権が続きそうな気がする。
有権者は選挙のたびに自分の判断で投票したらよい。
もはや保守だリベラルだとイデオロギーに縛られて投票する時代でもない。
ポイントはただ一つ。
今の政権で自分たちの生活が暮らしやすくなっているかどうかだ。
生活が楽になったというのであればYESだ。
暮らしにくくなっていれば、NOを突き付ければよい。
政治は難しくてわからない、だから投票にもいかない、というのは考えが浅い。
もしくは「習慣だから自民党にいれる」という人も同様。
自分の暮らしぶりを基準に考えれば実に簡単な話なのだ。