とうとう日本の財政赤字は1000兆円を超えた。
対外純資産が世界一で家計金融資産が2千兆円の金持ち国だから今のところ何とかなっている。
そんな状況で、岸田政権は防衛費を倍増すると言い出して5兆円レベルから10兆円に増やすという。
もう完全にたがが外れてしまった。
個人の家計と国の財政は違うというが基本は一緒だ。
収入もないのに過大な借金をした個人は、「借金取り」というトリに追いかけられる。
防衛費を増税でまかなうという考え自体ふざけているが、国債でというのも同じだ。
「目糞鼻糞を笑う」、「蝙蝠が燕を笑う」たぐいだ。
(蝙蝠はなんと哺乳類なのだ)
国だって返せないような借金を抱えたら、最後は国民に塗炭の苦しみを味合わせるということを考えないのか?
なんとも無責任極まる連中だ。
社会保障を消費税で賄うという考えは支持できる。
しかし安倍政権は、増税分をそっくり法人税の減税に充てた。何たる二枚舌。
今頃閻魔様に舌を抜かれているのでは心配している。
岸田政権も「防衛費の倍増」を「バイデン大統領のお土産」と考えているようでは先は長くない。
しかも役に立たないポンコツ武器を買うようだ。