Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

リメンバー昭和

2024-02-12 00:02:00 | その他
私みたいにむかーしのドラマを観てるうちインスパイアされたんじゃないの?!
っていうのが最近の人気ドラマ「不適切にもほどがある」だ。

😄😄😁😁

ほんと😱昔のドラマって今から思うと不適切な表現満載で、「コンプライアンス」ってものがまだゆるーやかで、当時を知ってる私のような年寄りでも、「あらまあ」と思うことばっかりだ。
BS12で、この間まで再放送していた
「隣の芝生」。
嫁 瀬戸朝香、姑 泉ピン子。

何度もリメイクされて、1番最近のものが再放送されてはいたが、息子夫婦が苦労してやっとこぎつけた新築の家に姑が転がり込むは、その姑がその家で茶道教室の看板あげて教室ひらくは、
反旗を翻す嫁に夫は「お袋に逆らうのか!!」と、暴力をふるうわ…、もう毎回吃驚する様な事態が当然のように繰り広げられて面白くって仕方がなかった。

😆😆😆😆

前の記事で書いた「思い出づくり」にしたって、女の子が住んでいるのは簡単に鍵を開けられちゃうような凄いボロアパートだし、(若者の部屋がマンションになるのはその後10年くらいたってトレンディドラマというのがでてきてから)何度も男に付け回されたり、留守中に部屋に入り込まれたり職場に不信な電話かけられたりしてるのに警察沙汰にならない。揉め事になって怒鳴り合いから暴力…みたいになってやっと近所の人が警察を呼ぶが、被害者である主人公が自ら「なんでもない」と言ってしまうし。
まだストーカーという言葉のない時代だ。

😅😅😅😅

「ありがとう」に至っては、周りの同僚みんな近くに(ほとんど隣近所)住んで、
出てくる家族がみんな良い人でそれがほんとにほっこりするのだけど、
なんの脈略も無いところで突然歌い出す。
「不適切~」なんかそこのところパクって
(という表現は良くないかな…採用して…ってとこかな)るかな〜。脚本家も、やっぱ面白〜って、思ったんだろうね。

😁😁😁😁

BS松竹東急ってチャンネルで、むかーしの、あの片岡仁左衛門さんがまだ片岡孝夫だった頃の「眠狂四郎」のドラマを再放送しているんだけど、これこそ地上波で「オッパイ」が出て来るんだよねー!
あの「時間ですよ」と同じ頃だもんね😁

笑っちゃうなー。
今のテレビ界、再放送色々 古いのやってくれて、それが現代の脚本家にインスピレーション与えてると思うわ!
ホントに面白い。昭和のドラマって!

写真は、成人式の振袖姿の従姉妹と私。バックのアラン・ドロンのポスターはおばの趣味。
今から42年前。1981年。「思い出づくり」の主人公達は私たちの少し先輩。
そして「不適切~」に出てくる高校生は私達の妹くらいかな。

ドラマのテーマはいつも「結婚」

2024-02-09 23:01:00 | その他
最近、ちょっとマイナーなBSのチャンネルでよく昔ーしのドラマをやっているので懐かしく観ている。

昔ーし、むかーし…それこそ50年前のものから、40年前くらいの。
「ありがとう」のシリーズとか、「思い出づくり」などである。
この頃のドラマはテンポもゆったりで、ほっこりする。
「思い出づくり」などは、私自身の年代にジャストなので映る街の風景なども超懐かしいし、時代感覚も、まさに「そう、そうだったよねー」という感じ。

🤫🤫🤫🤫

遡ること小津安次郎監督の映画なんかもそうだけど、あの時代(終戦後)からずっと、女性を描いたストーリーのテーマはみんな「結婚」なんだよね。主人公が若く美しく
そろそろ結婚適齢期(最近は聞いたことのないことばだね)を逸してしまうくらいの年頃。だいたい24~25歳…といったところかな。25を過ぎると「売れ残り」「クリスマスケーキ」とか言われたもんよ。

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周囲からは、よるとさわると「結婚、結婚」と言われる。
確かに、私の若い頃は、ほぼ「結婚」
しか女性の生きていく道は無かった。まあ、全くなかった訳では無いが、そんな規則も無いのに会社は結婚したら退職するもの…と、なんとなく周囲の空気は決まっていたし、居ずらかった。
自立心があり、しっかりとした
目標を持った人なら教師とか、医者とか看護婦など目指すこともあったが、そういった専門職でもなかったら大抵みんなとりあえず就職して「結婚」、そして家庭に入り、子供を産んだ。なんの疑問もなかった。そういうものだった。そういうものしかなかったんだ。



🤰🤰🤱🤱

昔のドラマを見ていると、「昭和の女性」
というのが浮き彫りになっている。親は親自身も「それが当たり前」の時代の人達だったし、世間てい…というものがあったし、他にやれそうなことも無かったし…。
そう、他に選択肢が無かったんだよね。
ドラマの中でもそうだけど平凡な女性の仕事は接客業、または製造業、あるいはOL(オフィスレディ-と言っても、お茶くみとかコピー取るとか雑用も含む)などで、今のように第1線で働ける場などなかった。
今は、営業職でもなんでも女の人多いよね。外に出て、顧客と直接渡り合うようなことも、女性一人でやってくる。

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若い人が結婚しなくなり、女性は子供を産まなくなる。それは当然だと思う。
これまでは、それしか選択肢がなかったから大多数はそのように自然に従った。

自分で稼いで一生食べて行ける道が他にあったら、それが選択肢としてあったら、結婚したいと心から思わないかぎり「結婚」なんて選ばなくていいんだ。

😁😁😆😆

「思い出づくり」の結末は、結局、「結婚」で幸せになるように出来ている。
そして子供を産んで、母になり娘達は1人前になりました…みたいな結末。

👰‍♀️👰‍♀️👰👰

バカにするんじゃないわよ!ね。
本当にそうなんだろうか…?

確かに、人は自分がその立場になってみなけりゃ分からない。
結婚し、出産し、助けてもらって、生まれて初めて「母のありがたさ」というものが分かり、子育ての大変さが分かり、親の気持ちが分かり、家族ってものがわかったりする。「なんだかんだ言って、それが大人になるってことだ。それが、現実だ。」と、ドラマの中で佐藤慶演じる父親が福島弁で娘を諭す台詞が思い出される。

でも、ものすごく上手くいっている人なら
テレビのコマーシャルなんかで持ち上げるように「家族」「絆」なんか言って、感動を与えたりもするかもしれないけど、そんなん、そうそう本当にある?みんなそんなに深く家族の絆深いの?大切にしてるの?

ドラマの中でも、このお父さんが浮気をしてお母さんが東京の娘の所に家出してきたりしてる。姑として、息子の嫁との確執も描かれている。

現実的にも、テレビ番組のネタにはならない家族の方が世間的には、大多数なんじゃないの?

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若い人の未婚、少子化がこれほどまでに進んでいることが、誰も口にしない現実を表しているのではないの?
分かっちゃったんだよ、「結婚」や「子育て」が、ほんとに個人的なメリットがあるかどうかが。
それは給付金や、子育て支援なんかじゃ補いきれないくらいのデメリットってことが。相当の安定が確保できなきゃ「結婚」
に踏み切れないし、子供なんて作れない。

🙅🙅🙅🙅

でも、この昔のドラマが「昭和」の女性を描いているな、安定よりも情熱を選ぶ、情熱があってこその「苦労も問わない」みたいな。心意気。

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私の姪達の結婚したヤツらの、安定した職業の旦那の顔を見るとみーんな「病院食みたいな」大人しー顔した男ばかりよ。
結婚するのはそういう男を選ぶ女たちよ。
1番に「安定」ね。
それこそ私たちが反抗した私たちの親世代にとって理想的なタイプ。今の子達は、賢いんだな〜。
私らは、子供っぽかったんだかね〜。
子供らは私たち親の犯した過ちの二の舞を踏まないように学んで育ったんだね。

🚢🚢🚢🚢

「タイタニック」という映画があった。

これから親の言いなりで無理やり「結婚」
させられることになっている主人公が、この事故後人生を実に、いかに充実して生きたかをが描かれている。
これは1997年公開。
思い出づくりは、1981年のドラマ。


女性が生き方に選択肢があることに気づき始め、考え出す事になる時代まで15年以上かかってるってこと?!

😵‍💫😵‍💫😵‍💫😵‍💫


今は全てを手にすることもできる時代となった。
結婚も子供も、キャリアも!
夫と平等に家事.育児を分担し、存分にキャリアも手に入れる。
それでもそれはかなりの個人的努力と周囲の人達の協力が必要だ。
なんとか  なるんだろうか…今国としてこれから少子化を何とかして少しでも阻止しようと思うのなら、どうしたらいいか?パンドラの箱を開けてしまった女性を今更昔に戻す訳にはいかないんだから。



写真は私のお雛様。亡き母のて作りの木目込み人形。

夏の着物 其の4

2023-09-01 03:56:00 | その他
30年以上押し入れの衣装ケースの中で眠っていた浴衣の反物。
表面に黄色い点々とした染みが浮き出て、「コレはもう、なにかリメイクに使うしかないかも」と思っていた。
検索してみると「浴衣の染みは酸素系漂白剤で綺麗になる」とある。
そうか、この際洗ってみるか!と洗ってみると…なんと見事に綺麗になった。
生乾きのうちにピシッとアイロンをかけてまた巻き直した。



それにしてもこの柄はなんだろう?誰が誰からもらったものか?はたまた買ったものなのか?すら分からない。
でも、洗う前に中にとじ付けられていたラベルは、浴衣地の銘ブランド「竺仙」さんのものだ。江戸明治から続く超老舗だ。
周りの物知りに聞いてみても分からないので、ええい!この際「竺仙」さんに聞いてみよう。古すぎて分からないかなー?と思いながらも会社のメールアドレスに写真を送ってみる。すると…その日のうちに即答が返ってきた。

以下、返信。

お問い合わせの件でご連絡申し上げました。反物の柄名は歌舞伎役者の坂東玉三郎様のオリジナル反物でございます。以前弊社で制作しておりましたお品物でございます。
三本と六本で格子を表しており判じ物となっております。玉三郎の三で三本線、郎は六を意味し、六本線の格子柄の中に玉と入れて「玉三郎格子柄」でございます。貴重なお品物、折角ですのでお誂え頂ければ幸いでございます。



なんと〜
そうだったのか。
コレは誂えねばならない!
竺仙さんは、お仕立ても承ってらっしゃるそうだ。ドキドキだけど是非お願いしちゃおう
呉服屋さんに行って、採寸してもらって、仕立てるなんて人生で2度目だけど、最初の時は20代の頃、もはや40年も前だ。

予約した日は、奇しくも私の誕生日だった。自分で自分にプレゼント。季節的に考えて、着るのは来年になるだうけど、こんなふうに心躍るのは、この歳になると、滅多にないな。







夏の着物 其の3

2023-08-29 10:44:00 | その他
夏の着物と言えば浴衣。或いは綿や麻などの単物。紗とか絽など透けた素材、化繊の洗える着物なんていうのもある。
夏着物と言えば7、8月と、決まっているそうだが、昨今の陽気では、7、8月に着物を着る気になるなんて、あっぱれ!としか言いようがない。
お盆休みの猛暑日、炎天下、日傘をさして歩く涼しげな着物姿の二人連れを見たが、見た目は確かに涼しげ…素敵だけど…「暑っついだろうなぁ」とは思う。さすがに、30°を超えるとどんな着物でも暑い!

UNIQLOのカットソーのワンピの私は思わず振り向いて見送った。



こう温暖化が進んだ日本では、7、8月だけなんていってたら夏着物を着る機会なんて無い。私は冬場だって着物を着付ける時は冷房かけてるくらいだから。
前回紹介した山崎陽子さんの著書でも、「もう、5月、9月の真夏日も珍しくなく…もう(まだ)浴衣で良いのでは?」と記されている。決まり事にうるさくいう人が居るから着物が着られなくなっていくんだよね。


むかーし(70年代あたりの)のドラマ(「肝っ玉母さん」とか「ありがとう」とか)なんかには、日常を着物で過ごす…近所のお姉さんとかお母さんとかが出てくる。実際、ウチのおばあちゃんも日常生活は着物だった。洋服なんて無かったね。夏は「アッパッパ」というムームー(コレも死語?!要するにストンとしたノースリーブのワンピみたいなものよ)みたいなのを着ていた。

要するに「男はつらいよ」のとらやのおばちゃんみたいなものだ。昔はそんな人がいっぱい居た。
そういえば、今もやってるアニメの「サザエさん」では、お母さんのフネさんは何時も着物だね。波平さんも会社から帰ると着物に着替えてる。あれ、子供達なんかどういう感覚でみんな見てるのだろう?不思議〜?



だいたい着物を着てどこ行くの?という問題がある。ほんとに普段着の着物でも「着物」というだけで周りから「どーしたの?」という目で見られる。
たまには着物だっていいじゃん?と思うのだけど「特別な衣装」と思うのかな?
若い子は「えっ?美容院できつけてきたんですか?」なんて聞く。

なかなか着物を着るチャンスが無いので、ちょっとした食事会や飲み会、観劇、コンサートなど外せない。何を着ていくか?帯揚げの色、帯締めはどれ?襟は?…考えるだけで楽しみだ(自己満足)。
洋服ではこうはいかないね。だいたい60過ぎて、スタイルがもう洋服向きでは無くなってる。萌えない。

しかし、日本の温暖化がこう進んでくると1年のほとんどは単物か浴衣で良いのではないかとすら思う。家で洗えてコストもかからない。気取らず、みんなから浮かずにとけ込める。
私は思う。例えば歌舞伎座なんかも「夏は浴衣で!」なんていうイベントやったらいいんじゃないかと思う。歌舞伎観に行くのは着物を着る絶好の機会なのだが、歌舞伎座は着物だったら「正装」で観にいかなきゃいけない…と思い込んでる人も居るみたいで、「恥ずかし〜私、普段着で観に行っちゃって」なんて言う人が居た。
いいんじゃない〜?だって庶民の遊び・楽しみだし、洋服の人なんてみんなテキトーな恰好で来てるじゃないの!なんで着物だと「正装」なのよ?!
そうは思えども…歌舞伎座に浴衣で行くのはちょっと気が引ける。もちろん綿麻混のの変わり織りの浴衣とか、綿絽とか、絹紅梅で洒落た柄の物…などなどを着物風に着付けたりしたら夏着物と変わらないだろう。でもちょっと敷居が高いな〜。
だからいっそ歌舞伎座が「イベント」として「浴衣でOK!」としてくれたら…と思う。
客席も江戸情緒溢れていいんじゃない?
ついでに役者さんの柄の入った浴衣地も売ったりしちゃったり。
これからの日本の着物は「綿」がキーワード!家で洗えて、1年のほとんどを着られる。私は学校で浴衣の着付けを教えるべきだと思う。そして茶道部みたいに和装部なんかもできたりしてwww。
だって日本人なのに着物着られないって、学校教育の手薄なこと〜!

写真はウチの箪笥に長いこと仕舞われていた名歌舞伎女形 坂東玉三郎様の「玉三郎格子」の浴衣地。それについてはまた今度。

夏の着物 其の2

2023-08-26 10:03:00 | その他
今年突然浴衣に目覚めた私は、既にバイセルで中古の浴衣を購入していた。古着の有松・鳴海絞りの浴衣である。どこの誰が着ていたものか気になるような人にはオススメ出来ないが、寸法が私にピッタリで、柄も好みなら、私は全然こだわらない。なんせ新品で仕立てるとしたらとてもじゃないけど手が出ない代物だ。

しかし、送られてきた物は、目立つ汚れや染みはほとんど気にならないものの…臭いが凄かった。長〜いこと箪笥の中に仕舞われたきりの着物にありがちな独特の臭いである。不思議なんだけど、うちの姑の着物も長い事着られなかった物は同じ臭いがしていた。個人差って無いのかな?着物って基本「洗わない」から、体臭とか汗とかそういうものが関係するんだからそれぞれ違う臭いになりそうなものだけど…。何故か同じ臭いなんだよね。
しばらく部屋に吊るしていても消えない。
消臭剤と一緒にビニール袋に包んで置いても消えない。
浴衣なんだから洗って見ようかな?と思い検索してみると絞りの浴衣は自宅で洗わなきゃダメなんだって。クリーニングに下手に出すと、きっちりプレスされてしまって絞りが台無しになることもあるそうだ。
そういうわけで洗ってみる。すると
全く臭いはなくなった‼️
少し生乾きの時にパンパン伸ばして、形を整えると、スッキリ、新品同様の仕上がりとなった。
「長い事しまわれていたんだね。これからは私と色んなところに出かけようね💕︎」
思わず浴衣に語りかけた。
どこのどなたか存じませんが、背格好が私と同じ女性がいたことに感謝。有難く引き継いで着てゆきますね。
古着をザクザク切ってリメイクする人が多い昨今だけど、本来の着物としてまずは着てあげて欲しい。
着付けなんて今はYouTubeでいくらでも教えてくれるし。着れると楽しいと思うんだけど。
続く。