ドイツのプログレッシブロックバンド、CANの5thアルバム。
前作『Ege Bamyasi』、前々作『Tago Mago』で見られた狂気や混沌性は薄れ、空気のような透明でふわふわとしたサウンドが展開されています。
まるで白昼夢を見ているような、『意識はあるけど肉体は存在しない』そんな不思議な感覚の作品です。
ミニマルなドラム、パーカッションと囁くようなダモ鈴木のボーカルのタイトル曲
「Future Days」
反復されるパーカッション、シンバルに様々な音が乗るプログレッシブロック
「Spray」
様々な楽器や効果音が使われた3分の小品曲
「Moonshake」
19分50秒に及ぶ大作。様々なフレーズ、メロディーそして環境音が一つの映画ように流れてくる傑作。
「Bel Air」
この楽曲の凄いところは約20分という長さを感じさせず、いつの間にか曲が終わっていることです。
【トラックリスト】
1. Future Days
2. Spray
3. Moonshake
4. Bel Air
本作はCANというバンドの最高傑作として扱われ、『Future Days』のタイトルに相応しく進歩的であり、穏やかさ、複雑さ、そして美しさを味わえる名盤となっています。
Future Days
【歌詞】
君がやろうとしていること全てのために君がやろうとしていることは、君が行おうとしている全てなんだ
今夜家に帰るとき
できると思うのかい?
すべてをするために人々から離れることを
僕は家に帰り、君は立ち去る
全ての事と君が行く全ての場所
僕はこの部屋はもう終わりを迎えていると思うけど
どうやって彼らをこの夢から委ねればいいのだろう
もしもの日の為にお金を送って欲しい
未来の日々の為に
君は僕の為に何も持たない方がいい
君は年月の変化を顔に刻んだほうがいい
君は借り物の追跡者の影に隠れる
未来の日々の為に
君はその嘘を広めていて、それを分かっている
君は落下し、首を骨折する
家を壊している時みたいに
一晩自由に過ごして、君は何をしたの?
その壊れそうな家の中で
壊れかけた家を壊し
巻き上がり、壁は破壊される
強風が吹き、君の家を壊し転がし続ける…
僕はこの部屋はもう終わりを迎えていると思うけど
どうやって彼らをこの夢から委ねればいいのだろう
もしもの日の為にお金を送って欲しい
未来の日々の為に
君は僕の為に何も持たない方がいい
君は年月の変化を顔に刻んだほうがいい
君は借り物の追跡者の影に隠れる
未来の日々の為に
そして君が失った夜
君の夢から光が消えて
もしもの日の為にお金を送って欲しい
未来の日々の為に
君は僕の為に何も持たない方がいい
君は年月の変化を顔に刻んだほうがいい
君は借り物の追跡者の影に隠れる
未来の日々の為に
未来の日々の為に
言っているんだ、全ては未来の日々の為だと
僕はこの部屋はもう終わりを迎えていると思うけど
どうやって彼らをこの夢から委ねればいいのだろう
もしもの日の為にお金を送って欲しい
未来の日々の為に
君は僕の為に何も持たない方がいい
君は年月の変化を顔に刻んだほうがいい
君は借り物の追跡者の影に隠れる
未来の日々の為に
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