アメリカのサックス奏者、ジョン・コルトレーンの1961年のアルバム。
本作はマイルスのバンドから離れ独立したあとに録音されたものとなっています。
演奏メンバーは以下の通り。
John Coltrane – soprano saxophone,tenor saxophone
McCoy Tyner – piano
Steve Davis – double bass
Elvin Jones – drums
ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中曲「My Favorite Things」のカヴァーが収録されています。
ソプラノサックスの愛らしいメロディと三拍子のリズムが心地よいコルトレーン屈指の人気曲。
コルトレーンは「My Favorite Things」を録音したすべての曲で一番好きな楽曲と述べており、晩年のフリージャズ志向になってからもよく演奏された楽曲となっています。
My Favorite Things以外にもマッコイ・タイナーのしっとりしたピアノが心地よい「Everytime We Say Goodbye」なども魅力であり、ジョージ・ガーシュウィン作曲のスタンダード「Summertime」では、コルトレーンはテナーサックスに持ち替え、緊張感のある演奏に仕上がっています。また、この曲でエルヴィン・ジョーンズの凄まじいドラミングを聴くことができます。
【トラックリスト】
1. My Favorite Things
2. Everytime We Say Goodbye
3. Summertime
4. But Not For Me
My Favorite Things
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