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日本のロックバンド、フラワー・トラベリン・バンドの2ndアルバム。
SATORI録音時のメンバーは以下の通り。
・山中明(ジョー山中) - ヴォーカル
・石間秀樹–ギター
・上月ジュン –ベース
・和田ジョージ –ドラム
そしてプロデュースに内田裕也が携わっています。
ハードでヘヴィなサウンドに東洋的なメロディが合わさった独自の音楽性。内田裕也の提案により全編英語で歌われています。
当時としては比肩するバンドがいないくらい高い演奏技術と世界レベルのサウンドが展開されています。
全曲凄まじい熱量を持っており、日本人的なアイデアをハードロック/プログレッシブロックに叩き込んだ作品であり後世への影響力が大きいアルバム。
総じて時代を先取りした傑作であり、これを聴かずに死ぬことはできないレベルの大名盤となっています。
【トラックリスト】
1. SATORI PART1
2. SATORI PART2
3. SATORI PART3
4. SATORI PART4
5. SATORI PART5
全曲素晴らしいのですがやっぱり山中明のシャウトが響き渡るPART1が一番。
SATORI PART1
LP高価で日本のロックにまで手が回らずシングル購入でした。
ライブは今はもうない横浜野外音楽堂で観ました。
「自分たちの音はどんな音だ?」という
解答が「SATORI」だと思いますね。
初期の日本のロックに欠かす事の出来ない名盤かと。
個人的には、パート2が好きですね。