The Jimi Hendrix Experienceの3rdアルバム。
これ滅茶苦茶カッコいいです。
エクスペリエンス名義では最後のオリジナルアルバムです。
ジミ・ヘンドリックスは右利き用のギターを逆さまにして構えたり、エフェクターを多用するなど独特のギタープレイが特徴。
また、高い演奏力と表現力によりエレキギターの可能性を押し上げています。
15分にもおよぶハードブルース
『Voodoo Chile』
ボブ・ディランの名曲の名カバー
『All Along the Watchtower』
ラストを飾るジミの代表曲の一つ
『Voodoo Child (Slight Return)』
総評としてハードロック、サイケ、ブルース、ソウル、ファンク、ジャズなどあらゆるジャンルを取込み、それをジミが独自に消化することによって混沌とした世界が生み出されています。
また、All Along the WatchtowerとVoodoo Child (Slight Return)は究極ともいえる完成度を誇りゾクゾクすること間違いなし。
【ジャケットの話】
先行発売されたアメリカ盤のジャケットはジミの顔写真を加工したものですが、イギリス盤では大勢の女性のヌードモデルの写真を使ったものになっています。
また、ジミはこのヌード・ジャケットを嫌悪していました。
(実際、薄気味悪いものであり私も好きではありません。興味があったら調べてみて下さい。)
なお、50周年記念盤ではジミ自身のアイデアの下リンダ・イーストマンが撮影した写真がカラーで使用されています。
これ滅茶苦茶カッコいいです。
当時このジャケットで発売されていたら、もっと評価が上がっていたのかもしれません。
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