プールのプライベートレッスンでは、25メートルのプールを行きは練習、わたしの息が整えるため帰りは歩いて戻る。
栄養価が高いと聞いてクエーカーのオートミールのメイプルシロップ味を買ってみた。初めて食べる。

噂に聞くようなドロドロで気持ち悪いということはない。
ウォーキングの時にトレーナーのハービーとよく話をする。大抵はくだらないバカ話。わたしが「ちょっと聞いてよ!」と怒りをぶちまけることもあれば、愚痴をこぼすこともある。「くるりさん、僕、ヤバいです」とお悩み相談もある。
めったにないけれど、真面目な話もする。昨日はわたしの停滞期の話をした。減量を進めていけば、誰にでも停滞期はある。今までするすると落ちていた体重がビクとも動かなくなって3週間。体が飢餓状態だと認識して代謝を落とし脂肪を溜めこもうとしている。ここでやめてはいけないことはわかっている。停滞期の期間に個人差があることも知っている。それでも安心したくて話してみた。
「体重がビクともしなくなっちゃった」
「どのくらい減りました?」
「6.5から7キロくらいでウロウロしてる」
「停滞期ですね」
「うん」
「くるりさん、ここでやめちゃだめですよ。人によっては食べる量を変えていないのに逆に体重が増えていく人もいますけど、今まで通り続けてください。停滞期の期間は誰にもわかりませんが、いつか脱出します。」
「うん」
「食べる量を減らすのもだめですよ。」
「うん」
「数字に変化はなくても細胞単位の変化は起きてます。ここを乗り切ればまた減り始めますから」
「うん」
「それから思い詰めるのもダメです、減らない減らないで気にし過ぎのストレスが停滞期を長引かせることもあります」
「大丈夫。そんなに神経質にやってないから」
「辛くないですか?」
「うん。運動も食事も辛くない」
「だったら大丈夫ですよ、そのうちまた減り始めます」
「うん」
わたしは人に言われてやるのが嫌い。頑張れと言われても頑張らないし、頑張れない厄介なトレーニーだ。なのでハービーもわたしに頑張れとは言わない。
それでも、言葉の端々に「頑張って!」が散りばめられている。漁師の息子ハービー。大漁旗を振って応援してくれるトレーナーがわたしにはついている。頑張れるぞ。
栄養価が高いと聞いてクエーカーのオートミールのメイプルシロップ味を買ってみた。初めて食べる。
個装になっていて、器にあけたらその袋で分量の牛乳やお水を計ることができる。レンジで2分。。。感想は。見た目が鳥のエサみたい。子供の頃に飼っていたインコがこんなの食べていた。味は甘い、甘すぎる(>.<)


噂に聞くようなドロドロで気持ち悪いということはない。