くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

有休、半日をスポーツクラブで過ごす、が、もう帰る

2020-11-27 12:24:00 | プール&スポーツクラブ
プールにはウォーキングと泳法レッスンで1時間ほどいた。芝生でのパーソナルトレーニングまで1時間半ほどあったのでゆっくりお風呂に浸かり、髪も洗ってこざっぱり、良い香り。

このまま帰っちゃってもよかったなあと思いつつ、そうそう、Hくんに相談があったんだと思い出し芝生へ。

「くるりさん、こんにちはー。今日、何時間いるんですか?昼前から僕より先に来てますよね」

「うん、来てる」

「どうでした?長崎、どこ行ったんですか?ハウステンボス?」

「ハウステンボスなんか行かないよう。軍艦島とか島原とか天草。五島にも行ったよ」

「渋いですねえ」

「始める前にね、話したいことがあったんだ、メモしてきたから、今日は忘れないよ」

メモには『Hくん、発作、種目、肋骨』とある。ざっくりが過ぎる。

9月下旬から続いていた腰痛、関係ないと思っていたのだけれど持病の腰椎分離すべり症の発作だったこと。治ることのない一生付き合う持病なので、発作が起きていないときには自前のコルセット=腹筋背筋を強化しなくてはいけなかったのに、十何年も腰痛がなかったのでそれをすっかり忘れて最近はお尻ばかり鍛えていたけれど、ちょっと腹筋背筋もメニューに入れたい。

とは言え、自分でできることは自分でやるので。マシンで安全に正しくできることは自力で、Hくんにはそれ以外の自分に甘くなってしまう種目をお願いしたい。ついては、今やっているウェイトマシンメニューの見直しときちんと使えているかのチェックをしてほしいと伝えた。

あと、肋骨の締め方。わたしは肋骨が開いているそうだ。

・ヒップアブダクション Hくんの負荷つき
・ヒップリフト、ダブル、シングル
・プランク、ダブル、シングル、Hくんの負荷つき
・ブルガリアンスクワット バーベルの輪っか何キロかは忘れた

※ヒップアブダクション、なんてことのない種目だけれど負荷がつくとなかなか辛い。

※ヒップリフトのシングルレッグはこれまでは片足は膝の高さでやっていたけれど、最近は真っ直ぐ真上に伸ばして突き上げる。これがなかなか難しい。わたしは左右差がかなりある。

※久しぶりのプランク。早々にお腹がぷるぷるする。お尻を締めろだとか、首が下がっているとか、視線はあっちだとか。静かになったなと思ったら人の腰にガンガン負荷をかけてくる。だから、腰は痛いっちゅーの!

※1番苦手なのがこのブルガリアンスクワットの仕上げにする下で細かく上下運動。動きはバスケ部のその場ドリブルに似ている。ずーっとずーっとボールをダムダムするやつ。本当に辛くて遠くを見つめちゃうよ。

「じゃ、最後に肋骨締めましょう。詳しい説明は来週します。今日はやり方だけ」

「わたしの肋骨開いてるの?」

「開ききってます」

「・・・・」

「締めると何かいいことがあるの?」

「呼吸が深くなります。くるりさんは、胸式、いつもこの辺で息してますよ、はあはあって」

わたしの肩、胸辺りを指している。こんなところで息をしているなんて全力疾走後のワンちゃんみたいだ。

「ふーん。ちょっとお手本見せてよ」

「あ、僕できません、苦手なんです、腹式呼吸」

「え?」

「くるりさんと一緒なんです、肩で息しちゃって。あ、でも教えられますよ」

「・・・・」

素人は寝た方がやりやすいらしい。膝を立て、鼻から息を吸い込む、吸い込む。お腹が膨らむまで吸い込む。

吸い込んだら、細く長く息を吐く。と、同時に肋骨を両手で左右から締めていく。手の向きはどうでもいいらしいけれど、できれば骨に沿った方がよいみたい。

わたしの手の上からHくんがグイグイ押してきた。

「ちょっと、ちょっと、痛いんだけど」

「痛いですか?これ難しいんですよ。寝る前でもいいのでやってください。静かなところで集中してやってくださいよ。呼吸は細く長く」

「・・・・・・・・・うん、でも痛い」

「くるりさん、肋骨締めるとウェストが細くなりますよ」

「やる、やるやる!やっちゃう!女の人は呼吸が深くなるっていうよりウェストが細くなるって言った方が食いつくよ」

「そ、そうみたいですね」


さて、今日は十分やったのでもう帰ろう。

ウェイトトレーニング 約40分
ウォーキングマシン 約60分
プール 60分
パーソナルトレーニング 30分