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ピラミダルな高妻山(2353m)の山容だが、その容姿からは想像を超えた厳しい山であった。
登山口からの標高差は 1183m あり、一枚岩のクサリ場を直登したり、トラバースする場所は緊張した。
それに加えて、10kmの歩程距離だが、連続するアップダウンは一向に高度が稼げず体力を消耗させた。
特に、頂上直下の真上に見上げる急登は思わずエ~ッ!と声が出るほどだった。
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糸魚川市を見下ろす雨飾山(1963m)は登山口までマイカーで行けば10kmの歩程距離となる。
標高差は 836m で一カ所下って登る箇所はあるが、ひたすら登り続ける山であった。
この山頂も日本アルプスや日本海まで見渡せる360度の眺望が待ってくれていた。
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笹平(1894m)まで上り詰めてホットしたが、雨飾山頂上はさらにその上にあった。
両山共に真夏日の暑さで、木陰が少ない登山道はかなり厳しい歩きとなった。
多めに持参した水は瞬く間に底をつき、水場での補給を余儀なくされる始末となった。
でも、冷えた天然水は格別な旨さであった。