山岳と野鳥たち

日本百名山などを登ったり、爽やかに囀る鳥達との巡り合いを楽しんでいます

八甲田山 (1584m ・ 日本百名山)

2009-09-30 | 百名山 他
東北山巡りもファイナルラウンドとなり、6座目の八甲田山となった

9月23日 早朝、酢ヶ湯温泉の公共駐車場に着くと数組の登山者達が身支度を整えていた


05:30 取りあえず登山口辺りを撮ってみたが、これが暗くてSSが上がらずブレブレ~!


まあ・まあ、些細なことには目をつぶって・・  06:00 仙人岱から大岳を目指して出発~!


案内板でルートを念入りに再確認することも怠りなく・・


雑木林を抜けると、大きな石が転がる涸れた沢歩きとなった


所々では湯煙が上がっており、温泉の香りが漂うが、湯溜まりは見えない・・


ひとしきり登ると木道に出たが、またもや霧が漂っている・・・


おぉっ!  足湯かな?! っと思ったら水飲み場だった・・  足を突っ込まなくて良かった(笑)
この水はシッカリとペットボトルに入れて持ち帰り~


それから再び、ガレ場を登ると頂上に着いたが、深~い霧の中!!!  強風も吹きつけて気温9℃

避難小屋に下っても、霧は取れずこの調子で終わるのかな~ ッと、思っていると・・・

ジャジャ~ん!  上毛無岱に来ると、突然、目を見張る光景が広がった

途中にある広場のベンチで大の字になって大休憩!
その時、下から上がってきた登山者が “この先に、もっと綺麗な場所がありますよ~”

ウソだろ~! っと、半信半疑で進むと・・・

切り立った長い階段の下には、この世の光景かと思うほどの見事な絶景が広がっていた


階段を下る途中で何度も佇んでは驚嘆した・・   
そして、これを手持ちのコンデジで撮るしか手だてがないことを悔やんだ

霧が多かった東北山巡りも、最後はこんなにビッグなサプライズが用意されていたとは・・

登山口近くに来ると、手前に酢ヶ湯温泉、その先に公共駐車場・・ 標識通りに歩いたが降りた場所は違っていたが・・

11:00 登山口に帰還~!  余力はたっぷりと残っているが・・ どうしよう?! 

岩木山 (1625m ・ 日本百名山)

2009-09-29 | 百名山 他
東北山巡りの5座目は、霧の八幡平から130km余り先の岩手山へ向かうことになった・・
鹿角八幡平ICから東北道に乗り大鰐弘前ICを降りると、大雨が降り出した・・・

岩木山神社登山口から登ろうかと考えていたが、悪天候に気分が乗らず津軽岩木スカイラインへ向かって・・


69カ所のヘアピンカーブを登り切ったリフト駅は、またもや深~い霧の中・・!



近くに登山口が有る筈なので探したが、見つからず・・ 
車で登る途中に「熊に注意!」の看板も有ったことだし・・っと、言い訳をしながらリフトに載ってしまった



リフトを降りると霧は更に深く、ど・どっちに行けばいいんだ~!



全行程は歩きにくい岩だらけの道のりで・・



この頂上では360度の大パノラマが見えるはずだったのに、この霧では何も見える訳がない。。。



・・・で、おぼつかない足取りで岩道を下ることに・・



霧の中から突然人が現れると、ドキッとして・・


またもや、霧の百名山となってしまったが・・

下界に降りて振り返ると綺麗な岩木山の山容を見ることが出来た・・   “あの雲の中にいたのだ~!”

さあ、明日こそは っと、次の山へ・・・ 

八幡平 (1613m ・ 日本百名山)

2009-09-28 | 百名山 他
9月22日 東北山巡りの4座目は深い霧から始まった・・
R23 八幡平アスピーテラインの見返峠付近に差し掛かると中央に白ペンキで書かれた破線が3個しか見えない・・
ドイツのアウトバーンで幾度となく経験した霧深い道を思い出してしまった

当初のプランでは、茶臼口から登って一周する筈ったが、変更して頂上まで車で行くことにした


05:20 着いた駐車場も霧の中



06:10 合羽を着て出発~!



登山道と言うべきか?! ハイキングコースと入った方が的確な石畳の遊歩道を進む



凹地の看板の先に窪みがかすかに見えたが・・・



この池も、手前の水が僅かに見えただけ・・



あっと言う間に、山頂に着いたが展望台に上がっても何も見えず・・



ガマ沼の展望台も同じ~く・・・



陵雲荘も霧の中だ!  
せめて、黒谷地湿原までは行きたいと思っていたが雨粒も混ざりだしてきたので、ここで断念することに

07:20 駐車場に着いたが・・・  さぁ~て、どうする?
楽しみにしていた藤七温泉の露天風呂もこの天気じゃ~ね~?!
しばら~くの間、思案したが、深い霧の中を次の山へと向かうことにした 




岩手山 (2038m ・ 日本百名山)

2009-09-27 | 百名山 他
9月21日 東北山巡りの3座目は標高差1468m、歩程7:30と少しばかり手強い山だ


駐車場から眺める山容は裾野を大きく広げて力強い!  気温は6℃と山登りには快適だった



焼き走り登山口では薄暗い内から登山者が続いていたが、05:40 予定通りに出立~!

1時間半ほど広葉樹林を進み、第二噴出口で凄まじい溶岩流を覗いて・・

火山礫に足を取られながら急坂を一歩一歩、休みながら進むと・・   前方にはガスが。。。



一時間ほどで避難小屋へ着いたが、 トイレは改築中で仮設の厠は○ン○の山だ~!



30分ほど登って振り返ると、避難小屋の彼方には絶景広がっている



最後の急登をクリアーすると外輪山に出た~!   山頂はすぐそこだ!



11:05 山頂~!  天気は良好~!  360度の眺望が出迎えてくれた



雲海に彼方に見える山は何処だろう?  何時までも眺めてたい・・・


っと、思っていても留まるわけにはゆかず 11:35 渋々と踵を返すことに・・・


登りもきつかった火山礫にズボ・ズボッと足を埋まらせながら・・、 富士山を思い出してしまった



その脇には、キク科の多年草 ヤマハハコ(山母子)がこの山にも咲いていた

15:00 無事に下山
急な坂道ばかりを歩き通したが、天気良し、景色良し、ホシガラスも見られて良いこと尽くめの一日だった 

早池峰山 (1917m ・ 日本百名山)

2009-09-26 | 百名山 他
9月20日 東北山巡りの2座目は北上高地にそびえる早池峰山を河原坊登山口から登ることに・・

05:40 次々と登って行くので、後れをとってはと予定より早立ちとなった


道は次第にゴロゴロした岩場が続き始めて・・・



登っても、登っても急峻な岩道が続く・・  振り返るとこんなに登ってきたが・・・



目の前にはまだまだ続く・・・   その上、ガスで先が見えなくなってきて・・



更には大きな一枚岩までも・・



09:10 頂上だ~!   気温は1℃ 濃霧に雨が混ざって強風が吹きつけていた



視界が利かず何も見えないよ~!   注・PCで何とか見えるように処理してみたが・・



下りは別ルートをとってみたが・・  長くて急な鉄バシゴに驚いて、皆んなヘッピリ腰に



この下りも大きな岩だらけで・・   
その時、大きな岩の陰からホシガラスがこちらに向かって飛びだしたので、首をすくめちゃった。。。



やっと、霧の中から脱出すると、紅葉が綺麗だったね~!



っと、連続する岩場歩きを楽しんで小田越登山口に到着!



舗装された林道を30分ほど歩いて、12:45 河原坊登山口へ帰還・・
見上げると山頂は晴れ上がっているではないか。。。 

伊豆沼へ・・

2009-09-26 | 野鳥
蔵王山を早めに切り上げて、宮城川崎ICから築館ICを経由して、130km余り先の伊豆沼へ向かったが・・・

途中、昼食に立ち寄った長者原SAは大混雑でゆっくりと食事をするどころではなかった。。。


まずは、内沼のサンクチュアリーセンターつきだて館に寄ってみて・・



立派な外観だ~!



ここは昆虫館で蝶などの標本が壁一面に飾ってあった



目の前の内沼には羽を痛めて飛べなくなった白鳥やマガンが数羽いて・・



飛べなくなった鳥たち・・・っと、聞いていたが、この程度ならば飛べるようだ・・・



ぐるっと回って、伊豆沼の鳥館へ行ってみたが・・・



ここも立派な建物で、鳥の剥製が数多く飾ってあり、窓際ではスコープで観察出来るようになっていた



大きな伊豆沼の周りをまたまた走り淡水魚館へ行ってみたが、駐車場がガラガラだったので中には入らず・・・

っと、伊豆沼を一周してみたが、鳥の姿は見えず、デジスコも出さず仕舞いで撤収~! 


蔵王山 (1841m ・ 日本百名山)

2009-09-25 | 百名山 他
みちのく一人旅~♪

秋の東北山巡り 初日、時間調整で休憩していた国見SAは夕方から深夜に掛けて大混雑だ・・

9月19日 04:30 そこには、依然として駐車空きを待つ多くのクルマが長い列をなしている・・・恐るべし連休力~!

未明の空には☆が輝いている・・  天気は良さそうだ!  さあ、出発だ!


05:30 刈田岳駐車場は深い霧に覆われ気温は8℃と少々寒い・・
暫く様子を伺うが霧が薄れ始めたので、06:30登ってみることに・・



こんな天気のせいか、登山者は全く見られない・・
登山道脇に咲くウスユキソウを珍しそうに眺めながら幾度も足を止めて・・・

☆ 花博士からヤマハハコでは? っと、ご指摘がありました。
   早速、山野草523種の事典を開いてみたが・・・  載ってないよ~!
   ネットで検索すると・・  有りました~!!
   もう少し、ましな事典を買うようだ 



急な坂を登ると、避難小屋跡があり・・



なだらかな尾根を進むと熊野岳山頂に着いたが、足元は雲海に覆われて景観はない・・
一時間程度の歩きだったが、其処は風が吹きつけ気温は4℃と寒~い!



復路はロバの耳コースに向かったが、通行禁止で“御釜”へ下った



刈田岳(1758m)から望む熊野岳は一風変わった山容だ・・



計画ではここから登る筈だったが濃霧で諦めた大黒天登山口
ここの左にある広い駐車場にはクルマは一台も止まっていなかった

これと言って他に見るところもないので、次のお楽しみの場所へクルマを走らせた 

アオスジアゲハ (青筋揚羽)

2009-09-17 | 蝶 昆虫
おっ! 目の前を青いブーメランが飛んでいった・・
両翼を全開して飛ぶ姿は、鮮やかで、目を見張るようなブルーだ!

これは撮らなければと目で追うが、なかなか止まってはくれない・・


水路に降りて吸水し始めたが、今度は羽を畳んだままだ・・  
静かに待ってみたが、スーッと飛び去ってしまい、その綺麗な全開翼を撮ることは出来なかった 

オナガ だって~♪

2009-09-16 | 野鳥
地上に立てば・・  背筋をピ~ンっと張って逞しいだろう!!!    っと、聞こえてくる・・・




長い尾羽を小脇に畳み込んで、まるで侍が脇差を左腰に差しているような小粋な立ち姿だ

こ・これは決して剥製の置物じゃ~ないんだぞ~!! 


デジスコならではの・・・

2009-09-15 | 野鳥
スタンスで撮ると、デジ眼とは一味違った世界が広がってくる・・

などと、言い訳をするでないが、また、カワセミを撮っている。。。



足元の錆びた鉄条網は気に入らないが、この雛にとってはどうでも良いこと・・
それを補う為に、カメラのポジションを微動して背景に微妙な濃淡を選んだら、狙い通りに仕上がった

今日は生憎と天気予報が当たって、曇天時々小雨となってしまって・・