山岳と野鳥たち

日本百名山などを登ったり、爽やかに囀る鳥達との巡り合いを楽しんでいます

公園では・・

2011-08-31 | 蝶 昆虫
8月28日 朝夕はいくらか涼しくなってきて、車の中は22.8℃だった

この時期、鳥は夏枯れで姿を見せないので、昆虫撮りとなる


水路に居着いている、夏場に姿を見せるハグロトンボ

☆これに良く似たアオハダトンボは数が少なく、5~6月に現れる



葉っぱの付け根に産卵するの? 



この羽根の輝きがたまらないねぇ~ 



微動だにせず、裏羽を見せないヤマトシジミ



お食事に夢中のヒョウモンチョウ



擬態して獲物を待つカマキリ   何を待っているのかな?



っと、そこへやってきたホシホウジャク 



これは見っけものだ!



うむ!?  こやつなかなか手強いぞ!! 

かくして、ホシホウジャク撮りにハマッてしまったのである    

明日は105mm マクロを持ってこようっと! 

河川敷のお花畑

2011-08-30 | 蝶 昆虫
8月26日 久々に晴れ間が見られたのでお花畑を散策


用水路にはアオハダトンボが



いや、ハグロトンボかなぁ~?



お花畑はまだ、ほんの少ししか花は咲いていない



キアゲハが時折やってくる



花が少ないので探すのが大変だ



ヒメアカタテハも見られる



この花にベニシジミは似合わない



暑くて引き上げると用水路にはアオハダトンボが舞っている



我が家の網戸ではセミがミ~ン・ミ~ンっとうるさいこと

暫くの間、撮り置き分を載せることにしよう 

北アルプスの山旅  10/10

2011-08-29 | 百名山 他
今回の山旅のオリジナルプランは猿倉~大雪渓~白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~唐松岳~八方尾根だった

ところが、天候が良くないと予想されたので、岩場にクサリ場、ハシゴなどの悪路がある長丁場の天狗の大下りや

不帰キレットを歩くのは難しいと判断し、ルートを白馬鑓ヶ岳から鑓温泉へと変更した

当日の天気は下界は晴れていたが、尾根では雨、霧に加えて体を風上に曲げて歩くほどの強風に見舞われた

ルートを変えたのは正しい選択だった   冒険には危険が伴うが、いかに回避するか見極めも重要な事だ

そんな訳で、重いデジ眼は一度も使う機会が無く、全てコンデジで済ませてしまった

そこで、栂池自然園で鳥や蝶を撮ろうと行ったのだが・・・


ヒカゲチョウが群がっている・・



これは期待できるぞ!  っと、思ったものの



何処に行ってもヒカゲチョウばかりで他の蝶は見当たらない 



鳥はと言えば、ホシガラスが一度だけ遠くを飛んでいただけと寂しい限り 



上りのロープウエイでガイドさんが珍しいオオシラビソの実が眼下に見えています   と、話していたが



園内に入ると手が届く距離に何処にでも見られる



白馬地方ではオオシラビソを「栂」と呼ぶので、「栂池」や「栂の森」と言うようだ

別名はアオモリトドマツで、毎年、紫色の実を付けるわけではないが、今年は豊作らしい

松毬にはならず、芯が残って周りの実が散るとガイドさんが言っていた

これにて、北アルプスの山旅はオシマイ   次回は八方尾根から唐松岳を目指そう 


今日も、朝の涼しいうちにホシホウジャクに挑戦して、673コマも撮ってしまった    どうしよう?! 

北アルプスの山旅  9/10

2011-08-28 | 百名山 他
栂池自然園の花たち


ゴンドラリフトを降りて栂池ロープウエイに向かう道には何やら怪しげな樹が

☆ ブナなどの樹幹に着地する地衣類で「サルオガセ」   以前どこかで見たのだが・・・



湿原にポツンと立っている   ☆ サラシナショウマ



毒々しい色だったなぁ~   ☆ クルマユリ



ナニコレ? 花?   ☆ オヤマボクチ



ポツポツと雨が降り始めたが   ☆ 白い花はノリウツギ



オオシラビソのマツボックリを撮り始めると青空に



サンカヨウの実ですね  

甘酸っぱく食べられる  山に生えるハスの葉(荷葉)に似た植物なので山荷葉と載っていました 


?   ☆ ミヤマトリカブト



赤い実も ?   ☆ 赤い実が瓢箪の形のオオヒョウタンボク



☆ カラマツソウ



☆ シラネニンジン



☆ ミヤマアキノリンソウ



☆ ゴマナ



☆ ウラジロナナカマドの青い実



☆ ヤマハハコ



☆ 中央から左の茎がガクガク曲がっているオオバタケシマン

☆ 中央の風船のような蕾をつけたツルニンジン = この花を見てみたいなぁ~




・・・っと撮ってみたが、図鑑を開いても分からな~い!! 

っと、嘆いていると、早速、☆花博士から“指導”が届いて花名を追加することが出来た

毎度のことながらお手を煩わせてしまった 

因みに、我が「山野草523種の辞典」には、17点中4点だけ載っていた 


今日はホシホウジャクを激写!  586コマ撮ったので整理がつき次第載せるとしょう 


北アルプスの山旅  8/10

2011-08-27 | 百名山 他
8月18日 栂池自然園(標高1860m~2010m)を散策することに


栂池パノラマウエイ栂池高原駅(標高831m)



07:30始発のゴンドラリフトには乗鞍岳や白馬岳に向かう姿も・・



グループに挟まれて一人だった私には一人きりの貸切と粋な計らいが・・ 

栂の森駅で大型のロープウエイに乗り換えて自然園駅へ


自然園入り口手前の登山口では1・2・3とストレッチを   そう、これが大切なんです!



看板を見て自然園の全体を把握して、時計回りに進むことに



平らな木道歩きは快適だ



浮島湿原までは木道が続いたが



その先は本格的な山道となった



登ってゆくと白馬三山が見えるはずだったが・・・



その先の展望台でも・・    まあ、これはこれでいい絵になっている



ぐるっと回ってモウセンン池   アングルにこだわって 



「銀命水」と看板が立っていたが、飲むにはちょっと気が引ける

5時間余り自然園を散策を楽しんで、大きなロープウエイに詰め込まれ・・

ゴンドラリフトに向かうと、帰りの便も一人っきりの貸切と、この「イヴ」の極め細やかな対応が嬉しい

雨も、本格的に降り出してきて・・

翌日は八方尾根を予定していたが、天気が良くないので中止して・・  カントリ~ロ~ド ♪ 

北アルプスの山旅  7/10

2011-08-26 | 百名山 他
鑓温泉から下る登山道に咲いていた花たちを・・


この透き通った青紫色は綺麗だった    ☆ミヤマオダマキ



☆クガイソウ



何の実?   味見しようとしたが手が届かなかった   ☆サンカヨウの実(食)



☆ヤマホタルブクロ



このピンクの花はマクロで撮りたかったにゃぁ~    ☆シモツケソウ



☆オオバギボウシ



☆これも、ヤマホタルブクロ



☆これも、オオハギボウシ



☆ハクサンシャジン



☆これも、ハクサンシャジン

っと、いっぱい咲いているので、ついつい足が止まってしまった 

☆花博士さんが名前を寄せてくれました 

北アルプスの山旅  6/10

2011-08-25 | 百名山 他
白馬鑓温泉小屋には白馬岳から下って来た人も、猿倉から登ってきた人も泊まる人が多いようだ

道中、一緒になった群馬、栃木の3人組も女性の望みが叶って泊まることになった


15分休憩して、その秘湯とやらをチョイと覗いて ・・   出発~!



雪渓とお花畑の景色は足取りを軽くする



雪渓も少なくなってルートが変わっている



下りと登りを繰り返す道のりはかなりキツイ!   あの山腹を歩くのか~



直射日光が容赦なく照り付ける    水分の補給を頻繁に行いながら・・



標識が現れたが、  ん? 地図には載っていない 



14:45 小日向のコル   コースタイムをオーバーしているが気にすることは無い 



黙々と下って登山口近くの分岐だ



林道でアサギマダラを見つけて追いかけて    カシャ! 



17:10 猿倉駐車場へ到着   11時間余り歩き通した   山の上の方はやっぱりガスっている

猿倉~白馬岳~杓子岳~白馬鑓ケ岳~猿倉  標高差1702m  変化に富んだ山歩きが楽しめた 
  



北アルプスの山旅  5/10

2011-08-24 | 百名山 他
8月17日 04:00 室温10.9℃ 窓の外は濃霧で何も見えない

昨夜は隣室から♀の甲高い声と、♂のボソボソ声が遅くまで続き、朝早くからはレジ袋をガシャガシャと音を立てている

折角、個室でゆっくり休もうとしたのだが・・・ 


06:00 頂上宿舎を出発し、杓子岳へ向かう   濃霧で10m前を歩いている人影がやっと見えるくらいだ
 


両側がストーんと切り落ちている尾根だが、見えないのが幸いか・・?



07:40 杓子岳山頂 2812m  何も見えないから、せめて標識でも近づいて撮ろう



白馬槍鑓ケ岳へは何度も道を彷徨った

踏み後が多く、標識は全く無い    濃霧で方向が分からないのだ! 



09:20 やっと着いた白馬鑓ケ岳山頂 2903m 気温9℃

ナンダこの標識は!?   もっとマシなのを立てて欲しいな!!! 



道を間違えないように、いったん来た道を引き返して天狗方面へ向かう



見落としやすい鑓温泉の標識を確認して



下り始めると、温泉の匂いが漂ってきた



前を歩く大阪から来た家族連れを捉えて同行することに



大きなお花畑 



足元が滑る切り立ったクサリ場を通過して



さらに気が抜けないクサリ場となった 



おお~! 白馬鑓温泉小屋が見えてきた   この辺りまで下ると晴れていて暑くなってきた



だが、油断大敵  まだ気を引き締めなくては



小屋は目の前だ!  歩く姿は自然と山側に傾いてくるようだ

12:15  白馬鑓温泉小屋に到着    さぁ~て 標高2000mの秘湯に入るかな??? 

北アルプスの山旅  4/10

2011-08-23 | 百名山 他
山の天気は変わりやすい

お花畑を過ぎる頃から雨がポツポツと降ってきた


13:30 7時間余りの道のりで白馬頂上宿舎へ着いた

この時間から休むには時間を持て余すのでチェックインして白馬岳に向かうことに・・・   


尾根の分岐を右に進むと・・・



濃霧の中に動いているものが見える



静かにたたずんで目を凝らすと・・   雷鳥だ!   それも親子でいる



霧の切れ間を待ち続けると   ジャジャ~ん!! 

全く予期せぬ雷鳥の出現に大感激!!


更には霧の向こうにイワヒバリも!   こちらは霧が切れてくれなかったが・・・



霧はだんだんと濃くなってきて、白馬山荘はぼんやりと見える程度



14:45 白馬岳頂上へ   霧で真っ白だったので目いっぱい画像補正しているヨ 



辺りを見渡しても何も見えない   レンズには雨が容赦なく降りかかるし、

崖はストーンと切り立っているようなので歩き回るのはやめて下山することに


往路を下っていると少し明るくなったので振り返ると白馬岳の山容が



15:35 宿舎へ帰着

山小屋の雑魚寝が苦手なので、この日は個室を奮発した・・   のだが・・・ 

続く 

北アルプスの山旅  3/10

2011-08-22 | 百名山 他
葱平~避難小屋の先にはお花畑が広がってきた


登山道の傍にポツンと紫の花



沢山の黄色の花や



小さな青い花



この白い花も沢山あって



あたり一面花だらけ



お花畑のこんな坂道を登ってきたが



まだまだ登りは続く



階段も整備されており



一時間ほどのお花畑も、振り返ると大雪渓の風景は全く見えなくなっている

空模様が怪しくなってきたぞ!   先を急ごう