3月18日 この絶好の山登り日和を選んで、夜の明けぬ中央道を突っ走った
2時間ほどで登山口に着いたが、先着の車は1台しかいない
登り始めると10羽ほどのカケスがギャ~ ギャ~と目の前を飛び回り大歓迎を受けた・・

一時間ほど緩やかな登山道を登ると、「女岩」に着いたが、ただのゴツゴツした岩で
何故女岩と名付けられたのか首を傾げる・?
岩の隙間から流れ出る水を飲んでみたが、冷たくもなくこれと言った味もしなかった・・ ウ~ン?
ここから先は深い落葉や、鋭角の岩が続く急勾配の本格的な山道ととなったが、
木々の上で舞うウソやヒガラが後押ししてくれて歩が進む

九十九折りの急登を進むと、日本百名山を著した深田久弥氏が1971.3.21 この地で68歳で亡くなられた・・ 合掌
さらに道は急勾配となり、滑る岩に這い蹲るようにして頂上を目指すと・・

360度の展望が圧巻だった こちらは八ヶ岳連峰

そして、金峰山と瑞がき山・・ この背後には甲斐駒ヶ岳に仙丈岳も・・
そして、富士山も見えるはずだったが・・春霞で残念!
下りは別ルートも考えたが、鳥達にもう一度逢いたくて往路を下った
大きなな苔むした岩の上で囀るミソサザイ達の合唱に聴き惚れて幾度と無く足が止まった

この登山道は景観が全くないので山容が判らない
そこで、登山口の傍の深田記念公園から恐らくこれだろうと言う一枚を・・・
「百の頂きに 百の喜びあり 深田久弥」