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(現地9月7日・日本時間9月8日早朝)ブエノスアイレスで開かれたIOC総会で、2020年夏季オリンピックとパラリンピックの開催都市が東京に決定
東京は決選投票でトルコのイスタンブールを破り、1964(昭和39)年以来2度目となる開催を決めた(1回目の投票でイスタンブールはスペインのマドリードと同票となり、最下位を決める投票でマドリードが落選)。
投票に先立って行われた最終プレゼンテーションには安倍晋三首相らが出席。
この時の滝川クリステルによる「お・も・て・な・し」は一躍流行語に。
また、高円宮妃久子様による東日本大震災時の各国の支援にお礼を述べられたスピーチも、勝利に大きな影響を与えたと伝えられる。
投票直前まで東京不利との見方もあったが、財政難にあるマドリード・政情不安があるイスタンブールよりも全体的に高い評価を獲得し、投票も予想以上の大差がつく結果となった。
今回の決定に批判的な声のひとつに、原発事故に起因する汚染水問題が挙げられるが、自分としては希望的観測をもっている。
何故なら、プレゼンテーションの場で、安倍首相自らが問題解決を宣言したからだ。
この時点でいわば国際公約と化した訳だから、どんなことがあっても政府はオリンピック開催までに最終解決を図らねばならなくなった。
遅々として進まない対策も、これを機にスピードアップが期待できると考える。
何より、世界に向けて宣言した以上、守れなかった場合政権の崩壊に繋がる可能性があるので、何がなんでも実行してくれるだろう。
むしろ心配なのは、2020年までに地震をはじめとする大規模災害が首都圏を襲いはしないかという点。
こればかりは人智の及ばないことなので祈る他ない……。