『チャッピー』

ニール・ブロムカンプ監督作品。突っ込みどころはいろいろあるけれど。

意識とは何か？というわたしのテーマ。この映画では簡単に意識を転送している。

意識を転送するとまるで物理的な物質が移動した感じで描かれている。

ＳＥが死んで新しいボディに入るときとか死んだボディから意識が抜けて移動という

描き方だ。

わたしが考えている意識の移動はコピーに近い。

なので”わたし”が二人になる。しかし分離した瞬間から別の経験をするわけで

別人格と考えてもいいのかなと思っている。


チャッピーがＡＩとして自我を持つあたりは多分こうはならないだろうと思う。
イーガンのディアスポラの方が近いと思うけれど、まだ自分の中で自我の発生に
ついて明確なビジョンが無い。

総じてこの映画は面白かった。