サイボーグ繋がりで読んだもの。
幼児期にボディを捨て去らざるを得ない場合、果たして
性的志向はどこへむくのだろう。
これについては、様々な考えやケースがあるだろうと思う。
そもそも性別というものは生来のものでもあるが人間社会に
大きく影響を与えられるものでもあると思う。
訳者がよくないのか、主人公ヘルヴァの語り口調は鼻につく
なんというかわざとらしい女らしさ?とでもいう感じがする。
小説全体としては設定は面白いと思う。
身体を失ってはいるが、その代わりスターシップとしての
身体を与えられている。それに対する葛藤や違和感などは
描かれていない。マルチで見えるはずの映像や音声の処理
状況などもあんまりきちんと描かれていない。
また主人公は眠らないと言う設定にも違和感を感じる。
たしか人間の脳は眠らないと壊れたと思うのだけれど・・・。
心理的駆け引きの部分を読むのが面倒に感じるのはああいった
回りくどさをわたし自身が厭うからかもしれない。
読み飛ばし気味でスルーしてしまった。
頭脳船を得るために筋肉たちが我先に押しかける場面は
なんというか、高嶺の花の恋人を得んがためのパフォーマンス
なんだけれど、なんてステロタイプ!って叫びそうになった。
そういった設定全般がどうしても凡庸さを感じさせてしまった。
幼児期にボディを捨て去らざるを得ない場合、果たして
性的志向はどこへむくのだろう。
これについては、様々な考えやケースがあるだろうと思う。
そもそも性別というものは生来のものでもあるが人間社会に
大きく影響を与えられるものでもあると思う。
訳者がよくないのか、主人公ヘルヴァの語り口調は鼻につく
なんというかわざとらしい女らしさ?とでもいう感じがする。
小説全体としては設定は面白いと思う。
身体を失ってはいるが、その代わりスターシップとしての
身体を与えられている。それに対する葛藤や違和感などは
描かれていない。マルチで見えるはずの映像や音声の処理
状況などもあんまりきちんと描かれていない。
また主人公は眠らないと言う設定にも違和感を感じる。
たしか人間の脳は眠らないと壊れたと思うのだけれど・・・。
心理的駆け引きの部分を読むのが面倒に感じるのはああいった
回りくどさをわたし自身が厭うからかもしれない。
読み飛ばし気味でスルーしてしまった。
頭脳船を得るために筋肉たちが我先に押しかける場面は
なんというか、高嶺の花の恋人を得んがためのパフォーマンス
なんだけれど、なんてステロタイプ!って叫びそうになった。
そういった設定全般がどうしても凡庸さを感じさせてしまった。