めるつばうのおもうこと

めるつはミーム機械としてばうを目指します。

トリエンナーレ2008 其の一

2008-10-28 10:04:56 | art
横浜開催の3回目。
イヴェントっぽくなってきたけれど、作品が
映像主体で私的にはちょっとなぁ。

基本はジャガイモだ!っと勝手に思い込む。
ジャガイモを投げて銅鑼に当てる。とか
ジャガイモに紐を通すとか。

映像が好かないのは、一定時間を拘束されかつ
作り手の意図がどうしても希薄になりがちな部分。
私がそう感じているだけで違う見方や感じ方もあるだろう
けれども、最後まで見ないとならないというこの拘束が
気に入らないところ。
それからなんだか今回はR指定が多かったのでした。
今更ながらこのあたりを見せ付けられても
ジョン・ウォーターズの方が先鋭かつ先取りなわけで
しかも、単たる露悪趣味にか感じないのはなぜだろう??

そんな中で勅使河原三郎の作品は秀逸だった。
詳細はまた別途に書きます。
それから田中泯の泯小屋(かってに名づけたのだけれど)
が良かったのは個人的な趣味。

Throbbing Gristleの名前が出ていたけれどあのTG??
どうやら音楽がTGだったようで、ちょっと興奮。

人形劇団ひとみ座が手がけた人形劇はとても面白かった。
シニカルな出来。

シルパ・グプタの作品はフォトグラフとしての完成度よりも
やはりコンセプトで面白かった。みざるいわざるきかざる。
これも入れ子なわけで、その風景が面白い。

実は一番うけたのは銀のコスチュームで料理を作る
パフォーマンス。ばち~~んと音がしたら回りが焦げ臭く。

全体としてやっぱりイヴェント色がつよいのかなぁと。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。