勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

携帯電話の次はパチンコか!

2014年06月22日 | 時事
携帯電話税の導入を検討している自民党。今度は「パチンコ税」創設案が出ました。1%で財源2000億円確保との試算が出て法人税率下げ減収の穴埋めにどうかとの事です

政府は「骨太方針」に法人税の実効税率について平成27年度から数年間で20%台に引き下げる方針を明記しているが1%下げると4700億円の税収減となる為に合わせて補てんできる財源が必要。ありとあらゆる方法で税金を巻き上げる方向へ舵を取り出しましたね。

自民党、日本維新の会、生活の党がカジノ推進案を出しています。カジノのメイン種目の一つの“スロット”とパチンコ屋さんにあるスロットとなんら変わりはないので、現実カジノが合法化された場合に『パチンコ=カジノ』となります。すなわち国がカジノを認めると同時にパチンコも国が認めると言う事になります。

パチンコを知らない方のために補足しておきますと、現在パチンコ屋さんで儲かった分はお金に換える事は出来ません。(法律で禁じられています。たてまえ上は) 実際には儲かった分を店内で景品に交換して、それを交換所へ売りに行って買い取ってもらうという面倒くさいシステムになっています。結局は現金に替わるので博打と同じことです

パチンコ税が客離れにつながる可能性を危惧する店側にとっても、パチンコやスロット自身が大手を振って『カジノ化』出来ればその方が集客効果も期待できるというもの。と言うのも現在のパチンコ業には法律で縛られている部分が多く、営業停止処分をくらっている店も結構見られます。『カジノ化』すれば更に多くの人が集まり、更に多くの人がカモにされるのではないでしょうかね~。

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映画『インポッシブル』

2014年06月22日 | 映画
レンタルにて鑑賞。
原題も「THE IMPOSSIBLE」で直訳は有りえないとか不可能とかの意味ですが、「自然に逆らうなんて無理な話。そんな事は不可能さ・・・」と言った感じですかね~

スマトラ島沖地震後に発生した津波に遭遇した一家の実話です。
2004年12月にマリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)と3人の息子がタイに観光にやって来た。南国でクリスマスを迎え休暇を過ごすはずだったが、彼らは未曾有の天災に巻き込まれる。一瞬にして津波にのみ込まれる。

スマトラ島沖地震
マグニチュード9.1、死者22万人、負傷者13万人。この数字だけ見れば恐ろしいほどの津波だと想像がつきます。

母親マリアと長男のルーカス(トム・ホランド)は直ぐに合流出来たのですが母マリアは重症でこのままでは命が危ない。運よく地元の人たちに助けられ、病院に連れて行ってもらったものの大量の被災者に病院はてんてこ舞。そんな中、長男のルーカスは重体の母に促され被災者たちの手伝いをする。対して父親のヘンリーと2人の弟達の安否は不明のままだったが、こちらも運良く無事だった。ヘンリーは必死に妻とルーカスを探す。そして・・・



何も先入観なしで、ありのままを観ればいいと思います。死者の数を考えると実際はもっと大規模な津波だったと思いますが映画だからそこはそれで・・・ しかしながら、生々しいシーンも有りますので臨場感は有り有りです。実話を元にしているので尚更です。東北大震災を(当事者ではないものの)経験しているので災害に直面した時の人々の反応や生きる事への喜びが手に取る様にわかしました。その辺りを是非かんがみながらご覧になって下さい。

しかし、震災の当事者の方は正直言って観ない方がいいと思います・・・

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