妥協。

「妥協」する。

この言葉、どう感じますか？何だかマイナスの言葉にも感じられがちですが実際はすごく大切な行動ですね。「折り合いをつける」と言い換えることも出来ましょう。野良猫に餌付けをして隣の家から糞害で訴えられ55万円の賠償命令を受けたニュースが出ていましたが、良かれと思ってした行為が他人に多大な迷惑を及ぼしたといったことは多々あります。最初は文句を言われ、それを無視していると訴えられる。当然といえば当然です。

子供の頃、近所や学校の友達と遊んだりしている中でもおのずと子供達の間でルールが出来上がりそれぞれが妥協しあってバランスを保っていました。それができなければ「絶交」という結末になるわけで、そうならないためにも子供心に折り合いを付けるのです。

人は皆、幼い頃から妥協を学び大人になってもそれはたいせつな手段となって社会の中で生きていくわけですね。国際レベルでも同じ話です。日本人は「道徳教育」に優れており、それはマナーの問題しかり、世界から高いモラルと称されていることからもわかります。日本人は国際間の妥協（折り合い）のバランス感覚が優れているので、こんな小さな国でも世界第２位の経済大国に成長できたとも言えるのではないでしょうか。同じアジアの中なのに「妥協」出来ずに自ら国民性を疑われているお隣さん（パクor習）もいますが。^^;

しかし残念な事に日本も最近は「妥協」出来ない人が増えてきたように思います。。。