この前の、オーラの泉で、竹久夢二美術館が紹介されていたが、同じ敷地にある弥生美術館と二館併せて御覧頂けるので、今日は弥生美術館の案内です。
2009年4月3日(金曜)から6月28日(日曜)まで
メルヘンの王様・やなせたかし展
-(詩とメルヘン)からアンパンマンまで-
と題しての企画展である。
休館日:月曜日(GW期間中は無休)
開館時間:午前10時ー午後5時
料金:一般900円・大高生800円・中小生400円
〒113-0032
東京都文京区弥生2-4-3
弥生美術館
TEL.03-3812-0012
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp
東京メトロ
千代田線根津駅or南北線東大前駅共に徒歩7分
チラシには、次のような言葉がある。
(アンパンマン)で有名な漫画家・やなせたかしは、同時に作詞家・詩人・作家・画家・編集者でもあります。
作詞では、(手のひらを太陽に)、編集者としては(詩とメルヘン)の責任編集の仕事がよく知られています。
また、自ら(やなせメルヘン)と名づけた幻想と抒情に満ちた短編絵物語を多く描き、それは戦後の文化史に大きな足跡を残しています。
(アンパンマン)も当初は(やなせメルヘン)のひとつとして描かれたのでした。2009年、90歳の誕生日を迎える記念すべき年に、やなせたかしの核にある(やなせメルヘン)に焦点を当てながら、その仕事の全貌をご紹介します。
5月10日(日曜)午後2時より学芸員によるギャラリートークを行います。
その日の午後3時からは引続き竹久夢二美術館でのギャラリートークが行われ、午後4時からは、隣の喫茶店で日本出版美術研究会の会合が開かれるのだ。
私は、この日本出版美術研究会に2002年から所属しているのだが、一般にはあまり知られた研究会ではなく、どうやって入るのかもいまだ謎のまるでフリーメイスンのような会である。
年4回、ギャラリートークの後に開かれるこの会は、弥生美術館、竹久夢二美術館の学芸員を中心に大学教授や児童文学の研究者など各界に籍を置く人達との情報交換及び近況報告があり、毎回知的好奇心をくすぐられる。
さて、肝心のやなせたかし先生と私との関係についてなのだが、社団法人日本漫画家協会理事長と一正会員との関係でしかない。
ただ、やなせたかし先生の所へ出した年賀状へは毎年返事が貰えるし、漫画家協会の総会や各種パーティ会場ではいつも遠くからそのお姿を拝見している。
漫協には目安箱があり、予算の関係で新しい会員名簿が作られなくなった時、私が(新しい会員名簿は作らないんですか?)
と意見を書いたところ、総会の席上でやなせたかし先生が
(会員名簿は新しくした方がいいから作ろう。予算がなければ私が出す。)
とおっしゃり、新しい会員名簿が作られたのだ。
また、次の年別の正会員が
(漫協の会員バッチがあるといいな)
と目安箱に書いたところ、またしても、やなせたかし先生のポケットマネーで新しい会員バッチが作られた。
自分のためだけではなく、皆のためになるならば、協力を惜しまない。
昨年の秋、京都で開かれた第9回国際マンガサミット京都大会の別れの夕べにおいて、やなせたかし先生が(手のひらを太陽に)
を歌い出すと、日本・韓国・中国・台湾・香港など13ヵ国から参加のマンガ家・関係者などの間から大合唱がおこり、涙がこぼれてしまいそうになった。
私は、やなせたかし先生を理事長とし、ちばてつや先生達を役員とする社団法人日本漫画家協会の正会員であることを何よりも誇りに感じている。
2009年4月3日(金曜)から6月28日(日曜)まで
メルヘンの王様・やなせたかし展
-(詩とメルヘン)からアンパンマンまで-
と題しての企画展である。
休館日:月曜日(GW期間中は無休)
開館時間:午前10時ー午後5時
料金:一般900円・大高生800円・中小生400円
〒113-0032
東京都文京区弥生2-4-3
弥生美術館
TEL.03-3812-0012
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp
東京メトロ
千代田線根津駅or南北線東大前駅共に徒歩7分
チラシには、次のような言葉がある。
(アンパンマン)で有名な漫画家・やなせたかしは、同時に作詞家・詩人・作家・画家・編集者でもあります。
作詞では、(手のひらを太陽に)、編集者としては(詩とメルヘン)の責任編集の仕事がよく知られています。
また、自ら(やなせメルヘン)と名づけた幻想と抒情に満ちた短編絵物語を多く描き、それは戦後の文化史に大きな足跡を残しています。
(アンパンマン)も当初は(やなせメルヘン)のひとつとして描かれたのでした。2009年、90歳の誕生日を迎える記念すべき年に、やなせたかしの核にある(やなせメルヘン)に焦点を当てながら、その仕事の全貌をご紹介します。
5月10日(日曜)午後2時より学芸員によるギャラリートークを行います。
その日の午後3時からは引続き竹久夢二美術館でのギャラリートークが行われ、午後4時からは、隣の喫茶店で日本出版美術研究会の会合が開かれるのだ。
私は、この日本出版美術研究会に2002年から所属しているのだが、一般にはあまり知られた研究会ではなく、どうやって入るのかもいまだ謎のまるでフリーメイスンのような会である。
年4回、ギャラリートークの後に開かれるこの会は、弥生美術館、竹久夢二美術館の学芸員を中心に大学教授や児童文学の研究者など各界に籍を置く人達との情報交換及び近況報告があり、毎回知的好奇心をくすぐられる。
さて、肝心のやなせたかし先生と私との関係についてなのだが、社団法人日本漫画家協会理事長と一正会員との関係でしかない。
ただ、やなせたかし先生の所へ出した年賀状へは毎年返事が貰えるし、漫画家協会の総会や各種パーティ会場ではいつも遠くからそのお姿を拝見している。
漫協には目安箱があり、予算の関係で新しい会員名簿が作られなくなった時、私が(新しい会員名簿は作らないんですか?)
と意見を書いたところ、総会の席上でやなせたかし先生が
(会員名簿は新しくした方がいいから作ろう。予算がなければ私が出す。)
とおっしゃり、新しい会員名簿が作られたのだ。
また、次の年別の正会員が
(漫協の会員バッチがあるといいな)
と目安箱に書いたところ、またしても、やなせたかし先生のポケットマネーで新しい会員バッチが作られた。
自分のためだけではなく、皆のためになるならば、協力を惜しまない。
昨年の秋、京都で開かれた第9回国際マンガサミット京都大会の別れの夕べにおいて、やなせたかし先生が(手のひらを太陽に)
を歌い出すと、日本・韓国・中国・台湾・香港など13ヵ国から参加のマンガ家・関係者などの間から大合唱がおこり、涙がこぼれてしまいそうになった。
私は、やなせたかし先生を理事長とし、ちばてつや先生達を役員とする社団法人日本漫画家協会の正会員であることを何よりも誇りに感じている。