198万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

【20世紀冒険活劇の少年世界】メトロポリス漫画総合研究所(since1997)から、昭和の映画、出版美術、音楽を!

男はひとり道をいく

2011-12-30 14:38:50 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
EPレコード、怪傑ズバット


みなさん、良いお年を・・・。
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矢沢永吉/星に願いを

2011-12-30 00:23:02 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
矢沢永吉/星に願いを
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今日もどこかで・・・。デビルマン ED

2011-12-29 14:42:21 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
デビルマン ED


今日は、紀伊國屋ホールで無声映画鑑賞会を観て、その後、石森史郎先生のお弟子さんみんなと石森先生を囲んでの忘年会があります。
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木枯し紋次郎のテーマ COLDWIND MONJIRO Theme Song

2011-12-28 16:26:01 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
木枯し紋次郎のテーマ COLDWIND MONJIRO Theme Song


早く年賀状を完成させないと・・・。
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君は「♪美しすぎて♪」ガロ

2011-12-27 19:23:12 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
「美しすぎて」ガロ
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John Lennon - Happy Xmas (War Is Over)

2011-12-26 20:08:38 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
John Lennon - Happy Xmas (War Is Over)
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【耳をすませば】映画パンフレット!!

2011-12-25 09:27:25 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


現在、私のブログはgooを初め、アメブロ、Yahoo!ブログで音楽紹介と記事更新をしております。


金曜ロードショーで【天空の城ラピュタ】と【借りぐらしのアリエッティ】が二週連続で放送されたのを機に、私なりに一度宮崎駿監督とスタジオジブリのアニメ映画特集をしてみたいと思いました。(笑)

今日の画像は、クリスマスにおすすめの映画【耳をすませば】のパンフレットです。

パンフレットには、

「好きな人に会えました」と題して近藤喜文監督と原作者である柊あおいさんの対談が載ってます。
小学校高学年から、中学生、高校一年生の時まで何度も図書委員を経験したことがある本好きの私にとって、図書館の本が物語の発端となる展開は、自分の少年時代の頃の本や異性に対するときめきを思い出させてくれます。(笑)
この作品のキーマンは、何と言っても近藤喜文監督であり、その経歴や宮崎・高畑両監督との関係性は、その後のスタジオジブリ作品の方向性にまで大きな影響を与えていると私は考えています。
パンフレットに記載されている近藤喜文監督の経歴全てを引用してみます。
監督をした近藤喜文さんは、1950年3月31日新潟県生まれ。
高校卒業後の1968年にAプロダクションに入社。
初仕事は「巨人の星」の動画・原画。
以降、「ど根性ガエル」など多数のテレビアニメで原画を描く。(Aプロダクションは、スタジオジブリ作品を読みとく上での重要なポイントのひとつになると私は考えています。Aプロダクション時代の近藤監督は、私の大好きなアニメーターの一人である本多敏行さんの一年先輩です。)
このAプロ時代に、「ルパン三世」(1972年、高畑・宮崎共同演出)の原画で宮崎・高畑両監督と初めて仕事をする。
その後「パンダコパンダ」(1972年、監督/高畑、原案・脚本・場面設定/宮崎)、「パンダコパンダ雨ふりサーカスの巻」(1973年、監督/高畑、脚本・美術設定・画面構成/宮崎)でも原画を担当。
1977年、日本アニメーションへ移籍。
「未来少年コナン」(1978年、演出/宮崎)に原画で参加、「赤毛のアン」(1979年、演出/高畑)ではキャラクターデザイン・作画監督を務める。
1980年、テレコムアニメーションフィルムへ。
1982年「名探偵ホームズ」(監督・脚本・演出/宮崎)でキャラクターデザイン・作画監督。
宮崎・高畑両監督と共にアメリカとの合作企画「リトルニモ」の準備作業にも参加した。
その後フリーを経てスタジオジブリへ。
キャラクターデザインと作画監督を務めた「火垂るの墓」(1988年、高畑監督)がジブリでの初仕事。
「魔女の宅急便」(1989年、宮崎監督)「おもひでぽろぽろ」(1991年、高畑監督)でも作画監督。
「紅の豚」(1992年、宮崎監督)、「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年、高畑監督)には原画で参加。
1992年には宮崎監督のもと、日本テレビ40周年記念スポット「そらいろのたね」(原作・中川李枝子)の作画・演出を担当している。


その後、1997年末に倒れ、1998年1月21日47歳の若さで早逝されてしまいました。(涙)
近藤監督が亡くなった後のスタジオジブリ作品の方向性が、それまでとは少し変化したように感じるのは、私だけでしょうか?
ジブリ作品は、前期よりも後期作品群の方が一般受けするようになり評価も高まりましたが、私は初期作品群の方に魅力を感じるのです。
今回、参考までに現在の{私のおすすめベスト10}を入れて見ました。

けれども、時代によって作品や人の評価も変わって行きますので、また、時が経てばその順位や評価など変わって来てしまうと思われます。(笑)

漫画の歴史やアニメの歴史というものは、長いスパンでみると非常に面白いものになると私は考えているのです。


次回は、映画【おもひでぽろぽろ】のパンフレットを紹介しますね!



{今回私が紹介する予定の宮崎駿監督とスタジオジブリ関連作品一覧}


【未来少年コナン】

(1979年9月公開・配給/東映・製作/日本アニメーション)
パンフレット定価300円
総監督/佐藤肇・脚本/今戸栄一・キャラクターデザイン/大塚康生・プロデューサー/足立和
12月11日紹介{未見}


【ルパン三世 カリオストロの城】

(1979年12月公開・配給/東宝・製作/東京ムービー新社)
パンフレット定価250円
監督/宮崎駿・脚本/宮崎駿、山崎晴哉・作画監督/大塚康生・プロデューサー/片山哲生
12月8日紹介{おすすめ一位}


【風の谷のナウシカ】

(1984年3月11日公開・116分・配給/東映・製作/徳間書店、博報堂)
パンフレット定価400円
監督・原作・脚本/宮崎駿・プロデューサー/高畑勲・作画監督/小松原一男
配給収入7.6億円・観客動員91万人・作品収入ランキング13位
12月17日紹介{おすすめ三位}


【未来少年コナン 特別篇 巨大機ギガントの復活!】

(1984年3月公開・配給/松竹・製作/日本アニメーション)
{未見}


【名探偵ホームズ 青い紅玉の巻/海底の財宝の巻】

(1984年3月公開・45分・配給/東映・製作/東京ムービー新社)
パンフレット28頁・定価400円。
監督/宮崎 駿
脚本/片渕須直、作画監督/近藤喜文、丹内 司・友永和秀、キャラクターデザイン/近藤喜文、美術監督/山本二三
ー「名探偵ホームズ」のテーマー
「Good-bye Sweetheart」唄/桑名晴子
エンディングテーマ
「冒険のアリバイ」唄/桑名晴子
{未見}


【天空の城ラピュタ】

(1986年8月2日公開・124分・配給/東映・製作/徳間書店)
パンフレット定価450円
監督・原作・脚本/宮崎駿・プロデューサー/高畑勲・作画監督/丹内司
配給収入5.8億円・観客動員77万人・作品収入ランキング15位
12月10日紹介{おすすめ二位}


【続名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件/ドーバ海峡の大空中戦】

(1986年8月公開・配給/東映・製作/東京ムービー新社)
{未見}


【となりのトトロ】

(1988年4月16日公開・86分・配給/東宝・製作/徳間書店)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/原徹
同時上映【火垂るの墓】
{おすすめ五位}


【火垂るの墓】

(1988年4月16日公開・88分・配給/東宝・製作/新潮社)
監督・脚本/高畑勲・プロデューサー/原徹

同時上映【となりのトトロ】
配給収入5.9億円・観客動員80万人・作品収入ランキング14位


【魔女の宅急便】

(1989年7月29日公開・102分・配給/東映・製作/徳間書店、ヤマト運輸、日本テレビ)
監督・脚本・プロデューサー/宮崎駿
配給収入21.5億円・観客動員264万人・作品収入ランキング9位
{おすすめ四位}


【おもひでぽろぽろ】

(1991年7月20日公開・119分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、博報堂)
監督/高畑勲・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入18.7億円・観客動員216万人・作品収入ランキング10位
{おすすめ十位}


【紅の豚】

(1992年7月18日公開・93分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、日本航空)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入28億円・観客動員304万人・作品収入ランキング7位
{おすすめ七位}


【海がきこえる】

(1993年5月5日・73分・日本テレビ系列)
監督/望月智充
視聴率17.4%
{未見}


【平成狸合戦ぽんぽこ】

(1994年7月16日公開・119分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、博報堂)
監督・脚本/高畑勲・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入26.5億円・観客動員325万人・作品収入ランキング8位


【耳をすませば】

(1995年7月15日公開・111分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、博報堂)
パンフレット32頁・定価500円
原作/柊 あおい(集英社刊)・監督/近藤喜文・脚本、絵コンテ、製作プロデューサー/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
作画監督/高坂希太郎・美術監督/黒田 聡
主題歌「カントリー・ロード」唄/本名陽子
挿入歌「カントリー・ロード」唄/Olivia Newton-John
配給収入18.5億円・観客動員208万人・作品収入ランキング11位
12月25日紹介{おすすめ六位}

同時上映
【On Your Mark】(1995年)監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
{未見}


【もののけ姫】

(1997年7月12日公開・133分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、電通)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入113億円・興行収入193億円・観客動員1420万人・作品収入ランキング3位


【ホーホケキョ となりの山田くん】

(1999年7月17日公開・104分・配給/松竹、スタジオジブリ・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、博報堂)
監督・脚本/高畑勲・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入7.9億円・観客動員115万人・作品収入ランキング12位
{未見}


【千と千尋の神隠し】

(2001年7月20日・125分・配給/東宝)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
興行収入304億円・観客動員2350万人・作品収入ランキング1位
{おすすめ八位}


【猫の恩返し】

(2002年7月20日・75分・配給/東宝)
監督/森田宏幸・脚本/吉田玲子・プロデューサー/鈴木敏夫
興行収入64.6億円・観客動員550万人・作品収入ランキング6位

同時上映
【ギブリーズepisode2】

(2002年)
監督/百瀬義行
{未見}


【ハウルの動く城】

(2004年11月20日・119分・配給/東宝)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
興行収入196億円・観客動員1500万人・作品収入ランキング2位


【ゲド戦記】

(2006年7月29日公開・116分・配給/東宝)
監督/宮崎吾朗
興行収入76.5億円・観客動員588万人・作品収入ランキング5位
{未見}


【崖の上のポニョ】

(2008年7月19日公開・101分・配給/東宝)
監督/宮崎駿
興行収入155億円・観客動員1200万人・作品収入ランキング4位


【借りぐらしのアリエッティ】

(2010年7月17日公開・94分・配給/東宝)
監督・米林宏昌
{おすすめ九位}


【コクリコ坂から】

(2011年7月19日公開・91分・配給/東宝)
監督/宮崎吾朗
{未見}
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君の誕生日/ガロ

2011-12-23 20:13:30 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
君の誕生日/ガロ
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ロマンス ガロ

2011-12-23 18:43:38 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
ロマンス ガロ
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荒木一郎 空に星があるように

2011-12-23 00:08:22 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
荒木一郎 空に星があるように
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ワイルド7

2011-12-22 17:17:11 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
ワイルド7
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村下孝蔵 初恋

2011-12-20 18:15:30 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
村下孝蔵 初恋
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東映キネマ旬報と特撮ヒーローD VD紹介

2011-12-20 00:08:29 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


現在、私のブログはgooを初め、アメブロ、Yahoo!ブログで音楽紹介と記事更新をしております。

先週届いた


【東映キネマ旬報】

2011年冬号vol.18

【東映創立60周年記念大特集】
「私の東映映画オールタイム10」榎戸耕史、宇崎竜童、立川志らく、川本三郎、篠崎誠、柏原寛司、高間賢治ほか

【特集】
「一枚のハガキ」新藤兼人監督研究
「大鹿村騒動記」阪本順治監督インタビュー、


最新号と一緒に、

2012東映ビデオ セル商品カタログ(2011年12月現在)

が入っていたので、私の心の師匠である平山 亨プロデューサーのプロデュース作品一覧と、現在入手可能なDVDデータを併せて紹介しますね!(参考資料・月報「もん・りいぶる」創刊號・平山 亨スペシャルインタービュー、チクマ秀版社・2006年7月発行より)


【平山 亨/ひらやま・とおる】

1929年3月19日生まれ。
東京都出身。
東京大学卒業後、東映株式会社入社。
助監督として130本以上の劇場用映画に携わる。
その後3本の監督作を経て、プロデューサーに就任。
以降『仮面ライダー』、『悪魔くん』、『柔道一直線』等々数多の大ヒット作をプロデュースする。
八手三郎、大堂 勲、秋月一彦も同氏のペンネーム。

漫画原作ドラマの礎を築いた名プロデューサー【平山 亨】「漫画バカ人生を語る」

水木しげる先生の『悪魔くん』を筆頭に、『仮面ライダー』シリーズ、『仮面の忍者 赤影』、『ジャイアントロボ』、『柔道一直線』などヒット作を次々プロデュースし、70年代から80年代にかけて漫画原作ドラマの一時代を築いた平山 亨さん。
親交を深めた作家たちとのエピソードや、当時の番組制作での苦労などを熱く語っていただきました。

僕がおもしろいと思った作品は必ずヒットする。

東映の精鋭が揃った実写版『悪魔くん』

水木先生の千里眼に感服

日本初の本格カラー時代劇作品『仮面の忍者 赤影』

梶原一騎原作と正面からぶつかり合う


ヒット量産の秘訣


(聞き手/高畠正人・本間正幸 構成/高畠正人)



1.【悪魔くん】原作・水木しげる(1966~67年)全26話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ四位}漫画には、原作となった貸本版と、テレビ放映に合わせて『週刊少年マガジン』に連載された「がんばれ!悪魔くん」版、貸本版をリメイクした「悪魔くん千年王国」などがある。
後にアニメ化もされた。
チクマ秀版社にて、私が復刊をプロデュースしましたが、版元解散のため絶版。
現在は、小学館クリエイティブから再度復刊されています。


2.【仮面の忍者 赤影】原作・横山光輝(1967~1968年)全52話・DVD全四巻・各14,490円{おすすめ二位}『週刊少年サンデー』に連載された「飛騨の赤影」が原作で、テレビ放映が決まり漫画のタイトルも「仮面の忍者 赤影」になる。
後にアニメ化もされた。


3.【キャプテンウルトラ】漫画・小幡しゅんじ(1967年)全24話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ五位}漫画はテレビ放映に合わせてコミカライズされたもの。
現在、マンガショップから復刊されています。


4.【ジャイアントロボ】原作・横山光輝(1967~1968年)全26話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ一位}

5.【河童の三平 妖怪大作戦】原作・水木しげる(1968~1969年)全26話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ三位}原作の貸本版は、私がチクマ秀版社から復刊プロデュースするも版元解散のため絶版となりましたが、現在は、小学館クリエイティブから再度復刊されています。
『月刊ぼくら』(講談社)に連載されたものと『週刊少年サンデー』に連載された貸本版のリメイクの三種類の漫画があります。

6.【怪盗ラレロ】原作・加納一朗/漫画・ジョージ秋山(968~1969年)全26話・未商品化{観てみたい}

7.【妖術武芸帳】原作・伊上 勝/漫画・荘司としお(1969年)全13話・未商品化{観てみたい}

8.【花のお江戸の凄い奴】(1969年)全13話・未商品化{観てみたい}

9.【柔道一直線】原作・梶原一騎/漫画・永島慎二、他(1969~1971年)全92話・未商品化{おすすめ七位}

10.【花と狼】(1969年)全13話・未商品化{観てみたい}

11.【彦左と一心太助】(1969~1970年)全52話・未商品化{観てみたい}

12.【仮面ライダー】原作・石森章太郎(1971~1973年)全98話・DVD全十六巻・各3,990円{おすすめ六位}

13.【仮面ライダーV3】原作・石森章太郎(1973~1974年)全52話・DVD全九巻・各3,990円{おすすめ}

14.【仮面ライダーX】原作・石森章太郎(1974年)全35話・DVD全三巻・各12,600円{観てみたい}

15.【仮面ライダーアマゾン】原作・石森章太郎(1974~1975年)全24話・DVD全二巻・各12,600円{おすすめ}

16.【仮面ライダーストロンガー】原作・石森章太郎(1975年)全39話・DVD全四巻・各12,600円・四巻のみ6,300円{観てみたい}

17.【仮面ライダー(スカイライダー)】原作・石森章太郎(1979~1980年)全54話・DVD全五巻・各12,600円・五巻のみ6,300円{観てみたい}

18.【仮面ライダースーパー1】原作・石森章太郎(1980~1981年)全48話・DVD全四巻・各12,600円{観てみたい}

19.【仮面ライダーZX(ゼクロス)】原作・石森章太郎(1984年)全1話・未商品化{観てみたい}

20.【太陽の恋人】原作・梶原一騎/漫画・かざま鋭二(1971年)全13話・未商品化{観てみたい三位}原作は、『週刊少年チャンピオン』に連載された「朝日の恋人」。
テレビ化に伴い「太陽の恋人」、その後「夕陽の恋人」と三部作に。
私が【少年画報大全】で大変御世話になった梶原一騎先生の奥様に直接交渉し、チクマ秀版社からの復刊をプロデュースしましたが、版元解散のため完結せず。
【愛と誠】のプロトタイプとなる純愛ものの幻の名作で、ヒロイン天地真理の名は、同姓同名の新人歌手の芸名として使用され、昭和の時代のアイドルとして一世を風靡しました。
【柔道一直線】で大人気を博した吉沢京子さんと桜木健一さんの青春コンビが主演した一時間ドラマです。


21.【刑事くん】(1971~1972年)全166話・未商品化{観てみたい}30分で難事件を解決する刑事くん。



22.【好き!すき!!魔女先生】原作・石森章太郎(1971~1972年)全26話・DVD全二巻・各10,290円{観てみたい四位}原作となったのは「千の目先生」。

23.【超人バロム・1】原作・さいとうたかを/漫画・古城武司(1972年)全35話・DVD全四巻・各10,290円・四巻のみ5,090円{おすすめ}原作となったのは、『週刊ぼくらマガジン』に連載された「バロム1」。
テレビ放映に合わせて「超人バロム・1」が連載された。
水木一郎さんが歌うあまりにも有名な主題歌の作詞は平山さん。(笑)


24.【変身忍者 嵐】原作・石森章太郎(1972~1973年)全47話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

25.【人造人間キカイダー】原作・石森章太郎(1972~1973年)全43話・DVD全四巻・各10,290円{おすすめ十位}


26.【キカイダー01】原作・石森章太郎(1973~1974年)全46話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

27.【どっこい大作】(1973~1974年)全62話・未商品化{おすすめ九位}

28.【ロボット刑事】原作・石森章太郎(1973年)全26話・DVD全二巻・各14,490円{観てみたい}

29.【イナズマン】原作・石森章太郎(1973~1974年)全25話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ}

30.【イナズマンF】原作・石森章太郎(1974年)全23話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ}

31.【がんばれロボコン】原作・石森章太郎(1974~1977年)全118話・未商品化{おすすめ}

32.【コンドールマン】原作・川内康範/漫画・ひおあきら(1975年)全24話・DVD全二巻・各10,290円{観てみたい二位}

33.【秘密戦隊ゴレンジャー】原作・石森章太郎(1975~1977年)全84話・DVD全十四巻・各6,090円{おすすめ}輝く東映の戦隊シリーズは、この作品から始まった。


34.【アクマイザー3】原作・石森章太郎(1975~1976年)全38話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

35.【超人ビビューン】原作・石森章太郎(1976~1977年)全36話・DVD全三巻・各10,290円{観てみたい}

36.【宇宙鉄人キョーダイン】原作・石森章太郎(1976~1977年)全48話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

37.【ザ・カゲスター】原作・八手三郎(平山 亨)/脚本・石森史郎/漫画・浅井まさのぶ(1976年)全33話・DVD全三巻・各10,290円{観てみたい一位}【仮面ライダー】以来となる脚本家・石森史郎先生と平山さんによる異色のヒーローもの。
ヒロインとヒーローの関係に注目!


38.【忍者キャプター】原作・八手三郎(平山 亨)/漫画・聖 悠紀(1976~1977年)全43話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

39.【ぐるぐるメダマン】原作・秋月一彦(平山 亨のペンネーム)/漫画・吾妻ひでお(1976~1977年)全28話・未商品化{観てみたい}

40.【5年3組魔法組】原作・大堂 勲(平山 亨のペンネーム)(1976~1977年)全41話・未商品化

41.【快傑ズバット】原作・石森章太郎(1977年)全32話・DVD全三巻・各10,290円{おすすめ八位}日活映画の小林旭を彷彿とさせるヒーローの復讐劇。
エンディング曲の作詞も平山さん。


42.【大鉄人17】原作・石森章太郎(1977年)全35話・DVD全三巻・各10,290円

43.【ジャッカー電撃隊】原作・石森章太郎(1977年)全35話・DVD全六巻・各6,615円

44.【ロボット110番】原作・石森章太郎(1977年)全37話・未商品化

45.【氷河戦士ガイスラッガー】(アニメ)原作・石森章太郎(1977年)全20話・未商品化{おすすめ}

46.【冒険ファミリーここは惑星0番地】原作・秋月一彦(平山 亨のペンネーム)(1977~1978年)全20話・未商品化

47.【激走!ルーベンカイザー】(アニメ)原作・大堂 勲(平山 亨のペンネーム)(1977~1978年)全17話・未商品化

48.【がんばれ!レッドビッキーズ】原作・石森章太郎(1978年)全48話・DVD全四巻・各10,290円

49.【透明ドリちゃん】原作・石森章太郎(1978年)全25話・未商品化

50.【スパイダーマン】原作・八手三郎(1978~1979年)全41話・未商品化{観てみたい五位}

51.【宇宙からのメッセージ】(劇場用映画)原作・石森章太郎(1978年)全1話・DVD全一巻・4,725円

52.【宇宙からのメッセージ 銀河大戦】原作・石森章太郎(1978~1979年)全27話・DVD全三巻・各10,290円

53.【ピンクレディー物語 栄光の天使たち】(アニメ実写混合)(1978~1979年)全話・未商品化


54.【燃えろアタック】原作・石森章太郎(1979~1980年)全71話・未商品化

55.【バトルフィーバーJ】原作・八手三郎(1979~1980年)全52話・未商品化

56.【ロボット8ちゃん】原作・石森章太郎(1981~1982年)全52話・未商品化

57.【バッテンロボ丸】原作・石森章太郎(1982~1983年)全51話・未商品化

58.【ペットントン】原作・石森章太郎(1983~1984年)全46話・未商品化

59.【夏の怪談シリーズ】(1984年)全話・未商品化

60.【どきんちょ!ネムリン】原作・石森章太郎(1984~1985年)全31話・未商品化

61.【てれびオバケてれもんじゃ】原作・石森章太郎(1985年)全11話・未商品化

62.【勝手に!カミタマン】原作・石森章太郎(1985~1986年)全51話・未商品化

63.【もりもりぽっくん】原作・石森章太郎(1986年)全39話・未商品化

64.月曜ドラマランド【悪魔くん】原作・水木しげる(1986年)全1話・未商品化{おすすめ}

65.【おもいっきり探偵団覇悪怒組】原作・石森章太郎(1987年)全50話・未商品化

66.【じゃあまん探偵団 魔隣組】原作・石森章太郎(1988年)全50話・未商品化

67.【仮面天使ロゼッタ】全話

68.【ボイスラッガー】

69.Vシネ【Vモンスター】

70.Vシネ【侵略美少女ミリ】

71.Vシネ【異世界戦士リリン&エリン】(禅ピクチャーズ)
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『まんだらけZENBU53 』最新号!!

2011-12-19 00:50:08 | 「まんだらけZENBU」最新号の紹介と大オークション
前回の【関口宏の昭和青春グラフィティ】は、

「昭和のマンガ~子どもから青年そして大人へ僕らの傍にはいつもマンガがあった」


【ゲスト】藤子不二雄A・タケカワユキヒデ


だった。
番組を見て、改めて誰でも簡単に判る日本の漫画史資料の公開の必要性を痛感した。
その二日前、先週の日曜日には、のらくろ館のある東京都江東区森下文化センターで、『貸本マンガの時代』第4回「貸本マンガの世界~貸本マンガから週刊誌へ~」のゲストに漫画家の川崎のぼる先生とビッグ錠先生が来館。
大阪の貸本漫画が末期となる時期に上京し、表舞台となる週刊少年雑誌へ登場する過渡期の頃についての珍しい話を聞くことが出来た。
現在も関西在住で、当時からの熱心な読者代表と思われる風貌のアマチュアの漫画研究者が司会。
会場には、主に川崎のぼる先生の作品や、ビッグ錠先生の作品を週刊少年雑誌やテレビアニメを見て育った私と同世代から上の読者達が集まり、随分と参加者の年齢層が高いイベントとになりました。
私的には、現在熊本在住の川崎のぼる先生がワザワザ来ていただけたのだから、もう少し聞き手である司会者が作品の研究をして、配布される資料類も充実させてくれたらと大変悔やまれる内容でしたが、正統な日本の漫画史を理解出来る研究者やインタビュアーが少ないこれが悲しい現状なのです。
会場に展示されていた【のらくろ館】の資料の収集が、在野の漫画コレクターの協力の下、及第点を行くものであり、年配のアマチュア研究者の精一杯の努力とこれからの研究成果に期待して今回だけ特別に68点の合格点を出しときますか。(笑)
*このイベントは、1700円と有料である。
金を徴収する以上、それにみあったものであるかどうか漫画史研究者として採点を下す権利が私にもあるだろう。

さて今日は、私が年間購読している大好きな絶対おすすめの季刊紙『まんだらけZENBU53』(定価1500円に対してこちらは100点満点!)最新号が発売と同時に横浜の自宅に届きましたので、半年振りに紹介したいと思います。

最近の『まんだらけZENBU』の楽しみ方は、本誌掲載の全商品が、インターネットオークション方式で購入出来るチャンスがあるということ。
ここのところ私もまんだらけさんの術中にはまり、すっかりオークション好きになってしまいました。(涙)
さて、今回の本誌の注目記事は・・・。


巻頭の折込から始まる53頁もの特集は箱付きのミニカーなど「車両」の大特集。
自動車パンフレットやのりもの絵本シガレットケースなどまで紹介されてますが、私には興味なし。
単行本コーナーでは、20年振りに登場!杉浦茂『キャプテン小僧 円盤Z』(トモブック社)や、三人の漫画家による三つの貸本漫画紹介として、つげ義春「四つの犯罪」遠藤政治「三つの黒曜石」永島慎二「三人の暗殺者」。
貸本少女漫画短編誌を代表する「花」(わかば書房)&「虹」(金竜出版社)の特集が嬉しい。
少女漫画史の研究は、体系的な研究者が少ないためか、まだまだ不明な点が多いので、大変助かります。
手塚治虫先生の作品では、「バンビ」と「新編月世界紳士」が登場!
特に「バンビ」は、先日私が紹介したばかりの鶴書房の漫画文庫版が出品されてます。
編集部の解説には「このバンビの文庫だけは、変わらないレア度と人気を誇る。今回の出品は背表紙に若干の補修が入っていることもあり安価なスタート価格になっています。この機会に是非。」とあり、
状態・並、表紙回りイタミ(背一部補修)・小口小マジック点で15万円からスタート!
学童社発行の「新編月世界紳士」が、並、で12万円スタートなのでそのレア度も判ってもらえますね!(笑)
そして集英社のおもしろ文庫の中でも特に珍しいのが伊勢田邦彦先生の「秘密の山脈」(作・宮田丈二)。
これで、私の戦後の集英社の単行本リストは、ある程度完成しました。
鶴書房の漫画文庫リストのように近日中に発表しますね!

そして新書VINTAGE COMICとしてJUMP COMIC特集Part.1(ジャンプ&ジャンプスーパーコミックス)が嬉しい。
ジャンプの単行本のデータを作成しているマニアは少なく、歴史も浅い。
私は、ジャンプ系の作品や作家はあまり好きではなく、手塚治虫先生とトキワ荘系の漫画家さんに『COM』や『ガロ』、『少年キング』や『少年マガジン』、『少年チャンピオン』系の作家さん達の単行本を中心に集めてきたため、唯一ジャンプ系の単行本データは未作成のままだったのです。
これで随分手抜きが出来るので助かりますね!(笑)
今回は初期JC(60'~70')で、次号Part2は中期JC(70'~80')とのこと。
とても楽しみですね!
雑誌は、講談社の『ぼくら』にとても珍しい『少女サンデー』(小学館)『少女』(光文社)『りぼん』(集英社)。
『少年画報』(少年画報社)『痛快ブック』増刊(芳文社)『別冊少年ブック』(集英社)。
講談社の学年誌である『たのしい四年生』。
昭和20年代の少年雑誌も出ているが、これは別途解説が必要だろう。
私には、ストライクである。(笑)

今回もロリエロ雑誌として『PETITパンドラ』(一水社)と『ぺバーミント』(日本出版社)が創刊号からの初期の物が紹介されています。

このようなマイナーなロリエロ雑誌がどのようなものであったのか、知る上でのとても良い一級品の資料となることでしょう。
コミックマーケットの代表・米澤嘉博さんが亡くなってから、成年漫画やロリエロ雑誌などにおいて信用するに値する研究者や、研究発表は、少ないのが現状です。
私の専門は、無声映画時代からの映画やアニメーションと大正・昭和の少年少女漫画史研究となるため、成年漫画やロリエロのジャンルにまで手を広げることは、現在及び将来もまるで考えられないので、このような分野の資料は、漫画史研究の発展進化のためにもとても有難いのである。
私が、漫画史研究家として『まんだらけ』や『まんだらけZENBU』がとても好きな理由は、実物の写真とデータが明記されているからだ。
無断引用や孫引きが多く実証的でない、大学教授などの肩書きを持っている評論家や研究者達のグループが作っているマンガ学の入門書の類より遥かにためになると私には思える。
漫画史研究家は、漫画評論家と違い、独自にデータベースを作るのが最低の必須条件。
作家の作品リスト、単行本リスト、年譜などを調査し、更に本当かどうか作家本人もしくは遺族や編集者など当時の関係者に確認しインタビューする。
他人が発表したデータは実物が確認出来るまで、半信半疑のままである。
ちなみに、私が『少年画報大全』(2001年・少年画報社)を監修した時、それ以前から活躍している評論家達が発表していたデータと私が調べたデータとでは、100箇所以上の違いが見受けられた。
『少年画報大全』巻末の参考資料と本文の記載データが違う場合、原本から実証的に確認した私のデータの方が99.9%の確率で正しいと自負している。
2001年以降に発表された書籍でも、『少年画報大全』を参考文献に加えてないもので、同じ事柄のデータが違っていた場合、私のデータの方が正しい筈だ。(笑)
『少年画報大全』発表後、私に何の挨拶もなく、データや掲載した画像を無断引用している評論家や研究者がいる。
素人のファンの人やマニアの人が趣味で楽しんでくれているならお役に立てて嬉しい限りだが、評論家や研究者を名乗りながら、参考文献として、『少年画報大全』の書名をあげてくれる研究者としての最低限のマナーを守れる人が少ないのはなぜだろうか?
彼等のような高学歴ではなく、横浜鶴見の不良少年上がりの私では良く理解出来ない謎である。
ちなみに、有名古書専門店の間では、『少年画報大全』は日本の漫画史を知る上での必須アイテムであり、店の店長達の間では私の顔と名前や正体がすっかりバレてしまっている。(笑)
それはさておき、もうひとつの楽しみは、星まこと氏によるアニメインタビュー。

星さんは一般的には、あまり知られていないが、日本のアニメの研究者としての実力は日本一。
元エイケンの名プロデューサー鷺巣政安氏に師事。
御園まことの名で『図説テレビアニメ全書』(原書房1999年)を監修している。
この本には、現場から見たアニメの歴史として「宇宙戦艦ヤマト」や、「超時空マクロス」など数々のヒット作を手掛けた演出家の石黒昇氏や「風の谷のナウシカ」の作画監督であるアニメーターの小松原一男氏、テレビアニメ創成期からのプランナーとして鷺巣政安氏の特別インタビューも収録されている。
今回の『まんだらけZENBU53』には、

〔「J9シリーズ」でアニメの常識を破りたかった〕
と題して
『ど根性ガエル』脚本、『勇者ライディーン』脚本、『ブロッカー軍団Ⅳマシーンブラスター』シリーズ構成・脚本、『ヤッターマン』脚本、『くじらのホセフィーナ』脚色構成・脚本、『機動戦士ガンダム』脚本、『銀河旋風ブライガー』シリーズ構成・脚本、『銀河烈風バクシンガー』シリーズ構成・脚本、『銀河疾風サスライガー』シリーズ構成・脚本、『亜空大作戦スラングル』シリーズ構成・脚本、『ななこSOS』シリーズ構成・脚本として知られる

山本 優さんのインタビュー9ページを収録している。

星さんとは、10年以上の付き合いになる。
非常に爽やかな兄貴分です。
そして、忘れてはいけないのが成瀬正佑氏の記事。
「護美之山」第2部・護美之砦~貸本漫画B6判単行本大全19~。
今回は【中村書店(其の一)】と補遺、護美之山作家列伝として第八回 井上智はやっぱり凄かった!など14ページ。

近年まで国宝犬山城を個人所有、維持していた名古屋の名家、成瀬家直系の次男である成瀬氏の記事は、毎回オールカラーで単行本のデータを紹介しているので非常に助かります。

川崎のぼる先生のインタビュアーも、せめて成瀬さんの研究レベルの半分くらいは勉強してから司会をして欲しかったのだが・・・。
会場で、久しぶりに成瀬さんと逢えたので、司会者と参加者が逆だろ!と、アンバランスな状態だったのを余計に肌で感じた。

プロの研究者と、あくまでアマチュアの日曜漫画研究家との実力の差をはっきりと感じさせてくれる出来事だった。
漫画史研究家は、漫画評論家と違い、日々の地道なデータ集めが必要とされ、その成果を発表する場も非常に少ない。
だが、漫画評論家が漫画家の先生達にあまり好かれていないことが多いのにくらべ、漫画史研究家に対して先生方は皆、非常に親切である。
少年時代から憧れていた、ちばてつや先生に、名前と顔を覚えてもらえたなんてまるで夢のようである。
赤塚不二夫先生からは、特別のサイン色紙をいただき、松本零士先生の逓信総合博物館の企画展には私もスタッフの一人として協力させてもらった。
漫画史研究家の私としては、とても幸せな日々を過ごしている。


特に一昨年の5月にコミックパークから少女漫画家の先駆けの一人である上田トシコ先生の代表作『フイチンさん』全三巻を発行人・本間正幸として復刊出来たことを思うと何だかとても嬉しいのだ。
『フイチンさん』全三巻は、とても好評なので、上田トシコ先生の代表作となる『お初ちゃん』『ぼんこちゃん』も復刊しました。

上から目線で漫画を語る評論家の人達とは違って、漫画家の先生方は、善人がとても多い。

一人の人間として接する場合、評論家とは付き合いたくないが、漫画家の先生方とは親交を深めていけたらとても幸せである。

漫画史研究者としての私、本間正幸は、お金や名誉、肩書きはなくとも、研究者としてはとても幸せな日々を暮らしている。

これで、いいのだ!(笑)


追伸


少女マンガ家の草分とも言うべき上田トシコ先生の代表作『フイチンさん』全三冊『ぼんこちゃん』『お初ちゃん』の五冊をコンテンツワークスのコミックパークから、オンデマンド出版しています。
発行元は、パインウッドカンパニー、発行名義人は、私、本間正幸となっています。
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【風の谷のナウシカ】映画パンフレット!!

2011-12-17 17:52:55 | 風の谷のナウシカ(1984年3月11日公開)を見た17歳の頃
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


現在、私のブログはgooを初め、アメブロ、Yahoo!ブログで音楽紹介と記事更新をしております。
先週の金曜ロードショー【天空の城ラピュタ】今週の【借りぐらしのアリエッティ】放送を機に一度、私なりの宮崎駿監督とスタジオジブリのアニメ映画特集をしてみようと思いました。(笑)

今日の画像は、私に宮崎駿監督の名前を決定的に刻みつけた作品、映画【風の谷のナウシカ】のパンフレットです。

高校三年の時、当時私が通っていた横浜市内にある神奈川県立高校の秋の文化祭で【風の谷のナウシカ】を観ました。
普通の教室でテレビを使って上映していたのです。

この時【風の谷のナウシカ】は、春に公開されたばかりの映画で、テレビではまだ放送されておらず、諸搬の事情により、映画館での上映を見逃していた私は、はからずも初めて観る機会が観客もまばらな学校の教室のテレビでの上映だったのです。
作品の素晴らしさに反比例して僅か十人足らずの観客しかいないため、途中入場して直ぐに帰ってしまう者もいました。
まだ宮崎アニメの一般的な評価が定まっていない時なので、当時の普通の高校生の常識からすれば、


「アニメなんて小中学生の子供の観るもので、馬鹿らしくて観てられない」


という時代でした。(笑)
私は、作品の素晴らしさに反比例して観客のあまりの少なさに、疑問を持っていたことを今もはっきりと覚えています。


私は、映画公開時、アニメ好きの友人に頼んで【風の谷のナウシカ】のパンフレットとポスター全種類を購入しました。
手塚治虫作品については、リアルタイムで出会った漫画が【ブラック・ジャック】や【三つ目がとおる】と、明らかに世代的に出遅れてしまったファンの一人に過ぎないのですが、【風の谷のナウシカ】や、宮崎駿監督作品については、私もリアルタイムで作品を観て影響を受けて育った世代なのです。
偶然にも、宮崎駿監督の息子吾朗監督は、私と同学年であり、宮崎駿監督が、父親として自分の息子に向けてアニメを作ってきたと公言しているくらいだから、正にドンピシャリのターゲット世代だった訳です。(笑)
この【風の谷のナウシカ】のパンフレットが、当時から私の手元にあるということは、研究者としての私の資質を顕著に示しているような気がします。
映画【風の谷のナウシカ】に対する世間の評価や作品の素晴らしさは、もはや私から説明する必要はありませんね!(笑)


その時代によって作品や人の評価も変わって行く。

漫画の歴史やアニメの歴史というものは、長いスパンでみると非常に面白いものだと私は考えています。


明日は、映画【耳をすませば】のパンフレットを紹介しますね!



{今回私が紹介する予定の宮崎駿監督とスタジオジブリ関連作品一覧}


【未来少年コナン】

(1979年9月公開・配給/東映・製作/日本アニメーション)
パンフレット定価300円
総監督/佐藤肇・脚本/今戸栄一・キャラクターデザイン/大塚康生・プロデューサー/足立和


【ルパン三世 カリオストロの城】

(1979年12月公開・配給/東宝・製作/東京ムービー新社)
パンフレット定価250円
監督/宮崎駿・脚本/宮崎駿、山崎晴哉・作画監督/大塚康生・プロデューサー/片山哲生


【風の谷のナウシカ】

(1984年3月11日公開・116分・配給/東映・製作/徳間書店、博報堂)
パンフレット定価400円
監督・原作・脚本/宮崎駿・プロデューサー/高畑勲・作画監督/小松原一男
配給収入7.6億円・観客動員91万人・作品収入ランキング13位


【未来少年コナン 特別篇 巨大機ギガントの復活!】

(1984年3月公開・配給/松竹・製作/日本アニメーション)


【名探偵ホームズ 青い紅玉の巻/海底の財宝の巻】

(1984年3月公開・配給/東映・製作/東京ムービー新社)
監督/宮崎駿


【天空の城ラピュタ】

(1986年8月2日公開・124分・配給/東映・製作/徳間書店)
パンフレット定価450円
監督・原作・脚本/宮崎駿・プロデューサー/高畑勲・作画監督/丹内司
配給収入5.8億円・観客動員77万人・作品収入ランキング15位


【続名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件/ドーバ海峡の大空中戦】

(1986年8月公開・配給/東映・製作/東京ムービー新社)


【となりのトトロ】

(1988年4月16日公開・86分・配給/東宝・製作/徳間書店)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/原徹
同時上映【火垂るの墓】


【火垂るの墓】

(1988年4月16日公開・88分・配給/東宝・製作/新潮社)
監督・脚本/高畑勲・プロデューサー/原徹

同時上映【となりのトトロ】
配給収入5.9億円・観客動員80万人・作品収入ランキング14位


【魔女の宅急便】

(1989年7月29日公開・102分・配給/東映・製作/徳間書店、ヤマト運輸、日本テレビ)
監督・脚本・プロデューサー/宮崎駿
配給収入21.5億円・観客動員264万人・作品収入ランキング9位

【おもひでぽろぽろ】

(1991年7月20日公開・119分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、博報堂)
監督/高畑勲・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入18.7億円・観客動員216万人・作品収入ランキング10位

【紅の豚】

(1992年7月18日公開・93分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、日本航空)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入28億円・観客動員304万人・作品収入ランキング7位


【海がきこえる】

(1993年5月5日・73分・日本テレビ系列)
監督/望月智充
視聴率17.4%


【平成狸合戦ぽんぽこ】

(1994年7月16日公開・119分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、博報堂)
監督・脚本/高畑勲・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入26.5億円・観客動員325万人・作品収入ランキング8位


【耳をすませば】

(1995年7月15日公開・111分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、博報堂)
監督/近藤喜文・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入18.5億円・観客動員208万人・作品収入ランキング11位

同時上映
【On Your Mark】(1995年)監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫


【もののけ姫】

(1997年7月12日公開・133分・配給/東宝・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、電通)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入113億円・興行収入193億円・観客動員1420万人・作品収入ランキング3位


【ホーホケキョ となりの山田くん】

(1999年7月17日公開・104分・配給/松竹、スタジオジブリ・製作/スタジオジブリ、徳間書店、日本テレビ、博報堂)
監督・脚本/高畑勲・プロデューサー/鈴木敏夫
配給収入7.9億円・観客動員115万人・作品収入ランキング12位


【千と千尋の神隠し】

(2001年7月20日・125分・配給/東宝)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
興行収入304億円・観客動員2350万人・作品収入ランキング1位


【猫の恩返し】

(2002年7月20日・75分・配給/東宝)
監督/森田宏幸・脚本/吉田玲子・プロデューサー/鈴木敏夫
興行収入64.6億円・観客動員550万人・作品収入ランキング6位

同時上映
【ギブリーズepisode2】

(2002年)
監督/百瀬義行


【ハウルの動く城】

(2004年11月20日・119分・配給/東宝)
監督・脚本/宮崎駿・プロデューサー/鈴木敏夫
興行収入196億円・観客動員1500万人・作品収入ランキング2位


【ゲド戦記】

(2006年7月29日公開・116分・配給/東宝)
監督/宮崎吾朗
興行収入76.5億円・観客動員588万人・作品収入ランキング5位


【崖の上のポニョ】

(2008年7月19日公開・101分・配給/東宝)
監督/宮崎駿
興行収入155億円・観客動員1200万人・作品収入ランキング4位


【借りぐらしのアリエッティ】

(2010年7月17日公開・94分・配給/東宝)
監督・米林宏昌


【コクリコ坂から】

(2011年7月19日公開・91分・配給/東宝)
監督/宮崎吾朗
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