3DSの初週(2日間)の販売台数が37万台という情報はすでに出ていたけど、
4gamer.netのランキング更新(メディアクリエイトデータ)で、おおよそのソフト販売本数がわかりました。
というワケで、3DSだけ抜き出してまとめてみた。
3DSソフト販売本数と装着率(2/26-2/27)

1位がnintendogsではなくレイトン新作だったのは、3DSをこの2日間で購入したユーザーの多くが
予約開始日まで理解していたコアなユーザーが大半だったことによるんだろう。
レイトンもライトなユーザーが多いシリーズではあるんだけど、
2作目以降は、初週指名買いユーザーが毎回30万人前後に達していることを見逃してはならない。
それだけコアなユーザーがついてきてるということ。
メディアクリエイト集計で20位圏外だったパズルボブルとダイナソーは、
ファミ通TOP30ではランクインしているらしい。
ということは、2本とも5,000本程度は売れていることに。
2本が5,000本ずつと仮定すると、ソフト販売本数の合計は約35万本。
つまりハード販売台数の37万台に届かなかったことになる。
圏外の2本を目一杯見積もっても届かないだろう。
ここで、マルガの湖畔のヤンダル先生がまとめている
過去のハードのローンチデータをみてみよう。
→歴代ハードロンチ実績(マルガの湖畔)
すべてのデータが公表されているワケではないので、ソフト本数の抜けも多く
断定はできないんだけども、おそらく、掲載されているハードと比較して
ソフト装着率が一番低いか、あるいはもっとも低いレベルだろう。
つまり、3DSはハード販売台数の割に「ソフトが売れていない」ということになる。
それはなぜか。ふたつ考えられる。
・ローンチソフトのパンチ力が弱いので、ハードだけ確保しているユーザーが多い。(DSソフトも遊べるし)
・ARゲームズ等の内蔵ソフトが豊富で、それだけでもしばらく遊べる。
ポジティブに考えると2番目なんだけど、実際そこまで内蔵ソフトの魅力が理解されてるとは思えないので
1番目の「確保買い」ユーザーの占める割合が高そうだ。
なぜローンチソフトのパンチ力が弱かったかといえば、これまで任天堂のハードは
「任天堂のソフトしか売れない」と言われ続けてきて、それを払拭したかったために
任天堂が自社ソフトの発売数を抑えたといわれてる。
今回も、同時発売に例えばマリオやゼルダといった任天堂の看板タイトルがあれば
他のソフトの販売本数は大きく下がっていたのは確実だ。
ハードが25,000円と比較的高額なため、ユーザーはそう何本もソフトを買うことはできない。
しかし結果として、任天堂がソフトの発売数を抑えても、サードパーティ製ソフトの販売本数は
期待した水準までは上がってこず、本体の「確保買い」だけされて
ソフト装着率が上がってこなかったのが、今回のランキングからいえることだと思う。
今後も任天堂製ソフトの発売数は抑え目となっており、サードパーティに道を開ける状況が続く。
この間にサード製ソフトが販売本数を伸ばし、「任天堂以外のソフトも売れる」ハードになるのか
ただの「ソフトの売れないハード」に終わってしまうのか、これからが正念場だ。
4gamer.netのランキング更新(メディアクリエイトデータ)で、おおよそのソフト販売本数がわかりました。
というワケで、3DSだけ抜き出してまとめてみた。
3DSソフト販売本数と装着率(2/26-2/27)

1位がnintendogsではなくレイトン新作だったのは、3DSをこの2日間で購入したユーザーの多くが
予約開始日まで理解していたコアなユーザーが大半だったことによるんだろう。
レイトンもライトなユーザーが多いシリーズではあるんだけど、
2作目以降は、初週指名買いユーザーが毎回30万人前後に達していることを見逃してはならない。
それだけコアなユーザーがついてきてるということ。
メディアクリエイト集計で20位圏外だったパズルボブルとダイナソーは、
ファミ通TOP30ではランクインしているらしい。
ということは、2本とも5,000本程度は売れていることに。
2本が5,000本ずつと仮定すると、ソフト販売本数の合計は約35万本。
つまりハード販売台数の37万台に届かなかったことになる。
圏外の2本を目一杯見積もっても届かないだろう。
ここで、マルガの湖畔のヤンダル先生がまとめている
過去のハードのローンチデータをみてみよう。
→歴代ハードロンチ実績(マルガの湖畔)
すべてのデータが公表されているワケではないので、ソフト本数の抜けも多く
断定はできないんだけども、おそらく、掲載されているハードと比較して
ソフト装着率が一番低いか、あるいはもっとも低いレベルだろう。
つまり、3DSはハード販売台数の割に「ソフトが売れていない」ということになる。
それはなぜか。ふたつ考えられる。
・ローンチソフトのパンチ力が弱いので、ハードだけ確保しているユーザーが多い。(DSソフトも遊べるし)
・ARゲームズ等の内蔵ソフトが豊富で、それだけでもしばらく遊べる。
ポジティブに考えると2番目なんだけど、実際そこまで内蔵ソフトの魅力が理解されてるとは思えないので
1番目の「確保買い」ユーザーの占める割合が高そうだ。
なぜローンチソフトのパンチ力が弱かったかといえば、これまで任天堂のハードは
「任天堂のソフトしか売れない」と言われ続けてきて、それを払拭したかったために
任天堂が自社ソフトの発売数を抑えたといわれてる。
今回も、同時発売に例えばマリオやゼルダといった任天堂の看板タイトルがあれば
他のソフトの販売本数は大きく下がっていたのは確実だ。
ハードが25,000円と比較的高額なため、ユーザーはそう何本もソフトを買うことはできない。
しかし結果として、任天堂がソフトの発売数を抑えても、サードパーティ製ソフトの販売本数は
期待した水準までは上がってこず、本体の「確保買い」だけされて
ソフト装着率が上がってこなかったのが、今回のランキングからいえることだと思う。
今後も任天堂製ソフトの発売数は抑え目となっており、サードパーティに道を開ける状況が続く。
この間にサード製ソフトが販売本数を伸ばし、「任天堂以外のソフトも売れる」ハードになるのか
ただの「ソフトの売れないハード」に終わってしまうのか、これからが正念場だ。