定額給付金を止めたとしても。

仕事で京都や大阪の町を歩く様になって、お年寄りが多いことに気づきます。

腰が曲がっていて、手すりを持ちながら、ゆっくり、ゆっくりと歩いている人、杖

をつきながら、一歩一歩、たどたどしく歩いている人。本当に多いのです。

一緒に歩いてくれる人がいればいいけれど、一人でがんばって歩いている人がほと

んど。

そんなとき、介護がもっと充実していればいいなあ。と思います。

そして特別老人ホームも待機者が多いとか。

80代の女性が新聞に投書をしていました。ご主人が亡くなったときにお墓を買い、

その時に自分の戒名も刻んでおいてもらったそうだけど、最近親戚から、「後々そ

の世話をするのは迷惑だ」と言われて、売ることにした。とのこと。

とても、むなしく、生きていくことの大変さを感じる世の中だなと思いました。

そして、定額給付金より、2兆円のお金を、介護の充実などに使って欲しい、とつ

くづく思うのですが・・。

でも、貰うことになってよかったのかも。と思うことが。

先日、もし、2兆円の給付金を地方単位でもらうことになったら。というアンケー

トを新聞で知事にしていたら、ある知事は、「新幹線の駅をつくる」とか言ってま

した。

オイオイ・・。

結局、定額給付金を止めたとしてもきっと、また道路を作ったり、わからないこと

に使ってしまうのが、今の国なんだろうな。