やっと晴れたので、今日は詩人Pierre de Ronsard の住んでいた修道院に行ってきました。
地元の友達が連れて行ってくれました。2人でロワール川沿いを歩き、時々迷子になりながら、たどり着いた頃には青空が広がっていました。
バラの季節は終わっていましたが、緑がたくさんで気持ちの良い空間でした。
職員の方が売り物のバラの手入れをされていて、帰りがけに、もし良かったら小さい鉢を持ってきますか?と声をかけてくれました。
友人は、ありがたいけれど歩きで来ているので、、、お気持ちだけで。と丁寧な返しをスムーズにしていて、相変わらず若いのに紳士だなあと感心しました。
帰り道、バラは見れなかったけどたのしかったね。職員さんも良い人だったね、と友人が言うので、鉢植えちょっと欲しかったけど、たしかに歩きで持って帰るの大変だもんね。と答えました。
すると、えー欲しかったの?言ってよー!あれは相手に失礼にならないような理由で断っただけだよーと笑われました。
この歳にしてすでに人生を丁寧に過ごす方法を身につけている気がします。
今日のテーマは葬儀用composition 、ハート型でした。もりもりし過ぎてしまいました。
さて、フランス花留学も佳境になります。思いがけないことも多々ありましたが、お世話になった大好きなフランス、そしてトゥールに恩返しができる仕事をしたいなと思っています。