みなさん こんばんは。
越前の国に着いたまひろ
都の暮らしとはがらりとかわり 越前一の権力者の娘として
まわりから手厚く遇されます。
御簾や机 きらびやかな部屋の調度品
けれど一番まひろを喜ばせたのは
美しい越前和紙。
和紙を手に取ったまひろは さっそく歌をしたためます。
まひろは日本人である周明とも仲良くなり
宋語を教わったりして 充実した時を過ごします。
周明は 何やら魂胆があってまひろに近づいているようで
何やら不穏な雰囲気が 😠 😠 😠
おまけに 藤原宣孝(ふじわらののぶたか)からのいきなりの求愛もあって
次回大波乱の予感が!
一方都では 毎日政務に追われる道長ですが
時々忘れえぬ女性へも思いが湧きあがってくるようで・・・
姉詮子の鋭い追及に 忘れえぬ人がいると素直に認める道長。
詮子は 忘れえぬ女性の魅力について深く追及しますが
道長はそれには答えず その場を去ります。
妻がふたりいても 子どもが何人いても
忘れえぬ人はいる。ずっと心の中にいる。
理性では割り切れない 人間の情愛
その人の魅力はと 聞かれてもうまく口では言えない
でも今 どこで 何をしているのだろうと気になる
忘れようとしても忘れられない
お互いが相手の存在をいつも感じている
まさに大人の恋ですね。
切なくて苦しいけれど 人生はそれだけ豊かになる。
再びこのふたりが出会う時 相手の中に違った魅力を発見することでしょう。
清少納言は孤独な中宮定子のために
「枕草子」を書き進めていきます。
清少納言といえば 漢学の素養を振り回し
男性貴族を言い負かして いい気になっている高慢な女性
というイメージをもっていました。
けれども 「枕草子」は定子中宮没落後に書き進められたこと
中宮を慰めるために かつての光輝く日々を書き留めたもの
定子と少納言の心のつながりを著わしたものと
知ってからは 清少納言のイメージが
がらりとかわりました。
少納言はあえて悲しいことは書かず かつての主家の栄光
中宮の美しさ めでたさ そして愉快な事ばかり書いて
傷心の中宮を慰めたのでしょう。
中宮に忠誠を誓い 静かに支える清少納言を
しっとりと演じている ファーストサマーウイカさん
新しい魅力にあふれ 輝いていてとても素敵です!
画像は全て美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。