西尾線に新駅計画

2007/2/24　中日新聞朝刊より

愛知県西尾市と名古屋鉄道が名鉄西尾線 碧海桜井～米津間に新駅を計画していることがわかった。

2007年度に工事を始め2008年度中の開業を目指す。

新駅予定地周辺には約50以上の事業所や工場が集中し、通勤時に周辺道路が混雑し問題となっている。


関係者によると駅建設とともに、碧海桜井～新駅付近の約2.3キロを複線化、新駅の停車時間を設ける。

また、新安城市は通勤用のマイクロバスやタクシーなどが停車できるよう駅前広場も整備する。


現在、市が碧海桜井駅周辺の土地区画整備事業に合わせて進めている、西尾線の高架化工事と一体化することで建設費の削減が図れるという。


建設予定地周辺の住民からは昭和40年代から駅建設の要望があり、22日には自治体や企業の関係者らが「名鉄西尾線新駅誘致市民の会」を設立した。

新駅建設について、名鉄広報宣伝部は「現段階では何も申し上げられない」としている。