上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

ああ…、春の嵐…><;

2012-04-04 23:03:49 | 日記
昨日は、5月6日に開催される『レ・ザンファン コンサート』の音合わせで、心斎橋のパワーサウンドというスタジオまで出向いた。私の予定時刻11時過ぎに到着すると、ちょうど星奈佐和子さんが音合わせ中で、待合室では前田こずえさんにも初めてお会いした。どちらも元宝塚ジェンヌ。やはり姿勢が違うね、姿勢が。立ち姿も歩く姿も、おいくつになられても皆さん綺麗。ちっとも曲がってへん。今からでも鍛えられるもんかしらん?意識してないとフニャフニャに曲がる私。気をつけよ♪っとココロの中で小さく誓った。

 なんだかいろんな事情が入り乱れ、私の番が変更になったので、帰りに覗こうと思っていた船場センタービルへ先に出かける事にした。4号館地下のドレス屋のセールを見に行くつもりが、まず最初にたどり着いた6号館ではや靴屋に吸い込まれて行った。そこで少しばかり時間が掛かってしまい、出ようとした矢先にスタジオの先輩方から戻ってくるようにと電話が入った。戻ってみるとまもなく私の番になり、スタジオに入ると凄い熱気ムンムン。いつもお世話になるバンマス兼ピアニストの斎藤さん、ベースの喜多さん、キーボードの土井さん、ドラムの浅川さんにご挨拶をして1曲15分の音合わせがスタート。私の歌う「ひまわり」の楽譜を持参していたが、既に斎藤さんがアレンジをして楽譜を作って下さっていた。私のキーがなぜ分かるのか、むっちゃ不思議でならなかった。サビから転調するアレンジが施されていたが、歌うのに支障もなく、とてもいい仕上がりなのでこれで行こうという事になった。音合わせも無事終わりスタジオから出ると、川島弘さんや条顕さんも次々と来られ、川島さんの方からいろいろと話し掛けて下さった♪

 後ろ髪引かれながらもスタジオを後にして私は帰途についた。

 てのは嘘で、せっかくここまで来たのだし、まだ2時を回ったばかり。心斎橋駅までの道のりでブティックを一件覗いていたら、パラパラ雨がいつの間にか土砂降りに…。ちょっと雨宿りした後、お昼がまだだったので店員さんに教えてもらったカフェ&ランチのお店に入った。やっとの遅昼を済ませてホッと一息つくやいなや、雨風が激しくなってだんだんと不安になり、一瞬小降りになったのを見計らって駅まで走った。

 地下鉄御堂筋線ストップ…。四つ橋線に初めて乗って西梅田へ。JR大阪駅に着いて改札を抜けるとJRも全線ストップ!入らんときゃ良かった…><;行列に並んで一回通った切符にハンを押してもらい、駅員さんを捕まえて聞いた。

 「三田まで、どうやって帰ったらいいんですか?!」

 「阪急で三ノ宮へ行き、地下鉄で新開地まで、そこで神鉄に乗って下さい!」


 5時に大阪駅を後にし、家に到着したら8時であった。3倍も掛かってしまった。
読みたい本を持っていっててほんとに良かった~!ヤレヤレ。でも私よりも大変な思いをした人、たくさんいただろうな。皆さん、お疲れさんどした! 
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20周年記念朗読コンサート…♪

2012-04-04 11:41:44 | 日記
 またまたズボラをしてしまった…。

 先月29日(木)のお昼、大倉山にある神戸文化ホールにて開催された『山田朗読研究会  20周年記念公演』は、文句なしに素晴らしかった。ゲストの河路勝氏はNHK日本語センター顧問で山田烈子さんの師匠であられ、菊池寛の『藤十郎の恋』を読まれたが、淡々と始められたのに、いつの間にか凄みをきかせながら朗読の世界にグイグイ引き込んで行く熟年の技を感じさせられた。山田烈子氏の門下の方々も20年在籍という超ベテランの講師の方ばかり。皆さん大変気合が入っておられ、最後の烈子師匠のお言葉通り、今回はあえて挑戦のしがいのある難しい物を取り上げたと仰ったのにはウンウンと肯けた私であった。

 構成もシンプルで何一つ無駄がなく、以前のように歌がないのはやや寂しかったのではあるが、前半途中のアルベルト田中バンド(ピアノ・チェロ・パーカッション)のミニミニコンサートも、クラシック調ではあるが田中さんのアレンジとお話が面白く、会場はたちまち笑いの渦で沸き返った。

 そしてラストを飾った烈子さんの 浅田次郎作 『月島慕情』


 何度となく聴かせて頂いた朗読の中で、今回私は完全に言葉を失うほどの感動を覚えた。単に「読んで聴かせる」お話ではなく、烈子さんが『月島慕情』そのものであり、主人公の「ミノ」そのものであったからである。会場の空気もいつもとは全く違った。まるでスクリーンを見せられているかのような朗読に出会い、私などにはますます無理難題な世界であると実感した次第だ。

 毎年門下ではない私にも参加を許される「朗読一日講座」のご案内も先日頂いたが、今年は申し込めば4度目となる。今まで以上に朗読の奥深さと難しさを肌で感じた私は、果たしてどれほど赤っ恥をかく事になるだろう。一年に一度だもの、出来なくて当たり前と烈子先生は仰る。そして私はその一日、冷や汗をかきながら必死にもがき苦しむ。そんないつもと違う一日が毎年新鮮で、頑張った帰りはとても清々しい気分になるのである。今年は3日間あるうちの8月29日、私の誕生日を選んだ。頭をフル回転させる記念日になりそうだ♪
コメント (2)
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