ご近所の犬とネコの心温まるお話です
ずい分前になります。子犬のチビが拾われ、黒猫のミイちゃんの家で飼われることに
なりました。
以来ミイちゃんとチビは親子のように暮らしました。ネコのミイちゃんが母親役です。
チビに同行し、ミイちゃんは日に2回散歩をします。ミイちゃんはリードを(嫌がらず)
つけることもありますが、つけなくてもチビとご主人の歩調に合わせ寄り添うように歩きます。
2匹を見つけた子ども達は、いつもそばに寄ってきます。
何年かたち、チビの歩調がヨロヨロになってきました。
ミイちゃんは、立ち止まりながらゆっくり歩きます。
そして今年、散歩はチビが抜け、ミイちゃんとご主人だけになりました。
夏が過ぎ、秋が過ぎ、冬の気配が濃厚になった頃、ご主人に「チビを見かけませんが?」
とお聞きしました。ミイちゃは、横にチョコンと腰をおろしました。
「死んだ」とさみしそうにひと言…。7月にチビは天国へ行ってしまったそうです…。
今年の夏は、暑さが厳しかったですものね…。
「これ(ミイちゃん)が、しばらく落ち着かなくてね、部屋中探し回るんだ」と…。
「行くぞ」とご主人に声をかけられ、ミイちゃんは腰をあげました。
、
雪が降り出した今も、毎日2回、みいちゃんとご主人のだけの散歩は続いています。
がんばれ、ミイちゃん
ゆきりん子(関東在住)の花便り
ゆきりん子もミイちゃんを応援しています。 (撮影/ゆきりん子)
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