本日14時からの公演「歌の翼にキミを乗せ~ロクサーヌに捧げるハイネの詩」見てきました。
(新国立劇場小ホール)
まったく知りたくない方は、どうかスルーしてください。
京王新線初台駅前にありますので、雨にも濡れません。
周りのお店を探す間もなく、劇場の入り口です~。
こじんまりしたロビーではパンフレットの販売・・・一部2000円
花輪も並べず、さあじっくり見ましょうという落ち着いた雰囲気です。
二時間十五分強の、内容のびっしり詰まった、私にしてみたら「重い」劇でした。
観る前に、ネタバレまったくなしで出かけたので、話しの流れに必死に付いて行きました。
泣き虫なので、途中から泣いて泣いて、涙を垂らしっぱなし。
これは、出演者達の母親の気持ちに自己投入しているところもありました。
多少のネタバレになってしまった?
『シラノ・ド・ベルジュラック』の話・・・あまり良く知らないのですが・・・それを第二次世界大戦の南の島に舞台を移して、哀しい愛の物語りとしています。
そうして男達の生きざま。
祖国と戦争。
あまりに考えさせられることばかり。
西村雅彦さんの演技の素晴らしいこと!
予想はしていましたが、期待通りでした。
圧倒される表現力。
一緒に舞台に上がれて、どれほどの沢山の影響を受けたのかと、共演者が羨ましくなります。
若き一等兵を演じた安田顕さんも、全身全霊かけて演じてるのがわかり、頑張れ!って心の中で応援しました