☆愛猫ココノスケ親ばか日記♪

約15年間家族の心を支え続けたキジネコ
ココ嬢の声はもう聞こえないけど
飼い主が思い出を綴ります

近ごろのジラゴン 映画から考える編

2020年04月27日 | 近ごろのゴジラ


    copyright © mike-boy


1966年の映画「天地創造」という作品をずいぶん前に観ました。
5つのオムニバスから成っています。
旧約聖書の最初の創世記のお話です。
『アダムとイブ』
『ノアの方舟』
『バベルの塔』
『ソドムとゴモラ』
『アブラハムの試練』

その中で『ノアの方舟』にヒントをもらって、以前ジラゴンくんが考えたことがありました

これら5つのお話のほとんどに「神の怒り」があるのに気づきました。
特にバベルの塔は、人間が傲慢になって神をも脅かそうと高い塔を建てて神の怒りを買い、
それまでひとつの言葉だったのを神は「乱した」とあります。
それで塔を建てるのをやめて世界中に民は散り散りになったとあります。
今回はジラゴンくんがその場面を観て考えました。

そして、またまた神の戒めを忘れた民が、欲望のまま堕落した生活をしていたソドムとゴモラという街がありました。
その街を神が滅ぼす、というお話です。ロトという善人家族以外は。

なぜこの映画を思い出したかというと、人々が神さまの言うことを聞かなくなると世の中が混乱するものだと改めて感じたからです。
(私の中で『神さま』というのは特定の宗教ではなく「人としての倫理や秩序や道徳観」と捉えます)
近ごろの世の中は、自分の国さえよければという風潮が著しい。
思い付きでものを言い経済至上主義者のような人たち、
誠実で善良な公務員を追い詰めるほどの、隠蔽改竄廃棄をやっておきながら平然としているような人たち、
それらが国の頂点に立っているおぞましさ。
これはヤバい、世も末だ、と思っていたところに今回の新型コロナ禍。

本当はこういう時こそ、世界中がみな協力して克服しなければならないのに
なぜだかまだ混乱状態のまま。ヘンなメンツにこだわったりしている。

この「天地創造」だけではなく、歴史から学べることは多いのです。
映画作品としては、大評判とまでは行かなかったのですが、聖書のお話を映像化したというところに注目しました。
『ノアの方舟』は特に、CGなどない時代によくぞ創り上げたと感動しました。

監督は名匠ジョン・ヒューストン。
音楽は、日本の作曲家の黛敏郎さんが担当しました。



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