うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

カビと梅干

2007-06-10 21:07:41 | ねこじゃらし~生活・文化
そろそろ梅が出回ってきたので、梅干し漬けなければと思ってます。
これでも梅干漬けてるんですよ。

おばあちゃんの知恵とも、おふくろの味とも程遠かった母や祖母でも一応毎年漬けてました。 だから、これくらい私でも‥と思って。 子どもの頃から見ていたので、なんとなく出来そうに思いました。 
やってみると意外に簡単です。 洗ってヘタを取り、塩を振りかけて重石をするだけ。 後は土用干し。 糠床みたいにずっと面倒見る必要ないですし。 それに市販のものとは味が違います。

でも、そこはグウタラ主婦。 出るんですね、カビが‥それも毎年(-_-;) 大きい梅と小梅を漬けてるんですが、小梅のほうにはあまり出ないんです。 どうしてかな? 塩分少な目(12~3%)ということもありますが、小梅はそれでも梅酢がよく出るんです。 大きい方の塩を増やせばいいのか? 梅酢の出が悪ければ後から追加してるんですけどね。 洗い方が足りないのか、重石が軽すぎるのか? 
防腐剤としてアルコール類を入れることはしたくないのです。

やっぱりグウタラなせいなんだろうな。 酢が上がったらサッサと紫蘇を入れて、色がついたら即天日干し、とチャッチャとやればカビが出る間もないのかもしれないけど。 ついグズグズしたり、忘れていたり。 お天気にも左右されます。

カビが出ると家内に不幸があるなんて嫌がる人もいますけど。

以前知人とその話をして、次々手順よくやれば出ないかもしれないけど‥と言ったら、彼女いわく、
「それは逆に、家内に不幸があれば手が回らなくてカビが生えるっていうことかもしれないね」
なるほど、そういう見方もあるんだ。 でも、私の場合、特に何かあるわけじゃない、ただただグウタラなんです、スミマセン。

ただ、今までの経験で、気候不順な年は梅の酸度が低くて一層カビが生えやすく感じます。 そういう年は凶作になったりするから、その辺りのことがあるのかもしれません。 それに保存食品である梅干しにカビが生えるということは、他の物が腐ったり、感染がおき易いということでしょうね。 無事に済んでいるのは現代の科学技術、特に上下水道完備のおかげでしょう。 私だって科学技術の恩恵はちゃんと評価してますよ。

毎年、性懲りもなくカビを出すのは、結局あまり気にしていないからかも。 
別に不幸なんか起こってないし。 (夫に言わせれば主婦がグウタラなことが不幸かな?)
カビを取り除いて梅を洗い(ひどいものは捨てるけど)、梅酢は沸騰させて、やり直せば大丈夫。
でも、その分余計な手間隙かけてることになりますね。
う~ん、今年こそはカビを出さないようにがんばってみようかな。   

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