うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

不二家の品質管理を巡って

2007-01-21 08:59:03 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
 近頃騒がれている、洋菓子の不二家の品質管理問題。 消費期限切れの原料を使っていたとか、賞味期限を長めに表示していたとか。 親しみ深い店だけに気になります。

子どもの頃、繁華街に喫茶部付きの大きな店があって、家族で出かけた時にはよく立ち寄ったものです。
イチゴのショートケーキがおいしいのだけど、高いのであまり食べさせてもらえない。 安月給の親に気を遣って、安いホットケーキで我慢していたことを思い出します。
最近そんな大きな店は見かけなくなって、小規模の売店があちこちに展開していました。 我が家の最寄り駅前にもあって時々買っていたけど、今はその店も閉まっています。 実家に年始に行った帰りに、「ペコちゃんのほっぺ」を買ったのが最後になりました。 

懐かしい記憶と結びついている店だけに、きちんと問題を解決して、再開して欲しいなと思っています。

ところで

このニュースを見ていた夫が、
「ウチでもやってるやないか。」と言い出した。
アハハ、その通り。
買ってきた食材、うっかり忘れて賞味期限を切らすのはグウタラ主婦の得意技。 ケチケチ精神を発揮して期限切れ直前の値引き品もよく買うから、一層ひどくなる。 それを、
「1日や2日過ぎても火を通したら大丈夫!」なんて言って、使っちゃってます。 スミマセン。

ま、自分で承知の上で自己責任で消費するのと、商品として他人に売るのとはちょっと違うと思いますが。 賞味期限と消費期限も違うはず。 そこのとこ解り難いですが。

それにしても、
消費期限切れの原料を使った商品を売るのは、間違いなく商道徳にもとる良くないことだとは思います。 けれど、期限切れとなった食品を大量にゴミとして廃棄しているという現実もどうなんでしょうか?
日本は自給率の低い食糧輸入国。 世界中で飢餓に苦しむ地域も多いというのに、大量に食料を輸入して、そのかなりの部分を消費せずゴミとして捨てている…。 この矛盾、何とかならないものでしょうか?




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