11月13日の投稿で、教育予算の総額が井戸県政時代の方が多かったとお知らせしましたが、その内訳を調べてみようとしました。 ところが、斎藤県政の分が前に見たときと違って、目的別予算などが出ていた細かい内訳の部分が見当たりません。 何か釈然としないのですが、取り敢えず関連の箇所で比較してみました。
該当ページの写真を添付します。13日の記事では西暦で表記しましたが、HPでは年号表記になっています。細かい字のみのものは井戸知事時代の令和3('21)年度、カラーで写真付きの大きな字のが斎藤時代の令和5('23)年度のものです。
令和3年度ではアの計画修繕の○県立高校の項目とイ長寿命化·環境整備○県立高校の部分がそれに当たります。令和5年度では、真ん中赤字の県立学校施設の環境充実事業の部分です。
一見して令和5年度126億と非常に多く見えますが、これは5年分で、この年度分は[ ]内の28.5億です。それに対して令和3年度はアの20億とイの15億を足すと総額35億でむしろ多いように見えます。これは前に示した総額ともつり合っています。
井戸県政の時代は調べてみた平成30年度から同じ額の歳出がありました。それ以前は見ていませんが、最後の時期には少しずつ高校設備の改修を進めていたようです。しかし少しずつなので、順番が回って来ない所は
放ったらかされていると感じていたかもしれません。また最後の期間はコロナ禍で学校に行くことが少なく、規制緩和されて行ってみると設備が綺麗になっていて、その間に知事が変わっていて、それで斎藤さんになった途端に良くなったと錯覚したのかもしれません。
しかし、生徒や保護者が誤解するのはともかく、斎藤氏自身はそれが誰の仕事か知っているはずです。それを素知らぬ顔で手柄を横取りするばかりか、
その仕事をした前任者を何もしていないと攻撃するのは卑劣としか言えません。斎藤氏のいう兵庫県の高校の費用は全国で46位とか、70万円のプール修理代も出さないということの根拠(1次資料)も何かわかりません。
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