日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
御礼
7年間 総閲覧数2,907,866  

12月1日・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団

2009-12-01 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
12月1日(火)      2F・RA4-19・10,000円・安い・・チェコフィルの時とほぼ同じ席で・・オケの音色の違いも、楽しんで・・

濃い内容の一夜でした、19時ー21時30分(20分休憩)とは、疲れましたが、嬉しい曲目変更が・・ピアノ1番が・・

3曲とも充実な出来ですね、躁鬱感の音楽創造と想いますが・・a、b、c、の旋律が浮かんだとして・・其れを必要以上に追いかけ、変化させ、何処までも執着し?・・音楽を拡げて行く感じが・・ここまで、徹底すれが此れは芸術と云うのでしょう・・
 オケの演奏は、弦の弾きこみが鋭いし、大きな放物線を描く弦の響きが好みです
ね木管、パーカッションも巧いです、ファゴットから弦へとの対話、フルートから弦へとか・・実に多彩さ楽器の使い方がありますね・・
 ピアノ1番でトランペットとピアノ二重奏プラス弦群の感じで・・面白い

全ての演奏に迷いが無い、確信・信念の演奏と言うのでしょうか・・ゲルギエフの力ですか・・

ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団

≪ショスタコーヴィチ SHOSTAKOVICH (1906-1975)≫
歌劇「鼻」より Several pieces from opera “THE NOSE”・・打楽器のみで、ジャズですね・・
交響曲第1番 Symphony No.1 in f minor op.10
       (歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より )

ピアノ協奏曲第1番 (ピアノ:デニス・マツーエフ) Piano Concerto No.1 in c minor op.35 (Piano: Denis Matsuev)
交響曲第10番 Symphony No.10 in e minor op.93
第3楽章
Allegretto 3/4拍子 三部形式
主に次の3つの主題からなる。1つ目は冒頭に現れる不気味さの漂う主楽想。この楽想にはDSCH音型が潜んでいる。2つ目はDの連呼で始まる副楽想。この楽想では主楽想より更にはっきりとDSCH音型が現れている。3つ目はホルンで奏でられるミラミレラ(EAEDA)という楽句である。この楽句はマーラーの『大地の歌』の冒頭を模したもので、『大地の歌』へのオマージュとされる。また、ショスタコーヴィチが密かに心を寄せてきたモスクワ音楽院の教え子のエルミーラ・ナジーロヴァのイニシャルでもある[誰?]。第3楽章の終わり方(496小節)はDSCH音型そのもの。
第4楽章
Andante - Allegro 6/8 - 2/4拍子
序奏のアンダンテでは低弦が陰鬱なつぶやきを歌い、それはオーボエ、フルート、ファゴットと木管に引き継がれる。67小節からアレグロに入り一転して曲調は力強く明るくなる。一旦第2楽章の部分が再現され、トゥッティ全奏の最強奏でD, S(Es), C, Hが鳴り響きタムタムが強打する。(385小節)、最後はホルン(603小節)、トロンボーン(612小節)、ティンパニ(641小節と654小節)がDSCH音型を輝かしく強奏する。

 デニス・マツーエフ Denis Matsuev (ピアノ/Piano)
1975年、バイカル湖沿岸の都市イルクーツクに生まれる。4歳から素晴らしい音楽の才能を表わす。音楽教育は、イルクーツクの芸術学校に始まり、その後モスクワ音楽院出身のセメンツォワ女史の下、イルクーツク音楽学校に学ぶ。
1991年、モスクワ音楽院附属中央音楽学校の9年生に転入し、ピャセツキーのクラスで学ぶ。積極的なコンサート活動と学問を両立させながら、ロシア各都市、諸外国で演奏する。音楽学校に在学中ながら、南アフリカ共和国のローデンポート国際音楽コンクールでグランプリを獲得。
1994年、モスクワ音楽院に入学し、人民芸術家ナセドキン、その後、同じく人民芸術家のドレンスキーの下で学ぶ。マツーエフの名前は、エリツィン大統領によりゴールデン・ブック「New Names」に加えられ、40カ国以上で演奏活動を行い、大成功を収める。
1998年、第11回チャイコフスキー国際コンクール優勝。それ以降も世界各地の音楽祭や様々な芸術祭に招かれ、めざましい活躍をしている。コンサートも年間120回以上こなし、ロシアではテレビ、ラジオへの出演や雑誌の表紙を飾るなど最もマスコミに取り上げている音楽家となった。非常に広いジャンルを演奏し、その事からも個性豊かな技術性を備えていることが伺える。同時にソロ演奏、オーケストラとの共演、室内楽演奏まで行う。また、ソロ・リサイタルでは自作のジャズをしばしば披露する。BMGよりCDも数枚ワールド・ワイドでリリースしている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。