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指揮 井上 喜惟(ひさよし)第7回 ジャパン・シンフォニア 

2006-11-06 | 東京響  ・三ツ橋敬子 

        11月5日 第一生命ホール・勝どき  3-19 5千円安い
中々ヤルジャン 井上指揮、オケ集団でした、弦の弾き込みが前回よりレベルアップ、
木管が上手いし私の好きなティンパニが切れ味が良い、二曲二魂の演奏と感じました
 名が知れ渡って無い演奏家集団?でも技量は高い方々が今後の演奏に期待度増しますね・・目標は水戸室内管弦と想いますが・・
 音色がバランス良く、音の同一性・ホモゲニもあり、音の響きに有機体、共振性が優れていると・・
1曲目は弦群の合奏が綺麗と、ソロヴァイオリンの旋律が民族的・哀愁あるメロディーが快い・・今日は期待できる響きと感じました・・

2曲目ヴァイオリン協奏曲 三戸さんが力強さと、集中力が高いし、自分の世界・音楽観を描いた演奏では技量高い・・ロマン性、民族・民謡を感じさせた旋律が面白い、楽しめた、三戸さん容姿は竹澤恭子さんに似てますかね?

3曲目 2番は数回生聴きしてますが、今回が一番感動した・・
一楽章から音のパレットが、各パートの音色が良く、弦の分節が明確とそして溶け合い
新鮮な音色です、ピアニッシモからフォルテまでの音の駆け上がりも放物線を描くような盛り上がりも良いですね、後木管の受渡し息・呼吸感が合ってました・・
 全て上手い奏者でしたが特にホルン、フルートが絶妙の味が・・

指揮は、音符に忠実、しかも隠れた音・今までの生聴きでは感じなかった音まで感じた、曲の縦糸の枠組が確りしていているので、横糸の織り成す旋律と縦の構築美が優れ
 感動まで到達するのであろうか・・今後も期待できる指揮者オケ集団と思います。

チケット額の設定に付いて、5千円一律?でした・・此れだけの好演奏が出来て如何せんお客さん・聴衆が少ない・・聴いてくれる方がいなければ成立しない演奏会では・・
入りの悪さは勿体無いですね
2階を全て2500円?にするとか、1階両サイドは3500円?にするとか
何しろ満席状態に持って行きたいですね。好演奏集団ですから・・

今後の予定07年を下記に貼り付けました、年二度の演奏会方式も水戸と同じですね
楽しみですね

指揮 井上 喜惟(ひさよし)
  (INOUE Hisayoshi 1962年9月11日横浜生れ)
オケ ジャパン・シンフォニア 

ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(三戸素子)
  シベリウス:交響曲第2番

井上 喜惟
日本での活動》 2003年、海外オケ経験者も含むフリー・ランス及び在京オケメンバーのピックアップによる室内オケ ジャパン・シンフォニア 設立とともに音楽監督に就任
また、2001年ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ (アマチュア)を設立し、2003年にはハチャトゥリアンの交響曲第3番を日本初演

NEW ! 2007年 4月21日(土) 15:30
晴海トリトンスクエア・第一生命ホール
ジャパン・シンフォニア定期演奏会
  モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
  モーツァルト:モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165(Sop.:三谷結子)
  モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
  問合せ:ジャパン・シンフォニア 0422-45-1585

NEW ! 2007年 6月10日(日) 13:30 ミューザ川崎シンフォニーホール
ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ
マーラー:「葬礼」
マーラー:交響曲第1番

NEW ! 2007年11月10日(土) 15:30
晴海トリトンスクエア・第一生命ホール
ジャパン・シンフォニア定期演奏会
  ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲
        (三戸素子、小澤洋介)
  ブラームス:交響曲第1番
  問合せ:ジャパン・シンフォニア 0422-45-1585

井上 喜惟
《主な経歴》 1979年16歳のとき渡欧、ウィーン国立音楽アカデミーでブルーノ・ザイドルホーファー、ウィーン市立音楽院でブランコ・チュベルカにピアノを師事
その後クルト・ヴェスに指揮を学ぶ
1982年よりミュンヘン、マインツでチェリビダッケに、またバイロイト音楽祭でシュタインに師事
1985年よりケルン放送交響楽団でベルティーニのもとで研鑚を積む
1989年よりウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団でカラブチェフスキーのアシスタントこの間、バーンスタインにも師事
1992年3月ブルノ・フィル定期公演でデビュー
アルメニア・フィル常任客演指揮者(1993-)、エレヴァン交響楽団(アルメニア・フィルと合併)首席指揮者(2000-2001)などを歴任
2000年9月にはアルメニアで、矢代秋雄、伊福部昭、武満徹、芥川也寸志などの作品を中心とした「ジャパン・フェスティバル」を開催、ライヴ録音もCD化された
ワルシャワ・フィル、ブルノ・フィル、チェコ・ナショナル響(コシュラー創設)とのCDがある

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