引き分けでした・・守りは川口が失点阻止し・・
如何せん攻撃がショボイ・・マキ ダイコクさま 先発で・・
ブラジル戦は
ブラジルの控選手と日本の戦いが予想される・・此れで勝てても??
顔を上げて戦いたい 奇跡を信じるジーコ監督 2006年 6月19日 (月) 07:05
日本代表は第2戦のクロアチア戦を終え、勝ち点1。自力での1次リーグ突破は消滅した。最終第3戦の相手はW杯6度目の制覇を狙う「王国」ブラジル。ジーコ監督は「われわれはまだ呼吸もしているし、生きている。ブラジル戦までの4日間で何ができるかだ」と、決して白旗を上げるつもりはない。
1次リーグ突破のためには、得失点差を勘案するとブラジル戦に2点差以上の勝利が絶対条件。その上でクロアチア-オーストラリアの結果次第と極めて厳しい状況だ。2試合で中村の幸運な1ゴール以外に、得点のない日本に奇跡を期待する要素は少ない。
ブラジルは2連勝ですでに突破を決めた。日本戦は消化試合。先を考えれば、控えメンバーも数人入れてくる可能性は高い。サブも世界最高レベルにあるのは間違いないが、そこにいちるの望みがある。ブラジルは1998年フランス大会では1次リーグ2連勝で突破を決めた後、第3戦でノルウェーに1-2で敗れた例もある。
加えて選手の間には昨年のコンフェデ杯でブラジルをあと一歩まで追い込み、2-2で引き分けた自信が残る。GK川口は「首の皮一枚つながった。持てる力をすべて出して倒れるぐらいやりたい」と前向きだ。 ジーコ監督はいまもブラジルでは英雄的存在。母国相手が日本代表監督として最後の試合となる可能性が高いが、感傷が入り込む余地はない。「希望を持っている。最後の試合に顔を上げて戦いたい」。ジーコ監督は奇跡を信じている。(共同)
サッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で、日本―クロアチア戦が行われた18日夜、東京・JR渋谷駅前のセンター街には、試合終了直後から興奮した数百人のサポーターが集まった。
太鼓やトランペットを鳴らしたほか、爆竹やロケット花火も使って大騒ぎを繰り返した。警察官約100人が出動したが、地下街へ下りる階段の屋根に乗った20代の男が、公務執行妨害の現行犯で逮捕された。(読売新聞) - 6月19日6時
[ニュルンベルク(ドイツ) 18日 ロイター] サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会で日本と0―0で引き分けたクロアチアのMFスルナが、日本の守護神、GK川口能活のプレーを賞賛した。
前半22分、DF宮本がゴール前でFWプルショを倒し、PKとなった厳しい状況の中、川口はスルナが放ったシュートを左手でダイビングセーブ。その後も続くクロアチアの猛攻を防ぎ切った。
スルナは試合後、「左側を狙ってけった。彼(川口)の予想は当たっていたし、素晴らしいプレーだった」と賞賛。あのPKを止められたことで全ての歯車が狂ってしまい、チームメイトに申し訳なかったと肩を落とした。 [ 6月19日 12時59分 更新 ]
ブラジル2発 決勝T進出決定
2006年 6月19日 (月) 06:13
大会連覇を目指すF組のブラジルは18日、ミュンヘンでオーストラリアと対戦し、FWアドリアーノ(24=インテル・ミラノ)のゴールなどで2―0で勝った。W杯での連勝記録を9に伸ばし、10大会連続の1次リーグ突破を決めた。22日(日本時間23日早朝)に日本と対戦する。
左足を鋭く振った。ゴール右隅へ吸い込まれた先制ゴール。決めたアドリアーノがタッチライン際まで走ると、控えメンバーも含めたチーム全体がゆりかごパフォーマンスで殊勲者を祝福した。
「息子にドイツから素晴らしいプレゼントを持って帰りたい」。16日に婚約者のダニエラさんがリオデジャネイロ市内で第1子を出産した。3600グラムの男の子。17日はメールで送られた愛息の写真をチェック。「ゴールをささげたい」と誓っていた男が有言実行の一撃だ。
後半4分に生まれた先制ゴール。V候補の役者が絡んだ。左サイドのロナウジーニョが縦パスで起点となり、ペナルティーエリアの外で受けたロナウドがキープ。横パスでアドリアーノにつながった。
ハーフタイムまでの戦いぶりはロナウドの不調が際立った。ボールを持っても孤立し、キープ力もなくすぐ奪われる。前半31分にはオフサイドの笛が吹かれ、プレーが止まっていたにもかかわらずシュートを放ってイエローカード。同28分にはロナウジーニョが絶妙なパスを浮かせて好機を得たが、左足のシュートはDFに阻まれていた。同37分にもロナウジーニョ―カカーとつながった絶好のチャンスでロナウドが右足を空振り。そんな不振のエースがアシストした先制点だけにチームにとっても救いとなった。
13日のクロアチア戦。1―0の辛勝に母国では批判的な声が強かった。不振を極めたロナウドはやり玉に挙げられたが、パレイラ監督の信頼は揺るがなかった。「60~70%で入って徐々に調子を上げていけばいい」。照準は7月9日の決勝戦。ロナウド同様にアドリアーノも今季は所属のインテル・ミラノで不振だったが「W杯を勝ち抜くには一線でやってきた選手の経験が必要」という指揮官の下で先発。W杯初得点につなげた。後半44分には途中出場のFWフレッジがダメ押し弾。勝ちながら調子を整えていく最強軍団が、2連勝であっさりと10大会連続1次リーグ突破を決めた。
≪豪 積極的プレーも≫一歩も引かなかった。オーストラリアが王者相手に真っ向勝負を挑んだ。前半41分、負傷したDFポポビッチと交代で入ったのは攻撃的なMFブレシアーノ。後半4分に先制されると、11分にはFWキューウェルを投入した。その1分後にGKのファンブルからキューウェルが決定機を迎えるなど、あくまで攻めの姿勢を貫いた。
「最後の審判の日を迎える」。ヒディンク監督は試合前にそう語った。日本戦での鮮やかな逆転劇。この試合で、その真価が問われていた。
後半24分、ヒディンク監督はDFムーアを下げてFWアロイジをピッチに入れた。日本戦同様の攻撃的な采配で1点を奪いにいくと、35分にブレシアーノが豪快な右足ボレー。GKの好守に阻まれたが、前回王者をギリギリまで追いつめた。
日本、合宿地ボンに戻る ブラジル戦へ立て直し
【ボン=榊輝朗】サッカーのドイツW杯出場している日本代表は18日、1次リーグ第2戦のクロアチア戦に0-0と引き分け、同日夜(日本時間19日早朝)、チャーター機を利用して合宿地ボンに戻った。
クロアチア戦で勝ち点1を得た日本は得失点差で依然、F組最下位。22日の1次リーグ最終戦、ブラジル戦に勝てば決勝トーナメント進出の望みはあるが、勝ち点3で2位の豪州、勝ち点1で並びながら得失点差で1差があるクロアチアを上回るには、最低でも2点差以上をつけてブラジルに勝つ必要がある。
とにかくブラジル戦ではできるだけ得点を奪って勝つしかない。日本は2試合を終え1得点。どうにもチャンスを生かせていない。攻撃陣には結果が求められる。
(06/19 09:36)
日本―クロアチア戦、関東の視聴率は52%
2006年 6月19日 (月) 10:09
W杯サッカーの日本―クロアチア戦(テレビ朝日系で18日夜放送)の視聴率が19日、ビデオリサーチから発表された。関東地区は52.7%、関西地区は48.9%、名古屋地区は48.9%、北部九州地区は44.1%だった。
関東地区は今年のテレビ番組の中で最高の数字。また同地区の瞬間最高は、試合終了直後の68.6%(午後11時51分)だった。
サッカー中継の最高視聴率は02年日韓大会の日本―ロシア戦(フジ系、関東地区)の66.1%。今回の52.7%は史上6位だった。
テレビ朝日は、在宅率の高い日曜夜の試合という条件が、史上1位のロシア戦の時と同じだったため、「目標を67%」としていたが、届かなかった。
チェコ粉砕!ガーナW杯初勝利
2006年 6月18日 (日) 06:13
初出場のガーナが大金星!E組のガーナは17日、ケルンでチェコと対戦し、2―0でW杯初勝利を挙げた。前半2分、スティーブン・アッピア(25)のアシストからFWアサモア・ギャン(20)のゴールで先制し、後半37分にも追加点を奪った。初戦のイタリア戦黒星から盛り返し、決勝トーナメント進出に望みを残した勝利は、不振のアフリカ勢の今大会初勝利となった。
FIFAランク2位のチェコをぶち破った。試合終了の笛に躍り上がったのは白いユニホーム。チェコ絶対優位の下馬評を覆し、同48位、W杯初出場のガーナが大金星を挙げた。
序盤から攻め立てた。前半2分、MFアッピアのパスを受けたFWギャンが左足でゴール右に蹴り込んだ。狙い通りの先制点に、相手のネドベド、ロシツキーらビッグネームは浮足立った。
0―2で敗れた初戦のイタリア戦からDF2人を入れ替えた。セルビア・モンテネグロ出身のドゥイコビッチ監督はセンターバックにシラ、DFの左サイドにモハメドと若手コンビを起用。これが的中し、パスワークを武器とするチェコを苦しめた。
02年日韓大会はセネガルが8強入りしたものの、ここまでアフリカ勢の不振が続いていた。ガーナは01年世界ユース選手権準優勝、アフリカ選手権4回優勝と実績はあった。チェルシーで活躍するMFエシエン、フェネルバフチェでプレーするMFアッピアと国際経験のある選手が中心となり、満を持して臨んだ大舞台だった。
後半20分、アモアが倒されPKを得たが、ギャンが右ポストに当ててまさかの失敗。それでも押し気味に試合を進め、後半37分にムンタリが左足でダメ押しのゴールを決めた。決勝トーナメント進出を懸けて、米国戦(22日)に臨む。
≪ツェフ好セーブ連発も≫まさかの展開だった。チェコは前半開始2分に失点すると、反撃に出ようにも持ち味のパスワークがガーナの激しいプレスの前に“沈黙”した。後半1分のMFネドベドのヘディングシュートはオフサイド。「(3―0の)米国戦より難しい試合になる。ガーナは攻撃的なスピリットを持ったチームだ」。ブルックナー監督の戦前の予感は的中した。FWコレル、バロシュの2トップが欠場する苦しい布陣。後半20分にはDFウイファルシも退場した。その後もGKツェフは好セーブを連発したが、後半37分に決定的な2失点目を喫した。最終戦の相手はイタリア。チェコが一転、崖っ縁に立たされた。
数的優位もまずい試合 伊、ミス連発で引き分け
2006年 6月18日 (日) 08:50
イタリアは決定機を何度も外し、後半2分から10人対9人と数的優位に立ったことも生かせなかった。リッピ監督は「初戦の後、選手が精根尽き果てたなと思った。きょうの試合に響くとの悪い予感が当たってしまった」と淡々と言った。
1部リーグの不正疑惑問題のあおりを受け、ガーナとの初戦には母国サッカー界の浮沈がかかるほどの重圧があった。2-0で勝ったが死力を尽くし、新たに米国戦へ気持ちを高めることができなかった。
前半22分にジラルディノがヘディングで先制したが、5分後にザッカルドがクリアミスでオウンゴールを献上した。その直後、デロッシがひじ打ちで一発退場。同32分には、トニがミスキックで大きな得点機を逃した。パスミスからピンチを招くことも多かった。
前半44分と後半2分に米国選手が退場処分になった。その優位性を生かすには広くピッチを使う戦術が有効だが、そのための走力を絞り出せなかった。ネスタは「まずい試合をした。その一言に尽きる」と、重い口調に悔しさをにじませた。(カイザースラウテルン共同)
アルゼンチン 6 - 0 セルビア・モンテネグロ 試合終了 ゲルゼンキルヘン
25:00 C オランダ 2 - 1 コートジボワール 試合終了 シュツットガルト
28:00 D メキシコ 0 - 0 アンゴラ 試合終了 ハノーファー
6月17日
22:00 D ポルトガル 2 - 0 イラン 試合終了 フランクフルト
25:00 E チェコ 0 - 2 ガーナ 試合終了 ケルン
28:00 E イタリア 1 - 1 アメリカ 試合終了 カイザースラウテルン
6月18日(日)
日本 0 - 0クロアチア 試合終了 ニュルンベルク
25:00 F ブラジル 2 - 0 オーストラリア 試合終了 ミュンヘン
28:00 G フランス 1 - 1 韓国 試合終了 ライプツィヒ
6月19日(月)
22:00 G トーゴ - スイス ドルトムント
25:00 H サウジアラビア - ウクライナ ハンブルク
28:00 H スペイン - チュニジア
【ベルリン17日】サッカーのワールドカップ(W杯)が行われているドイツで16日夕、急に嵐が荒れ狂い、テニスボール大のひょうが降るなどして大きな被害が出た。被害総額は数百万ユーロに上るとみられている。ひょうで数人が負傷したほか、W杯の野外観戦会場でも影響が出た。(写真は、ライプチヒで降ったひょうを手に取る女性)
東部のザクセン州では、数万台の自動車が被害を受けた。ライプチヒでは、大粒のひょうが頭に当たって6人がけがをし、何千という窓ガラスが破損した。また、消防隊が夜通し、地下室にあふれた水をくみ出した。また、落雷による火災も発生した。
折から、野外に設置された大スクリーンでW杯の試合を観戦していた全国の数万人のファンたちが、ずぶぬれになった。ベルリンでは、コートジボワール-オランダ戦を中継していた6台の大スクリーンが豪雨で映らなくなった。しかし、メキシコ-アンゴラ戦の時には回復した。〔AFP=時事〕
如何せん攻撃がショボイ・・マキ ダイコクさま 先発で・・
ブラジル戦は
ブラジルの控選手と日本の戦いが予想される・・此れで勝てても??
顔を上げて戦いたい 奇跡を信じるジーコ監督 2006年 6月19日 (月) 07:05
日本代表は第2戦のクロアチア戦を終え、勝ち点1。自力での1次リーグ突破は消滅した。最終第3戦の相手はW杯6度目の制覇を狙う「王国」ブラジル。ジーコ監督は「われわれはまだ呼吸もしているし、生きている。ブラジル戦までの4日間で何ができるかだ」と、決して白旗を上げるつもりはない。
1次リーグ突破のためには、得失点差を勘案するとブラジル戦に2点差以上の勝利が絶対条件。その上でクロアチア-オーストラリアの結果次第と極めて厳しい状況だ。2試合で中村の幸運な1ゴール以外に、得点のない日本に奇跡を期待する要素は少ない。
ブラジルは2連勝ですでに突破を決めた。日本戦は消化試合。先を考えれば、控えメンバーも数人入れてくる可能性は高い。サブも世界最高レベルにあるのは間違いないが、そこにいちるの望みがある。ブラジルは1998年フランス大会では1次リーグ2連勝で突破を決めた後、第3戦でノルウェーに1-2で敗れた例もある。
加えて選手の間には昨年のコンフェデ杯でブラジルをあと一歩まで追い込み、2-2で引き分けた自信が残る。GK川口は「首の皮一枚つながった。持てる力をすべて出して倒れるぐらいやりたい」と前向きだ。 ジーコ監督はいまもブラジルでは英雄的存在。母国相手が日本代表監督として最後の試合となる可能性が高いが、感傷が入り込む余地はない。「希望を持っている。最後の試合に顔を上げて戦いたい」。ジーコ監督は奇跡を信じている。(共同)
サッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で、日本―クロアチア戦が行われた18日夜、東京・JR渋谷駅前のセンター街には、試合終了直後から興奮した数百人のサポーターが集まった。
太鼓やトランペットを鳴らしたほか、爆竹やロケット花火も使って大騒ぎを繰り返した。警察官約100人が出動したが、地下街へ下りる階段の屋根に乗った20代の男が、公務執行妨害の現行犯で逮捕された。(読売新聞) - 6月19日6時
[ニュルンベルク(ドイツ) 18日 ロイター] サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会で日本と0―0で引き分けたクロアチアのMFスルナが、日本の守護神、GK川口能活のプレーを賞賛した。
前半22分、DF宮本がゴール前でFWプルショを倒し、PKとなった厳しい状況の中、川口はスルナが放ったシュートを左手でダイビングセーブ。その後も続くクロアチアの猛攻を防ぎ切った。
スルナは試合後、「左側を狙ってけった。彼(川口)の予想は当たっていたし、素晴らしいプレーだった」と賞賛。あのPKを止められたことで全ての歯車が狂ってしまい、チームメイトに申し訳なかったと肩を落とした。 [ 6月19日 12時59分 更新 ]
ブラジル2発 決勝T進出決定
2006年 6月19日 (月) 06:13
大会連覇を目指すF組のブラジルは18日、ミュンヘンでオーストラリアと対戦し、FWアドリアーノ(24=インテル・ミラノ)のゴールなどで2―0で勝った。W杯での連勝記録を9に伸ばし、10大会連続の1次リーグ突破を決めた。22日(日本時間23日早朝)に日本と対戦する。
左足を鋭く振った。ゴール右隅へ吸い込まれた先制ゴール。決めたアドリアーノがタッチライン際まで走ると、控えメンバーも含めたチーム全体がゆりかごパフォーマンスで殊勲者を祝福した。
「息子にドイツから素晴らしいプレゼントを持って帰りたい」。16日に婚約者のダニエラさんがリオデジャネイロ市内で第1子を出産した。3600グラムの男の子。17日はメールで送られた愛息の写真をチェック。「ゴールをささげたい」と誓っていた男が有言実行の一撃だ。
後半4分に生まれた先制ゴール。V候補の役者が絡んだ。左サイドのロナウジーニョが縦パスで起点となり、ペナルティーエリアの外で受けたロナウドがキープ。横パスでアドリアーノにつながった。
ハーフタイムまでの戦いぶりはロナウドの不調が際立った。ボールを持っても孤立し、キープ力もなくすぐ奪われる。前半31分にはオフサイドの笛が吹かれ、プレーが止まっていたにもかかわらずシュートを放ってイエローカード。同28分にはロナウジーニョが絶妙なパスを浮かせて好機を得たが、左足のシュートはDFに阻まれていた。同37分にもロナウジーニョ―カカーとつながった絶好のチャンスでロナウドが右足を空振り。そんな不振のエースがアシストした先制点だけにチームにとっても救いとなった。
13日のクロアチア戦。1―0の辛勝に母国では批判的な声が強かった。不振を極めたロナウドはやり玉に挙げられたが、パレイラ監督の信頼は揺るがなかった。「60~70%で入って徐々に調子を上げていけばいい」。照準は7月9日の決勝戦。ロナウド同様にアドリアーノも今季は所属のインテル・ミラノで不振だったが「W杯を勝ち抜くには一線でやってきた選手の経験が必要」という指揮官の下で先発。W杯初得点につなげた。後半44分には途中出場のFWフレッジがダメ押し弾。勝ちながら調子を整えていく最強軍団が、2連勝であっさりと10大会連続1次リーグ突破を決めた。
≪豪 積極的プレーも≫一歩も引かなかった。オーストラリアが王者相手に真っ向勝負を挑んだ。前半41分、負傷したDFポポビッチと交代で入ったのは攻撃的なMFブレシアーノ。後半4分に先制されると、11分にはFWキューウェルを投入した。その1分後にGKのファンブルからキューウェルが決定機を迎えるなど、あくまで攻めの姿勢を貫いた。
「最後の審判の日を迎える」。ヒディンク監督は試合前にそう語った。日本戦での鮮やかな逆転劇。この試合で、その真価が問われていた。
後半24分、ヒディンク監督はDFムーアを下げてFWアロイジをピッチに入れた。日本戦同様の攻撃的な采配で1点を奪いにいくと、35分にブレシアーノが豪快な右足ボレー。GKの好守に阻まれたが、前回王者をギリギリまで追いつめた。
日本、合宿地ボンに戻る ブラジル戦へ立て直し
【ボン=榊輝朗】サッカーのドイツW杯出場している日本代表は18日、1次リーグ第2戦のクロアチア戦に0-0と引き分け、同日夜(日本時間19日早朝)、チャーター機を利用して合宿地ボンに戻った。
クロアチア戦で勝ち点1を得た日本は得失点差で依然、F組最下位。22日の1次リーグ最終戦、ブラジル戦に勝てば決勝トーナメント進出の望みはあるが、勝ち点3で2位の豪州、勝ち点1で並びながら得失点差で1差があるクロアチアを上回るには、最低でも2点差以上をつけてブラジルに勝つ必要がある。
とにかくブラジル戦ではできるだけ得点を奪って勝つしかない。日本は2試合を終え1得点。どうにもチャンスを生かせていない。攻撃陣には結果が求められる。
(06/19 09:36)
日本―クロアチア戦、関東の視聴率は52%
2006年 6月19日 (月) 10:09
W杯サッカーの日本―クロアチア戦(テレビ朝日系で18日夜放送)の視聴率が19日、ビデオリサーチから発表された。関東地区は52.7%、関西地区は48.9%、名古屋地区は48.9%、北部九州地区は44.1%だった。
関東地区は今年のテレビ番組の中で最高の数字。また同地区の瞬間最高は、試合終了直後の68.6%(午後11時51分)だった。
サッカー中継の最高視聴率は02年日韓大会の日本―ロシア戦(フジ系、関東地区)の66.1%。今回の52.7%は史上6位だった。
テレビ朝日は、在宅率の高い日曜夜の試合という条件が、史上1位のロシア戦の時と同じだったため、「目標を67%」としていたが、届かなかった。
チェコ粉砕!ガーナW杯初勝利
2006年 6月18日 (日) 06:13
初出場のガーナが大金星!E組のガーナは17日、ケルンでチェコと対戦し、2―0でW杯初勝利を挙げた。前半2分、スティーブン・アッピア(25)のアシストからFWアサモア・ギャン(20)のゴールで先制し、後半37分にも追加点を奪った。初戦のイタリア戦黒星から盛り返し、決勝トーナメント進出に望みを残した勝利は、不振のアフリカ勢の今大会初勝利となった。
FIFAランク2位のチェコをぶち破った。試合終了の笛に躍り上がったのは白いユニホーム。チェコ絶対優位の下馬評を覆し、同48位、W杯初出場のガーナが大金星を挙げた。
序盤から攻め立てた。前半2分、MFアッピアのパスを受けたFWギャンが左足でゴール右に蹴り込んだ。狙い通りの先制点に、相手のネドベド、ロシツキーらビッグネームは浮足立った。
0―2で敗れた初戦のイタリア戦からDF2人を入れ替えた。セルビア・モンテネグロ出身のドゥイコビッチ監督はセンターバックにシラ、DFの左サイドにモハメドと若手コンビを起用。これが的中し、パスワークを武器とするチェコを苦しめた。
02年日韓大会はセネガルが8強入りしたものの、ここまでアフリカ勢の不振が続いていた。ガーナは01年世界ユース選手権準優勝、アフリカ選手権4回優勝と実績はあった。チェルシーで活躍するMFエシエン、フェネルバフチェでプレーするMFアッピアと国際経験のある選手が中心となり、満を持して臨んだ大舞台だった。
後半20分、アモアが倒されPKを得たが、ギャンが右ポストに当ててまさかの失敗。それでも押し気味に試合を進め、後半37分にムンタリが左足でダメ押しのゴールを決めた。決勝トーナメント進出を懸けて、米国戦(22日)に臨む。
≪ツェフ好セーブ連発も≫まさかの展開だった。チェコは前半開始2分に失点すると、反撃に出ようにも持ち味のパスワークがガーナの激しいプレスの前に“沈黙”した。後半1分のMFネドベドのヘディングシュートはオフサイド。「(3―0の)米国戦より難しい試合になる。ガーナは攻撃的なスピリットを持ったチームだ」。ブルックナー監督の戦前の予感は的中した。FWコレル、バロシュの2トップが欠場する苦しい布陣。後半20分にはDFウイファルシも退場した。その後もGKツェフは好セーブを連発したが、後半37分に決定的な2失点目を喫した。最終戦の相手はイタリア。チェコが一転、崖っ縁に立たされた。
数的優位もまずい試合 伊、ミス連発で引き分け
2006年 6月18日 (日) 08:50
イタリアは決定機を何度も外し、後半2分から10人対9人と数的優位に立ったことも生かせなかった。リッピ監督は「初戦の後、選手が精根尽き果てたなと思った。きょうの試合に響くとの悪い予感が当たってしまった」と淡々と言った。
1部リーグの不正疑惑問題のあおりを受け、ガーナとの初戦には母国サッカー界の浮沈がかかるほどの重圧があった。2-0で勝ったが死力を尽くし、新たに米国戦へ気持ちを高めることができなかった。
前半22分にジラルディノがヘディングで先制したが、5分後にザッカルドがクリアミスでオウンゴールを献上した。その直後、デロッシがひじ打ちで一発退場。同32分には、トニがミスキックで大きな得点機を逃した。パスミスからピンチを招くことも多かった。
前半44分と後半2分に米国選手が退場処分になった。その優位性を生かすには広くピッチを使う戦術が有効だが、そのための走力を絞り出せなかった。ネスタは「まずい試合をした。その一言に尽きる」と、重い口調に悔しさをにじませた。(カイザースラウテルン共同)
アルゼンチン 6 - 0 セルビア・モンテネグロ 試合終了 ゲルゼンキルヘン
25:00 C オランダ 2 - 1 コートジボワール 試合終了 シュツットガルト
28:00 D メキシコ 0 - 0 アンゴラ 試合終了 ハノーファー
6月17日
22:00 D ポルトガル 2 - 0 イラン 試合終了 フランクフルト
25:00 E チェコ 0 - 2 ガーナ 試合終了 ケルン
28:00 E イタリア 1 - 1 アメリカ 試合終了 カイザースラウテルン
6月18日(日)
日本 0 - 0クロアチア 試合終了 ニュルンベルク
25:00 F ブラジル 2 - 0 オーストラリア 試合終了 ミュンヘン
28:00 G フランス 1 - 1 韓国 試合終了 ライプツィヒ
6月19日(月)
22:00 G トーゴ - スイス ドルトムント
25:00 H サウジアラビア - ウクライナ ハンブルク
28:00 H スペイン - チュニジア
【ベルリン17日】サッカーのワールドカップ(W杯)が行われているドイツで16日夕、急に嵐が荒れ狂い、テニスボール大のひょうが降るなどして大きな被害が出た。被害総額は数百万ユーロに上るとみられている。ひょうで数人が負傷したほか、W杯の野外観戦会場でも影響が出た。(写真は、ライプチヒで降ったひょうを手に取る女性)
東部のザクセン州では、数万台の自動車が被害を受けた。ライプチヒでは、大粒のひょうが頭に当たって6人がけがをし、何千という窓ガラスが破損した。また、消防隊が夜通し、地下室にあふれた水をくみ出した。また、落雷による火災も発生した。
折から、野外に設置された大スクリーンでW杯の試合を観戦していた全国の数万人のファンたちが、ずぶぬれになった。ベルリンでは、コートジボワール-オランダ戦を中継していた6台の大スクリーンが豪雨で映らなくなった。しかし、メキシコ-アンゴラ戦の時には回復した。〔AFP=時事〕