小さく囀っていた、オジロビタキ。

若いオスではないかと、いう人もいた。囀りのような声も聞こえた。のどのあたりもうっすらと汚れたように色が見える。

梅の花の中の、オジロビタキ。

花に埋もれて見上げる姿が、愛くるしい。

尾を上げて、ポーズをとってくれた、オジロビタキ。

やっと見せてくれたが、それでももっと上げてほしかった、尾を上げるポーズ。

尾羽を広げて見せた、オジロビタキ。

この個体は、あまり尾を上げてくれない。オジロビタキは尾をきゅっと上げるのが、可愛いポーズなのだが。やっと尾を上げ、広げて見せた。

地味なオジロビタキは、紅梅によく似合う。

白っぽい地味なオジロビタキ。それでも、小さくて可愛い姿が、赤い梅の花が引き立てる。

オジロビタキとの、出会いは楽しい。

ビッ、ビッ、と鳴いて、居場所を教えて飛び回る。

梅にやってきた、オジロビタキ。

今季も会えた、オジロビタキ。

今季は初めのころ、いるという話で駆け付けたが、抜けた後だった。ずっと会いたかったのだが、やっと会うことができた。

懐かしい、一年ぶりのオジロビタキ。

本当に、懐かしい思いがする。