教育や未来について全国の高校生が交流する「第10回全国高校生サミット」が5日、名古屋市内の大学で開かれました。参加した14都府県600人の高校生たちは、公私格差や社会の矛盾について、教育評論家の尾木直樹氏を交え、学んだことをどう生かすのかを話し合いました。
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安倍晋三政権は、就学前の子どもの教育・保育のあり方を大きく変える「子ども・子育て支援新制度」の本格実施を来年4月に強行しようとしています。この1年、内閣府の「子ども・子育て会議」で制度や事業の内容、基準などの検討作業がすすめられてきました。会議では「現行基準より下回るのでは」の疑念が相次ぎました。
選択を押しつける異常さ
今回の「新制度」は、これまでの幼稚園と保育所にくわえ、新た . . . 本文を読む
安倍政権が教授会の権限を剥奪し、「大学の自治」を揺るがす学校教育法改定案の今国会での提出をねらうなか、シンポジウム「いま、大学の自治を問う」が20日、京都大学(京都市左京区)で行われました。京都大学職員組合などが主催しました。
京大職組の山佳奈子副委員長が開会あいさつし、京都大学での総長選挙廃止の動きについて述べました。
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日本共産党の宮本岳志議員は9日の衆院文部科学委員会で、日本学生支援機構の奨学金の返済を滞納した若者が、債務の保証事業を行う日本国際教育支援協会から300万円以上の一括返済を迫られている現状を告発しました。
本人と連絡が取れないなどの理由で、同協会が返還者に代わって代位弁済を行った場合、返還金の総額が“ただの借金”と同じ扱いになり、返済猶予期間の遡及(そきゅう)などの救 . . . 本文を読む
衆院本会議 宮本議員質問
教育委員会を首長の支配下におこうとする教育委員会「改革」法案が15日、衆院本会議で審議入りしました。日本共産党の宮本岳志議員は「憲法が保障する教育の自由と自主性を侵害するものだ」と反対を表明しました。
法案は、 (1)教育委員会から教育長の任命権や指揮・監督権限を奪い、教育委員長と教育長を一本化し、首長が直接、教育長を 任命する (2)首長と教育委員会で組織す . . . 本文を読む
大阪府泉佐野市教育委員会が、戦争と被爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を、作品内に「差別的表現がある」として市立小中学校から回収していたことが、20日までにわかりました。
市立校長会は回収の撤回を要望、市教委は同日中に返却しました。
市教委によると千代松大耕(ひろやす)市長が「はだしのゲン」の作品内に差別的表現が多いと問題視し、中藤辰洋教育長に回収を要請。教育長は1月、市立小中学校1 . . . 本文を読む
私立大学の学費値上げの動きが、報道され、受験生や父母に不安が広がっています。4月からの消費税増税が引き金になっているだけに、政府の責任が問われています。
私大で学費値上げ
私立大学の初年度納付金は平均で131万円、国公立大学も81万円を超えます。高校と大学に通えば、就学費用に1千万円もかかるといわれています。私立大学入学時の経済的負担を「重い」と答えている家庭は9割にのぼります。
経済 . . . 本文を読む
東京・武蔵野の父母ら「隊」結成
同市の第1次選考結果で認可保育園に応募した873人のうち、半数以上の501人が入れませんでした。
18日に市立図書館の会議室で開かれた3回目の交流会に、「初めまして」と言いながら2人の母親が参加しました。2人ともインターネットで「武蔵野市 保育園」などと検索し「増やし隊」を知ったといいます。
自己紹介をしながら保活(保育園に入るための活動)の経験や、先の . . . 本文を読む
「国民のための奨学金制度の拡充をめざし、無償教育をすすめる会」(奨学金の会)は22日、東京都の新宿駅西口で、学費の無償化と給付制奨学金の実現を求める署名への協力を呼びかけました。同会は、全労連、全日本教職員組合、全日本学生自治会総連合(全学連)、全国大学院生協議会などの団体、個人でつくっています。 . . . 本文を読む
「大企業には8千億円もの復興特別法人税を前倒し廃止、(米軍への)思いやり予算は何千億円も出しながら、学生にはわずか84億円も出せない。これでは若者の未来は守れない」。日本共産党の宮本岳志議員は17日の衆院予算委員会で、日本の大学の異常な高学費を告発、学費負担軽減のための予算拡充と給付制奨学金をただちに実現するよう求めました。論戦ハイライト
(写真)質問する宮本岳志議員=17 . . . 本文を読む