安倍晋三首相は総選挙の街頭演説で、「全世代型の社会保障」を掲げ、「国民の信を得て敢行していく」(11日、愛知県岡崎市)などと主張しています。安倍首相への「信」をめぐり、最も深刻に問われているのは「森友・加計」疑惑をめぐる権力私物化の深い闇―。首相は街頭で、この問題を一切語っていません。
首相は冒頭解散を表明した9月25日の会見で、疑惑について「批判を受け止めながら、国民の皆様に説明しながら選挙 . . . 本文を読む
10/14(土) 17:29配信(朝日新聞)
自民党の二階俊博幹事長が14日、街頭演説中にヤジを続けた聴衆を「黙っておれ」と厳しく制し、演説を中断する一幕があった。連立を組む公明前職を応援するため、大阪府守口市でマイクを握った際の一幕。 二階氏の演説が始まると、聴衆から「消費税を上げるな」とヤジが飛んだ。二階氏は最初は「ちょっと。演説中だからだまってなさい」と控えめに注 . . . 本文を読む
自民党は2日に発表した総選挙公約で、正社員の有効求人倍率が1倍を超えたことをアベノミクスの成果と自慢しています。しかし、有効求人倍率の上昇は雇用の改善などではありません。職業別にみると、離職率が高い職業で有効求人倍率が高くなっています。
有効求人倍率と離職率を統一的に把握できる統計はありません。そこで、離職率は「雇用動向調査」、有効求人倍率は「一般職業紹介状況」を合 . . . 本文を読む
支持率急落のもと安倍晋三首相が行った内閣改造から3日で1カ月。首相は改造内閣発足で「深く反省しおわびする」「真摯(しんし)に説明責任を果たしていく」(8月3日の会見)と口にしたものの、国会は開かず疑惑の説明もなし。北朝鮮問題では、国際社会が求めている対話を否定し圧力だけを迫るなど、まったく逆の姿勢をとっています。
臨時国会開かず
「各閣僚は全力で仕事をしている」。菅義偉官房長官は改造1カ月に . . . 本文を読む
安倍晋三首相は3日、第3次安倍再々改造内閣を発足させました。東京都議選で自民党が歴史的惨敗を喫し、内閣支持率が急落するなど追い込まれたもとでの内閣改造です。
安倍首相は記者会見で、「森友学園」や「加計学園」をめぐる疑惑と南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の「日報」隠蔽(いんぺい)問題について、「国民のみなさまから大きな不信を招く結果となった。改めて深く反省し、国民のみなさまにおわび . . . 本文を読む
「23議席という数字は誰も想像していなかった」
東京選出の自民党議員や同党関係者、政府関係者から東京都議選(2日)の歴史的惨敗について「想定外」の言葉が深刻に語られます。自民党大敗の深層を考えます。
「投票日1週間前の情勢調査では41ぐらい取れるはずだった」
自民党ベテラン議員の一人はこう語ります。情勢の大激変の中の都議選だったことが浮き彫りです。自民党の土屋正忠衆院議員は自身の . . . 本文を読む
新宿アルタ前
9日に東京都新宿区で行われた安倍政権の退陣を求めるデモと集会では、参加者が「こんな人です」「こんな人is国民」と書かれたプラカードを手にしていました。東京都議選投票日前日(1日)の東京・秋葉原。安倍首相が、抗議する人たちに言い放った言葉、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」への怒りです。集会でも、多くの市民が怒りを表しました。
午後7時。東京・新宿アルタ前 . . . 本文を読む
国政私物化、憲法破壊の安倍政権への怒りが爆発的に示され、自民党が歴史的大敗を喫した東京都議選後に行われた主要メディアの全国世論調査で、前月に引き続き安倍内閣支持率が急落し、過去最低となりました。
政権寄りの報道姿勢をとる「読売」の調査(7~9日実施)で、安倍内閣支持率は36%。前回調査(6月17~18日実施)から13ポイント下落し、2012年12月の第2次安倍政権発足以降初めて30%台となり . . . 本文を読む
戦争法に反対し、立憲主義を守る幅広い研究者でつくる立憲デモクラシーの会は26日、国会内で記者会見し、「安倍政権による強権的な国会運営と説明責任の放棄に対する声明」を発表しました。
(写真)安倍政権の政治姿勢を批判する声明を 発表する立憲デモクラシーの会=26日、国会内
声明は、通常国会での安倍政権の「共謀罪」 . . . 本文を読む
安倍晋三政権は、北朝鮮情勢の緊迫化の中、安保法制=戦争法の一環である自衛隊法の「武器等防護」規定に基づき、海上自衛隊による「米艦防護」任務を初めて実施しました。北朝鮮の核・ミサイル開発の加速は、断じて容認できません。しかし、今回の「米艦防護」は、軍事に軍事で対抗し合う悪循環をさらに加速し、外交的手段での問題解決を遠ざけることになります。トランプ米政権が北朝鮮への武力行使に踏み切れば、自衛隊が先制 . . . 本文を読む