「表現の自由を侵す。言論規制につながる」―。現代日本彫刻作家連盟の中垣克久代表(70)は悔しさをにじませました。東京都美術館(台東区上野公園)で開催中の現代日本彫刻作家展で、同氏の作品の一部が「直接的な政治的メッセージにあたる」として、同美術館側から作品の撤去を求められたからです。中垣氏の作品だけではなく、同美術館は一昨年より2度にわたって「従軍慰安婦」をめぐる作品の取り外しを求めてきたことも明 . . . 本文を読む
参院・「デフレ脱却と財政再建調査会」が19日開かれ、与党が推薦した参考人までが4月からの消費税増税に異を唱えました。
意見陳述したのは国際大学名誉教授の宍戸駿太郎、日本総合研究所調査部主席研究員の藻谷(もたに)浩介の両氏。日本共産党から辰巳孝太郎議員が質問しました。
安倍政権のアベノミクスを評価する立場の宍戸氏は、「消費税は安定的といわれるが、(経済)大国ではデフレ効果の方が大きく、沈殿 . . . 本文を読む
自民党了承 国・首長の権限強化
自民党は19日、文部科学部会を開き、安倍内閣が進める教育委員会制度「改革」案を大筋で了承しました。首長が大綱的方針の策定や教育条件、人事方針などを決定し、さらに国による介入・干渉を強化するなど首長と国による教育支配・介入を抜本的に強化する内容になっています。憲法にそって教育の自主性を守るためにつくられた制度の根幹を大きく変えるもので、1956年の委員公選制度廃止 . . . 本文を読む
日本共産党の吉良よし子参院議員は19日、一連の発言が問題視されているNHK籾井勝人(もみいかつと)会長らを招いた総務委員会で発言の真意をただし、まともな答弁のできない籾井会長の辞任と、反社会的言動を行っている2人の経営委員の罷免を求めました。
(写真)質問する吉良よし子議員=19日、参院総務委
籾井会長は就任会見で「政府が右ということを左というわけにはいか . . . 本文を読む