参院選公示(22日)を前にした21日、日本記者クラブ主催で与野党9党による党首討論会が開かれました。日本共産党の志位和夫委員長は、野党共闘の勝利と日本共産党の躍進への決意を表明し、安保法制=戦争法や安倍政権に代わる責任ある政権構想などについて語りました。(詳報)
(写真)発言する志位和夫委員長(右)。左へ岡田克也民進党代表、安倍晋三首相=21日、東京都千代田区
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日本共産党の小池晃書記局長は21日の会見で、野党共闘や日本共産党を攻撃する出所不明のビラが各地でまかれていることについて、「野党が勝利することを望まない勢力が追い詰められてやっているのだろうが、こういう卑劣で謀略的な攻撃は直ちにやめるべきだ」と厳しく批判しました。
小池氏は「野党共闘によって1人区で自民党を追いつめている表れだ」と指摘。宮城県の村井嘉浩知事が記者会見で、「『共産党がついている方 . . . 本文を読む
21日放送の日本テレビ系番組「news every.(ニュース・エブリー)」で与野党党首討論が行われ、憲法改定問題がテーマになりました。この中で安倍晋三首相は、「今の段階でどこをどう変えるかを集約していないので参院選で問いようがない」と発言。日本共産党の志位和夫委員長が「安倍首相は憲法9条には手をつけないといえるのか」とただしたのに対し、首相は答えず、9条改憲を否定しませんでした。
志位氏は「 . . . 本文を読む
東京電力の広瀬直己社長は21日、本社で記者会見し、福島第1原発事故で原子炉内の核燃料が溶け落ちる「炉心溶融(メルトダウン)」という言葉を使わないよう当時の社長が社内に指示していた問題について、「隠ぺい」に当たるという認識を示しました。
東電が設置した第三者検証委員会(委員長=田中康久・元仙台高裁長官)が16日、炉心溶融を判断する社内マニュアルがあったにもかかわらず、炉心溶融の公表が2カ月以上遅 . . . 本文を読む
豪華海外出張や政治資金の公私混同疑惑などで、世論の厳しい批判を受け、東京都の舛添要一知事は辞職に追い込まれましたが、最後の登庁となった20日も報道陣の問いかけも無視して無言のまま、無責任な姿勢に終始しました。知事選で同氏を支援し、百条委員会の設置に反対した自民党、公明党の責任が問われています。同時に、不起訴処分となった口利き・金銭授受疑惑の甘利明前経済再生担当相が、国会閉会後、活動を再開するなど . . . 本文を読む
報道各社の最新世論調査で、参院選の全国32の改選1人区で統一候補を擁立した野党の議席増への期待が強いことが明らかになりました。
「毎日」の世論調査(20日付)では、「野党が増えたほうがよい」が46%と、「与党が増えたほうがよい」の34%を上回っています。中でも無党派層では、57%が「野党が増えたほうがよい」と回答。与党の議席増への期待(20%)を倍以上上回っています。「読売」(20日付)では . . . 本文を読む
22日の参院選公示を目前にした19日夜、与野党党首による「ネット党首討論」がインターネット動画サイト「ニコニコ動画」などを通じて生放送されました。経済と憲法をテーマに各党首が論戦。憲法をめぐる議論では、安倍改憲を許すのかどうかが参院選の大争点であることが浮かびあがりました。
(志位委員長の発言)
首相「次国会から条文を議論」
安倍晋三首相は、参院選後の国会から改憲議論を行うと明言。こ . . . 本文を読む