老後の日々

果物に野菜作り等、
今では趣味にして気間々にやっています。

最古の吉野山風俗図

2007年03月29日 | Weblog

                                

桜の名所として知られる奈良県の吉野山の姿を描いた。狩野派のびょうぶ絵が、戦後行方が分らなくなっていた。 

そのびょうぶが2年程前愛好家が米国で発見し購入していたらしく、十月特別展で一般公開されるらしい。       

十六世紀後半安土桃山時代の作品とみられ、寺院の姿などから、吉野山を描いた風俗図としては最古の可能性が高いと言う。

水墨で描き彩色しており縦1.5メートル横3.4メートル、吉野の山々に囲まれた金峯山寺と参拝道を中心に、

花見で酒を酌み交わす人々や、茶店で休憩する旅人の姿などを生き生きと描かれているらしく、拝見したいものである。

尾張徳川家に伝わっていたものが売却され、1940年代以後は行方不明になっていたもの。吉野の風俗図としては、

豊臣秀吉の花見を描いた十七世紀初めの(吉野花見図屏風)重要文化財がこれまで最古とされていた。

 http://blog.pr.arena.ne.jp/cgi-bin/in.cgi?mine3938"><img

 


徳島と聞けば阿波踊り

2007年03月29日 | Weblog
毎年見る桜なのに春の声を聞くと、桜の開花が待ち遠しい。そして花の下に行くと心が安らぐ、見知らぬ人にも声を賭けてしまう。心が浮き浮きしてくるのだろう。徳島に生まれ、ここで育っているから、随分ながく御世話になっている。徳島と言えば阿波踊り、これも桜と同様、毎年大勢の観光客で賑わいます。踊りや、音楽に興味があるわけでもない、阿波踊りだけは見たいと言うのでもなく、徳島に住んでいるから毎年繰り返し、何十回何百回と見せてもらっている。

それだけなのに、踊りの期間、家で食事中など、テレビでこの踊りを見ていると、箸を持つ手がいつの間にか鼻のの上にいる。そんな阿波踊り。阿波踊りには歌があります。その歌がよしこのです。此のよしこの、変えることなく、魅力を引き立て、まもり育ててきた、よしこのの第一人者が徳島にいます。お鯉さんこと多田小餘綾(タダコユルギ)さんです。今年100歳を迎えられました。現役です。

この3月27日県郷土文化会館で100歳を記念したコンサートがありました。よしこのを継ぐ仲間達(芸妓)は祝舞を。直弟子達60人による、よしこのの歌を演奏し、二部は、お鯉さんのよしこのに合わせて、有名連の踊り子達が阿波踊りを披露。百歳を向えるお鯉さんを祝った。お鯉さんとよしこのは昭和6年日本コロンビヤーでのレコード収録から現在。  県民栄誉賞、名誉市民に選ばれています。

阿波よしこの・・・・・
ハアラ エライヤッチャ エライヤッチャ
ヨイ ヨイ ヨイ ヨイ
(以下はやし略)
阿波の殿様 蜂須賀さまが
今に残せし 阿波踊り
笹山通れば 笹ばかり
猪 豆喰て ホウイ ホイ ホイ
笛や太鼓の よしこのばやし
踊りつきせぬ 阿波の夜
踊る阿呆に 見る阿呆 
同じ阿呆なら 踊らにゃソン ソン

他に阿波小唄・せきぞろ・かみじ・柳の雨・手拍子揃えて等、

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