やっぱり、せっかくなら見ないでは帰れない、自衛艦旗納め
寒空の下、じっと待っていたら、
この寒い中、カメラを構えて待っている物好きな女性二人組が、他にもいました(笑)
いらっしゃるものですね(笑)
「自衛艦旗降ろし、5分前」
の放送が聞こえ、甲板に乗員さんが集まります。
…やがて、君が代が鳴り響き、ゆっくりと自衛艦旗が降ろされます。
この時間、大好きだ~~~~
帝国海軍時代から、
このような光景が続いてきたのかと思うと、
万感の思いがこみ上げてきます。
ちなみに、この自衛艦旗の掲揚・降下について、
海上自衛隊礼式規則(昭和40年5月24日海上自衛隊達第33号)
第21条(自衛艦旗を掲揚し又は降下する場合)によると、
自衛艦において定時に自衛艦旗を掲揚し又は降下するときは、
定時10秒前に喇叭を以て「気を付け」を令して定時に、
喇叭君が代(帝国海軍および陸軍で使用していたものと同じ喇叭用の曲(喇叭譜)で、
一般の楽譜とも陸上自衛隊と航空自衛隊で使用する君が代の喇叭譜とも異なる)
1回を奏するものとし、当直士官は、艦橋又は後甲板付近に措いて掲揚(降下)を指揮しつつ、
自衛艦旗に対し挙手の敬礼を行う。 (Wikipediaより)
とのことで、
つまり、自衛艦旗を降ろす時は、
海だけ、旧軍で使用されていた君が代なんですよね、なぜか。
かつ、陸・空は、国旗の掲揚及び降下は、
朝8時は同じですが、降下は5時と決まっています。
海は日没なので、毎日微妙に時間が違うわけですね。
…まぁ、ここらへんが、他幕の方からしますと、
「なんだって海自だけ違うことしているんだよ」
という思いがなくはないようですが(笑)
で、陸・空は、国旗のみの掲揚・降下ですから
海だけ、自衛艦旗と国旗の二つがあり、
かつ、降下の開始タイミングは同じなのですが、
艦首側の国旗の方が降下が早く、
国旗を降ろし終えた乗員さんは、
くるっと後ろの自衛艦旗の方を向き、敬礼して、
ゆっくりと降ろされる自衛艦旗を見ています。
…なので、このあたりも、
他幕の方々からすると、
「なんで???」
と思ってしまうところのようです(笑)
この色々と、海上自衛隊だけが違うところが多いのが、
伝統墨守・唯我独尊と言われる所以なのでしょうけどね(笑)
さて、この後1830から、
電灯艦飾が行われました
(写真提供:石井隆太郎氏)
電灯艦飾はやっぱりキレイですね
しかし、電灯艦飾が消えた後もキレイなのだ
…で、この写真をUPしたかったのですが、
なぜかできない…
残念…観覧車から見たみょうこうが、とっても美しかったのに~
…という感じで、初日のみょうこう見学は終了しました
翌日も行きたかったのですが、
一般公開が終わるギリギリになんとか到着…でしたので、
もう、つるっと一周して終了。
…実はこの日、お昼に見学に来ていた方は、
超・超・超・ラッキーだったのです
なぜなら、同じ第三護衛艦隊群である、あたご、まきなみ、すずなみが関門海峡を通過し、
もちろんここで、すれ違う僚艦同士で敬礼が行われたのです
あ~…見たかった…
この様子は、コチラのFlickrに掲載されているので、ご覧くださいませ
…という感じで、
二日目は終了しました。
次回、出港のお見送りです