「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

イージス艦「みょうこう」in下関  ~出港編~

2015年02月17日 | 海上自衛隊
…基本的に、ひじょ~~に朝が弱い私ですが、


この時だけは早起きできるのが、自衛艦旗掲揚(笑)


前回の記事で、自衛艦旗納めをアップしましたが、


今回は、自衛艦旗掲揚からの~~~出港です


…下関駅近くのホテルから歩くこと15分、


再びあるかぽーとに向かいました…ら、


ちょうどいいタイミングでした





この時も、私含め、もの好きなギャラリーが数名いらっしゃいましたね(笑)


寒さをこらえながら、ラッパを待ちます。


そして8時…ラッパが鳴り響き、自衛艦旗が揚がります。





う~ん、いつ見てもいい…。


…しかし、この時は寒かった…


みょうこうは、この後9時に出港なので、このまま岸壁にいるつもりだったけど、


あまりの寒さに、一旦、スタバに退避。


30分に、再び岸壁へ…行きましたらば…吹雪いてるよ!!!


…断言するけど、艦艇の出港お見送りじゃなかったら、


断じて、一歩たりとも外に出てないよ…っていう寒さ。



…っていうか、カラー写真なのに、


見事にグレー1色の写真になっているあたり、


寒さを感じていただけるのではないでしょうか?(笑)


いやもう、ほんっとにあり得ない寒さで、


手が凍傷になりそうだった…








…しかーし、みょうこうの乗員さんたちは、


いつもどおりに、淡々と出港作業なう。





…舞鶴はもっと寒いと思うけど、この日はさすがに寒そうでした…。



旗が揚がりました。



艦首で出港作業、舫いを放していきます。


…そういえば、みょうこうは、舫いを放す順番を、


地本の人に最初に細かく指示してたなぁ。


そういう様子は初めて見たような気がします。



舫いを外すために待機している、地本の皆さま。


一度でいいから、私も舫いを外してみたい…。





出港作業を眺めていると…





みょうこうの艦長さんのお姿が


この艦橋ウイングに立っているご様子が、めっちゃ素敵でした~


…しかし、吹雪いているのに、表情一つ変わらない艦長さん…


まるで、映画のワンシーンのようでした


そして、



からっとくんもお見送りに(笑)






「寒い…」


しか言葉が出ない中、震えながら立っていると、


一般公開の時にお話しした、立入検査隊員さんが、


こちらに気づいて敬礼してくれたり、


VLSのところでお話した電測さんが、


こちらに気づいて、手を振ってくれたのがうれしかったです


気持ち、寒さを忘れることができたかな?(笑)


そうしているうちに、出港ラッパが鳴りました。





ゆっくりと、みょうこうが岸壁から離れます。


以前、練習艦かしまの艦長がガタルカナルで、実習幹部たちに、


「出港の美学」


ということについて、語られたということを、FMでお話させて頂きました。


そして先日、この時実習幹部だった三尉さんと、お話をする機会があったので、


「出港の美学ということについて、お話を聞かれたでしょう?どんなお話だったのですか?」


と質問したところ、


「出港の時は長く港付近にとどまるものではなく、速やかに離れていくこと、と仰っていました」


とお話してくれました。


この日のみょうこうの出港は、


岸壁から離れる時はとってもゆっくりとしていて、


まるで、離れがたいようなそんな感じでしたが、


一旦、岸壁を離れると、急速に艦足が速くなり、


離れがたい気持ちを断ち切るように、去って行ったように感じました。





帽振れ、汽笛も出港ならではの素敵な光景ですが、


去りゆく艦影を見送りながら、出港を美学を感じるのも、また一興ではないでしょうか。




みょうこうの皆さま、寒い中、広報本当にお疲れ様でした。


素晴らしい時間を過ごさせて下さって、本当にありがとうございます