青森旅行二日目の午後は、弘前の喫茶店でアップルパイとコーヒーを頂いてから弘前城見学へ。石垣の修復工事のため、現在、天守は有名なあの場所ではなく、内側のほうに移動しています。これを曳家というのですね。知りませんでした。知らないことばかりです、私。そのため、このブログを書くにもいちいち調べております。それでも間違ったことを書いているかもしれません。書こうと思うと、なんとなくわかったつもりになっていたことも、ぜんぜん言葉にならないことに気が付きます。楽しく聞いていたことも、楽しかった、の記憶ばかりで、大切な内容をぽかーんと忘れていることに気が付きます。細かなことをたくさんわかっていないと簡単なことさえ紹介できないことに気が付きます。記憶することをもう少し大事にしようと思い始めております。
そんなわけで、天守の中では油圧式についてお勉強。なぜ油圧式かももう定かではないのでした。確か、曳家工事をするのに油圧式ジャッキを使ったという話だったはず。油圧式ジャッキを使って天守を持ち上げたのではなかったかな。そして、以前にも、夫に油圧式とは何かを教えてもらったのに(油圧式エレベーターという言葉を見たときに)、ここでも再度聞かねばならないのでした。そして、いまもまた、尋ねなければいけない気がするのでした。ほんとにあきれた記憶力です。さすがに今回は聞けないので、こっそり調べます(調べれば、そうだよそうだったよ、と思えるくらいには学んで?います)。
朝は、森にいて、しとしと雨も降っていたのに、いまはすっかり晴れて、弘前は素晴らしい光なのでした。そうそう、弘前城へ来る前に、大正浪漫喫茶室で、「弘前に来るまでに何をしていたか」という話になりました。ふと、午前中に何をしたかの記憶がないことに気が付く二人なのでした。じゃあ昨日は何をした?と言うと、これまた二人ともまっっったく思い出せないのでした。これを読んでくださってる方は、青森旅行1,2,3(アホにならなくていいですよ)と読んできてくださっている……かもしれないので、とても明らかにお思いでしょうけれど、そのときの夫と私は、前日のことを、その日の午前中のことを、そこにまるで白い巨大なコンクリートがドーンと横たわっているかのように、何も思い出せないのでした。そのコンクリートの端っこから出ているあの金属の棒や粘土を崩したような白い塊をほぐして柔らかくしていくうちに、固まっていた記憶が柔らかくなって徐々に徐々に昨日のこと、今朝のことがよみがえってくるのでした。一度にいろんなことをして、いろんな刺激を受けると、こんなふうになるのですね!驚きです。
話がそれました。弘前城はそんなわけで、とても気持ち良く散策できました。光が良かったので、空やそれを映す水や木々の緑の、色が濃く、それでいて、どぎつくもなく、誰かのほほえみの中に漂っているような気分。
レンタカーを返してから、ホテルにチェックインをして、弘前駅のみどりの窓口へ。私の立てた計画によると翌日に乗る予定になっているリゾートしらかみ。チケットを買っておいたほうがいいよね、ということで。ご存知の方は、いえ、ご存知でなくても、ここで、おや?となるのではないでしょうか?まさかいまからチケットを買うわけじゃないよね?と。そのまさかなのでございます。平日だったとはいえ、もちろん明日のチケットなど、とっくの豆腐に完売しているのでございました。青森旅行二度目の泣き。あの青い空と青い海の縁をプワァッーとカーブしながら走っていく、あの素晴らしい眺めの電車に乗れないって⁉︎それでまさか、なんの眺望もない山の中のトンネルばかりを行く電車に乗るしかないって⁉︎(勝手な想像)
落ち着いて聞いてみると、リゾートしらかみでなくても、普通の各駅停車が同じ線路を走るのですって。ほーっと安堵。したものの、その各駅だと深浦というところで乗り継ぎをしなければならず、その乗り継ぎでは1時間以上待たなければいけないと駅員さん。バスの時間もあるし、ちゃんと計画立てたほうがいいですよ、と駅員さん。ですよね、ヘコむミオさん。とりあえずドトールで作戦会議だ。ガイドブックを広げ、携帯をいじりながら眉間に皺を寄せて翌日の計画を立てる二人なのでした。
弘前城。向こうに岩木山が見えます。
蓮池が好きです。特に枯れている蓮池が好きです。描けないけど、油絵を描いてみたくなる。きっと良い絵になるはず。先越さないでくださいね、いつか描くんだから。30年後くらいかな。
こういう動物、いるなぁ、と思いました。
なんだろう、馬?キリン?
翌日の予定も決まったので、チケットも購入。ほっとして地元の居酒屋さんへ。
りんごのグラタン的なメニュー。
みどりの窓口の人は駅員さんではないですよね、よく考えたら。
そんなわけで、天守の中では油圧式についてお勉強。なぜ油圧式かももう定かではないのでした。確か、曳家工事をするのに油圧式ジャッキを使ったという話だったはず。油圧式ジャッキを使って天守を持ち上げたのではなかったかな。そして、以前にも、夫に油圧式とは何かを教えてもらったのに(油圧式エレベーターという言葉を見たときに)、ここでも再度聞かねばならないのでした。そして、いまもまた、尋ねなければいけない気がするのでした。ほんとにあきれた記憶力です。さすがに今回は聞けないので、こっそり調べます(調べれば、そうだよそうだったよ、と思えるくらいには学んで?います)。
朝は、森にいて、しとしと雨も降っていたのに、いまはすっかり晴れて、弘前は素晴らしい光なのでした。そうそう、弘前城へ来る前に、大正浪漫喫茶室で、「弘前に来るまでに何をしていたか」という話になりました。ふと、午前中に何をしたかの記憶がないことに気が付く二人なのでした。じゃあ昨日は何をした?と言うと、これまた二人ともまっっったく思い出せないのでした。これを読んでくださってる方は、青森旅行1,2,3(アホにならなくていいですよ)と読んできてくださっている……かもしれないので、とても明らかにお思いでしょうけれど、そのときの夫と私は、前日のことを、その日の午前中のことを、そこにまるで白い巨大なコンクリートがドーンと横たわっているかのように、何も思い出せないのでした。そのコンクリートの端っこから出ているあの金属の棒や粘土を崩したような白い塊をほぐして柔らかくしていくうちに、固まっていた記憶が柔らかくなって徐々に徐々に昨日のこと、今朝のことがよみがえってくるのでした。一度にいろんなことをして、いろんな刺激を受けると、こんなふうになるのですね!驚きです。
話がそれました。弘前城はそんなわけで、とても気持ち良く散策できました。光が良かったので、空やそれを映す水や木々の緑の、色が濃く、それでいて、どぎつくもなく、誰かのほほえみの中に漂っているような気分。
レンタカーを返してから、ホテルにチェックインをして、弘前駅のみどりの窓口へ。私の立てた計画によると翌日に乗る予定になっているリゾートしらかみ。チケットを買っておいたほうがいいよね、ということで。ご存知の方は、いえ、ご存知でなくても、ここで、おや?となるのではないでしょうか?まさかいまからチケットを買うわけじゃないよね?と。そのまさかなのでございます。平日だったとはいえ、もちろん明日のチケットなど、とっくの豆腐に完売しているのでございました。青森旅行二度目の泣き。あの青い空と青い海の縁をプワァッーとカーブしながら走っていく、あの素晴らしい眺めの電車に乗れないって⁉︎それでまさか、なんの眺望もない山の中のトンネルばかりを行く電車に乗るしかないって⁉︎(勝手な想像)
落ち着いて聞いてみると、リゾートしらかみでなくても、普通の各駅停車が同じ線路を走るのですって。ほーっと安堵。したものの、その各駅だと深浦というところで乗り継ぎをしなければならず、その乗り継ぎでは1時間以上待たなければいけないと駅員さん。バスの時間もあるし、ちゃんと計画立てたほうがいいですよ、と駅員さん。ですよね、ヘコむミオさん。とりあえずドトールで作戦会議だ。ガイドブックを広げ、携帯をいじりながら眉間に皺を寄せて翌日の計画を立てる二人なのでした。
弘前城。向こうに岩木山が見えます。
蓮池が好きです。特に枯れている蓮池が好きです。描けないけど、油絵を描いてみたくなる。きっと良い絵になるはず。先越さないでくださいね、いつか描くんだから。30年後くらいかな。
こういう動物、いるなぁ、と思いました。
なんだろう、馬?キリン?
翌日の予定も決まったので、チケットも購入。ほっとして地元の居酒屋さんへ。
りんごのグラタン的なメニュー。
みどりの窓口の人は駅員さんではないですよね、よく考えたら。
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