アカデミックスキルについての本を読んで
プレゼンテーションでは
自分が言いたいことを言うのではなく、相手が聞きたいことを言うのだという。
それはとてももっともなことだと思い、詩も、もしかしてそうなのかな、と思ったけれど。
少しして、詩は、むしろ自分が言いたいことをいかにして読ませるか、のほうなのではないかと思った。
他人にとってはつまらないこと、
でもわたしにとってはとてもおもしろいこと、
たとえば、体の不調さえ自分のアイデンティティになろうとすること、それをモザイクのように感じていること。そう気づいたときの充実した感触。
わたしにとっておもしろいことは、恐らく他人にとっては他愛のないことばかり。でもそれらが何よりも大きな人生の不思議であり、わたしが人間であることの意味でもあるような気がしてくる。
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