懐かしい街

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末年始いかがお過ごしでしょうか？

私は夫の実家のある高知に帰省しておりました。
帰省の文字を入力しようとして、寄生になってしまい、
確かに……。
おいしいものをたくさん食べて来ました。
カツオの塩たたき、皿鉢（さわち）料理。おせち。
家にいると（外でも）食べてばかり……。

少しは運動しないと、ということで、散歩も心がけます。
三十日、夫は前日、この日と続けて高校時代の仲間の忘年会、飲み会があって、爆睡中。
私は一人で近所を散策に出かけました。
「迷いなよー（迷わないでね）」とお義母さんに声をかけられながら。
以前近所のスーパーに行ってなかなか帰ってこなかった嫁。
帰りに違う道を通ってみようと思って迷ってしまったのでした。

東京ではいまはあまり見かけませんが、
地方では道路に沿って水路を通している場所がたくさんあって
（東京でも水路はたくさんあるけれどふさがれているのですよねきっと）
危ないとは思うのですが、なかなか雰囲気があります。
そしてなんといっても空が広い。路面電車も良い感じです。
家の近所は住宅地で狭い道がくねくねしていて（それで迷ってしまう）
山（というか小高い丘？）の斜面に建っている家々
（庭で鶏を飼っていたり、蜜柑などの木が植わっている）
の間を上がっていく道は、その先はどんな世界なんだろうとワクワク
とても懐かしい感じがします。
線路沿いに生えているススキは夕暮れ、金色に光り
草のシルエットが水路の水面に映っています。
静かな、懐かしい街……。

こんな日本に、という目標はたくさんあると思うのですが
「いつまでも郷愁の感じられる国であろう」という目標も
ぜひ盛り込んでほしいと切に願うのであります。

散歩の途中で撮った写真です。



いろんな色の葉っぱがここに溜まってなかなかカラフル