はるのよい 2013-05-24 00:05:49 | 詩のような・・ 過ごしやすさは 夜を二分する 寝静まり 若しくは 柔らかくいとなむ 三分目を考えた わけではないが 外へ出てみる 静けさの中 遠巻きに聞こえる 雑踏の微かな雑音 幻想のような 探しあてられぬ 窓辺のささやき 深呼吸をする そんなこと意識 させられながら 心地好い 春の宵 風はそよ風 温もりと 穏やかな香りを運ぶ 春の宵 羽化した命は まだ 息をひそめて 眠っている 新しき 春の宵