愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

休日オペラシリーズ

2011-12-05 | 好きなもの
オペラを見に行きました。今年最後のオペラ鑑賞になります。
実は、今週は風邪をひいてしまって行けるかどうかわかりませんでした。
どうやら先週の岡山遠征で感染したようです。
風邪であろうが何であろうが行けるには行けますがマナーというのがあります。
風邪の症状でホールに入場するのは、周囲に不快感を与えてしまいますからね。
しかし、今回はチケットも二人分用意しているので何としても行きたい。
12千円X2を無駄にするのはもったいないですし。
なんとか前日までに鼻水も止まり咳も我慢できるまで治ったので行くことにしました。
(今日のホールは風邪気味の人が多いようでしたね)


今日のホール。滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール。

滋賀県大津市の琵琶湖の湖岸にあります。

モーツァルト歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(全二幕、イタリア語上演)
 演出:カロリーネ・グルーバー 指揮:沢尻竜典 管弦楽:トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ 

二期会オペラの関西公演です。キャストも二期会の主力歌手ですので期待大です。
「女あるところ その男あらわる」。コピーがいいですねえ。
えーと、何人だったかな。2000人もの女をたぶらかし、関係を持っては捨てるのを
生き甲斐とする史上最強のすけこまし「ドン・ジョヴァンニ」の物語です。
フランス語では「ドン・ジュアン」、スペイン語では「ドン・ファン」ですね。


びわ湖ホールは関西屈指のオペラハウスです。
今日はいい席に座りました。ステージ全体を見渡せるポジションです。
画像は上演前です。絵は竪琴を持っているのでオルフェでしょうか。
でも女ですね。オデュッセイアの絵ですかね。カリプソか?

始まります。客席の照明が落ちる。ん?ピットの明かりも消えた。真っ暗だ。序曲は始まらない。
嵐の雷鳴が轟く。薄明かりの中世のお屋敷。一人の男がいる。レポレロだろう。
扉を叩く音が。嵐を逃れてきた現代風のミニスカートの女とアーガイルのセーターの男が入ってくる。
ここから、序曲が演奏される。レポレロは二人を食事などでもてなす。
この二人はツェルリーナとマゼットである。今回の演出では最初に登場する。
(以下略)

いやあ、今日は最初から驚きぱなしでした。おもしろかったですよ。
オペラでは時代設定を変えるというのはよくありますが、今回はごちゃまぜになってるんでしょうね。
衣装がツェルリーナ、ドンナ・アンナ、ドンナ・エルヴィーラ、みんな時代が違う。
ドン・ジョヴァンニは時代を超越した存在ということでしょうか。
また、たくさんあるドアとかのセットにやたらと4桁の数字が付いています。(双眼鏡がないと見えませんが)
マゼットがジョヴァンニに撃ち殺すために持ち出してきたピストルや猟銃にも数字の書かれた札が
ぶら下がっていたりします。おそらく、これは年号でしょう。この年号には何の意味があるのか?
そもそもなんで部屋が傾いているのか、いくつも重なり合っている部屋はなんだ、アンサンブルはなんで白いんだ?
あとから謎解きをするのがおもしろいですね。もう一度見たいです。

3人のソプラノをはじめ、歌手は期待以上の歌を聴かせてくれました。
女性はどんどん脱いじゃってくれて谷間全開でしたし、視覚的にも楽しめました。
私が好きなツェルリーナもピンクのミニスカートで可愛らしいし、
途中からはスリップ(キャミソールって言うの?)1枚になってくれるし、
双眼鏡なんていらない席に関わらずフル活用させてもらいました。
満足度100。

今日の1曲。

ツェルリーナはとことん可愛くなくてはいけません。
このツェルリーナは可愛いですねえ。もう1曲。

「薬の歌」と呼ばれてる歌ですね。「ぶってよマゼット」はyoutubeになかったです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 休日シリーズ | トップ | ファミリーコンサート東海公演 »

コメントを投稿

好きなもの」カテゴリの最新記事