愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

東京遠征のおもひで

2015-07-27 | コンサート
そろそろ書かなあかんな。

7月20日(祝)。

のぞみのほうが快適なんだけどね。なぜか、飛行機にさせられた。
今日は関空から出発。うちからだと伊丹も関空も所要時間は同じなんだ。

東京到着後はすぐに上野に移動。上野公園を見て回ったあとで、
練馬で開催される神崎ゆう子お姉さんの「オーケストラといっしょ」の予定でした。
しかし、上野のあまりの暑さにまいってしまって、チケットも未購入だったこともあり練馬はキャンセル。
早めにミュージカルの会場がある北千住に行くことにしました。

画像は北千住駅前の丸井。この上にシアター1010があるんだよ。
北千住は若い頃にわけありでよく通ってた町なんだ。20年ぶりくらいだけど賑やかになったね。
前は駅前のこんなデッキとかはなかった。駅のルミネは前からあったけど丸井はなかったわ。
見るのは夜公演でまだ時間があるけど、初めてのところなので下見のために上がってみます。

ちょうどマチネーが終わったところでして、中に入ってずらりと並んだお花などを見ていると、
観劇を終えたしょうゆび組に声を掛けられました。おるわおるわ、いつものメンバー。
みなさん、夜公演も続けて見るそうです。あとでも情報交換はできるでしょうから、私は今すぐ着替えたいのでホテルへ。

劇場のすぐそばのホテルにしました。昔は北千住にはきれいなホテルはなかったね。
値段はそんなに高くないのに、シティホテル並みのお部屋でした。マッサージチェアがあるわ。
シアター1010観劇の際の宿泊にはお勧めします。ココグラン北千住というところ。

それにしても今日は暑かった。私は夏でもジャケットは着るから余計に暑い。
余分の着替えを持ってきてよかったわ。シャワーでさっぱりしたあと劇場へ。
本日の劇場、シアター1010。2013年にミュージカル「王様と私」をやったところだね。

ミュージカル座「ひめゆり」
前にも書いたけど、今年は終戦70周年で戦争をテーマとする映画やテレビドラマなどの企画も多いそうです。
ミュージカルファンだけでなく、様々な思いを胸にして観劇しようという方々も多いのではないでしょうか。
また、劇団創立20周年ということで、今回の上演は演劇界からも注目されていることでしょう。

ひめゆり学徒隊の物語。太平洋戦争末期の沖縄戦の悲劇として語り継がれていますね。
日本人として知っておくべき歴史なんで、今回にあたっては私は特に予習などもしておりません。


感想がうまくまとまらないので書けないわ。

オペラのようにセリフも含め全編歌で進められる形式のミュージカル。レミゼみたいなのがそうだね。私はフルオーケストラで演奏するようなクラシックなミュージカルが好みなんで、どちらかといえば自分の肌にあわないような感じのミュージカルだったけど、ミュージカルとしては非常にクオリティの高い作品であると感じました。何と言いますか、舞台に引き込まれた。主要キャストの熱演ってのもあるが、ストーリー展開のテンポが非常によくメリハリがきいていてだらけるところがない。セリフ(歌ってるけど)や歌詞が音楽にぴったり合っていて聞きづらいってとこがなくて耳にすんなり入ってくる。ミュージカルは音楽付きの演劇だから、伝えたいことは観客にすべて伝えないといけない。ここは重要だよ。翻訳ミュージカルだと音楽と歌詞が合ってなくて何を歌ってるのかわからんということがよくあるんだけど、それがまったくなかった。
(舞台を見た人しかわかりませんが)
最後のほうで、先に死んでいった同級生、兵士、婦長とモンタージュ的に登場させ、それぞれのモチーフを使って歌うシーンが非常に効果的であった。観客を泣かしにかかっているのが見え見えなんだけどね。私としてはこういうのは大好きだよ。ここでほとんどの観客は涙腺崩壊寸前になっているに、このあと、すっぱだか三人組を登場させなければならなかったのが惜しかったなあ。一気にフィナーレのアンサンブルコーラスに畳み掛けて欲しいところでありましたが、ストーリーの展開上、仕方ないでしょうな。

戦時下をテーマとした作品は極端に偏向した見方で描かれる傾向があるから私はちょっと苦手って書きましたよね。実際、最近ではいわゆる従軍慰安婦の強制連行が捏造であったということが明らかになったでしょ。このように特定の考え方に基づいて物語が作られることがあったりする。フィクションであっても、そんなのにしょうこちゃんが加担させられるのはどうかなと思ったりしてたわけですよ。2回観劇したんでほとんどすべて記憶してしまいしたが、ほぼ史実に基づいたストーリーであっただろうと思います。壕内の換気のシーンや飯上げの恐怖なんかは生存者の証言によるものでしょう。私も読んだような記憶があるよ。いちばんショッキングだった鬼軍曹が泣き止まぬ赤子の首をへし折るシーンも沖縄戦の悲劇としてよく知られているエピソードなので、実際にあったことなんでしょう。(ただし、敵から逃れるために赤子を殺めるという話は古くは元寇のときからある都市伝説的なプロットでもあるため創作なのかもしれない。)この作品は軍国主義がもたらした悲劇を伝えることがテーマとなっている。しかし、ただ単に、軍国主義=悪というような考え方の一方的押し付けではなく観客には考えるためのさまざまな材料を提示しているところで、よくあるつまらない反戦作品とは一線を隔していると思う。軍国主義日本の権化のように描かれていた鬼軍曹にも、その考えに至る背景というべきものが歌で説明されていたところもまたその一例だろう。

感想はそのうち書くよ。
ミュージカル女優としてのはいだしょうこさんの評価が上がることは間違いないでしょう。もしかしたら、ミュージカルのなんとかというランキングに今年の主演女優としてランキングされるかもしれないね。しょうこちゃんが「生きている」を半分泣きながら歌うところがあるんだけど、本気で泣いているんだよね。おじさんはこんなの弱いんだよ。演技だから本当は泣いちゃいけないんだけどね。


グッズコーナーにはパンフとTシャツ。沖縄戦の資料も置いてありました。
画像のスタッフが着ているのがひめゆりTシャツ。3色あります。

ひめゆり隊の肩掛けかばんがデザインされています。(Tシャツ画像はぐんまちゃん提供)

背中には、はいだしょうこさんのイラスト。沖縄のシーサーです。すぐにわかったのは初めてかもしれない。

出待ちの光景(画像なし)。
いい舞台を見たあとって、私はしばらくその場で余韻に浸りたいってのがあるんだけど。劇場スタッフは早く追い出したいのか、誘導されるままエレベーターでビルの外へ。そこには、ぐん○ちゃんがいた。「泊まりなら一緒に出待ちをしましょう」ということで一緒に。恥ずかしいから出待ちはしたくないんだけどな。今日は商業ビルの中の劇場なので楽屋口というのがない。従業員通用口と商品搬入口があって、どっちから出てくるのかわからないとのこと。両方が見えるところに立って待ちます。出てくるのはだいたい終演60分から90分後くらいになるそうです。私を含め計6人。日中はくそほど暑かったのに、夜になるといい風が吹いていてけっこう心地よい。今日は、ぐん○とあいさんがいるので話し相手には困りません。にこさんは昼公演だけだったみたい。どのくらい待ったか忘れましたが、しょうこちゃんが出てきた。夏の格好です。それしか憶えてません。マスクはしてたね。いつもの二人はしょうこちゃんに積極的に話しかけてますが、私は後ろで見ているだけで満足です。そしたらですね。私のバッグにジャラジャラ付けてるバッジを見つけ「あっ、バッジ!」と、しょうこちゃんのほうから話しかけてくれました。ありがたいことです。握手もしてもらいましたよ。しょうこちゃんは明日の千秋楽があるので、北千住に宿泊のようです。どうやら、私と同じところだったみたいです。

しょうこグッズのジャラジャラ。どっから見てもコアなファンに見えるね。抜群の効果を発揮してくれた。

7月21日(火)。千秋楽。
13時開演なんだけど、11時にはホテルをチェックアウトで追い出される。劇場の入口前にロビーみたいなところがあったのでそこで時間をつぶせばええかな。1階からエレベーターに乗ったら、そこには、ぐん○ちゃんがいた。なにやら、地階で食料を調達してきたところだそうだ。私はホテルで朝食をたらふく食べてしまったので昼食もいらないくらいだけどね。ロビーで一緒に開場待ちをすることに。

スノウの朝めし。てんこもり。食べ盛りだから。誰にも止められない。

ぐん○の朝めし。横で見てたから知ってるけど、これ一部だからね。地階で物産展をやってたそうだ。そしたら、しょうこちゃんがそこでおにぎりを買ってたんだって。ファミリーコンサートの「あいうえおにぎり」で「私は朝、おにぎりを食べました」ってのがあるけど、ネタじゃなかったことが判明したわけだ。

開場。この日は、女子高生の団体も芸術観賞の授業で観劇に来てました。


幸子先生からのお花。千秋楽にはご両親様もご観劇にお見えでした。

終演。カーテンコールはスタンディングオベーションになりました。先にお伝えしましたが、しょうこちゃん大泣きでしたね。ブログでも、「特別な作品」としているように、個人で沖縄にひめゆりの勉強に赴いておられますし、今回の舞台では手応えというか達成感もあったのでしょう。それが評価されて、感極まったということでしょうね。カーテンコールはいいよねえ。うちらファンもしょうこちゃんのこんな姿を見れて毎回嬉しいんだわ。

少女たちを戦場に向かわせたもの。軍国主義の風潮による愛国心というものだけだったのだろうか。国(日本)のためというよりも、自分たちが生まれ育ったふるさとを守りたいという気持ち、それは誰もが持つ自分たちのアイデンティティである。そして人のために役立ちたいという純粋な少女たちの思いからであったのだろうと思う。

(※まだ未完成なんで、書き換えるつもりです。)
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